◎CHICKEN SKIN - MUSIC CLUB◎コミュのＪｕｄｅｅＳｉｌｌ【アメリカ/Judee Sill】（桜桃、）

ジャンルは、たぶん「フォーク」になるのでしょう。

わたくしは、ナゼか図書館で、「その一枚」に会ってしまうことが、多いようです。

手にとったのは、たしか、2002年の、冬だったか、
千葉市立図書館の貸出ＣＤの棚からでした。

眼鏡をかけた、鼻の高い、女性の横顔のジャケットで、
それは、特にどうということもない、
普通の写真の、
普通のデザインでしたが、

もしかしたら、
天使のキスは、

とてつもなく美しい色や光輪などをしょわずに
ごくありふれた姿で
いつでも
なにげなくわたくしたちの目の前に
あるものなのかもしれません。

それが本当に必要なときにだけ
それがそうなのだ　と気づくことができるように。

鳥になってどこかへ飛んでゆきたい　と願うほど
そのときのわたくしは疲れていたわけではないけれど

その歌を聞いて、
わたくしの肌から、目に見えぬ羽根が、生えました。

誰でもいつでも飛べるのだ
そのための風は　いつでも吹いているのだ

とその声は歌っていました。

解説を読みました。
もし「女ののど自慢」に出たら満場一致で「Ａ賞」間違いなし
というくらいの人生でした。

♪
海の上の銀色の優しい天使たち
どうか
わたしのもとに
舞い降りて
連れて行ってください

解説によると、
Judee とゆう名前は、彼女が幼い頃、
自分で、つづりを、
Judy　から　Judee　に、変えたのだそうです。
「風」を意識して　だそうです。
まったくコノヒトも真性オトメです。

いつも、コノヒトは、どこかをさまよってる気がします、
そして、ときおり、疲れたわたくしをだきしめにきてくれて、
キスを、ひとつ、くれて、
また、すぐ、どこかに、いってしまう、そんな、ひとです。

コメント(6)

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[1] mixiユーザー 03月02日 12:40

サイケ～ACIDコレクターの間で、
アナログ盤が５ケタで取引されていたこともある。

CDも再発されては消え、また再発し。

それが図書館にあったのが驚き。

よく手にとったと思う。

[2] mixiユーザー 03月02日 17:00

ハナヲおにいさま
ハハハ。
そうゆうふうにも売れるんですねえ、音楽とゆうのは。

図書館とゆうところは意外と。司書の方の趣味なのかな。
マリーザ・モンチやトム・ウエイツやキャロル・キングにも、
わたくしは図書館で出会いました。

[3] mixiユーザー 03月02日 19:57

男子的なオタクな奥の細道志向が、
当時、アナログ時代には日本で誰も知らなかった、
JUDEE SILL、KAREN DALTON、JOHN FAHEYなんかの、
リアルタイムから数十年後のCD時代の日本デビューを支えている。

じゃないと、
メジャーと王道ばっかになるからね。
評論、研究する人は必要だね。

多数決じゃないから。
すべてを知ることはできないが、
どうせわからないから、
ってゆうのは嘘つき。仙人じゃあるまいし。

あたふたしたいもんです、人生は。

そうじゃない人は、
神かスターになってるワケだから。

[4] mixiユーザー 03月02日 20:57

歴史の読み替えはだいじだ。

ミケランジェロ、レオナルドだけだった日本。

ラファエッロ、カラヴァッジオ、ボッティチェルリ、
そんなのは美術史家がいなかったら誰も知らない。

ROCKも、
リアルタイムのオヤジ世代は、
ビートルズ、ストーンズ、知っててキンクス。
THEM、THE WHO、SMALL FACES、SPENCER DAVIS GROUPとかは、
レコードマニア世代以降の４０代以下のほうが知ってる。

[5] mixiユーザー 03月04日 21:02

>評論、研究する人は必要だね。
本当ですねえ。

[6] mixiユーザー 03月05日 10:09

そうだよねえ。知識とか情報をセ－ブしなきゃ生活や表現が出来ないようじゃ、自分が弱すぎ。自称ナチュラリスト、自称ア－ティストの食わせ者がそんなです。

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