台湾立法院選挙 国民党が圧勝
台湾の立法院選挙は１２日に投票が行われ、即日開票されました。中央選挙委員会の最終発表によりますと、定員１１３議席のうち、各党の議席獲得数は、▽野党・国民党が８１議席、▽与党・民進党が２７議席、▽その他が５議席で、国民党が圧勝しました。
これを受けて、国民党は勝利宣言を行い、３月の総統選挙に立候補する馬英九氏は「改革のときが来た。人民がわれわれにその権利を与えてくれた。総統選挙でも勝利したい」と述べました。
一方、民進党の主席を兼任していた陳水扁総統も記者会見し、「党の創立以来、最大の惨敗であり、責任をとって即日、主席を辞任する」と表明しました。
今回の選挙は、身近な政策に加えて、２期８年間続く民進党の陳水扁政権の中国との対決路線や経済面などでの実績がどのように評価されるのかが大きな焦点でしたが、有権者は不信任を突きつけた形となりました。
歴史的な敗北を喫した与党・民進党は、３月の総統選挙に向けて選挙戦略の見直しを迫られることになりそうです。
1月13日 0時2分
台湾の立法院選挙は１２日に投票が行われ、即日開票されました。中央選挙委員会の最終発表によりますと、定員１１３議席のうち、各党の議席獲得数は、▽野党・国民党が８１議席、▽与党・民進党が２７議席、▽その他が５議席で、国民党が圧勝しました。
これを受けて、国民党は勝利宣言を行い、３月の総統選挙に立候補する馬英九氏は「改革のときが来た。人民がわれわれにその権利を与えてくれた。総統選挙でも勝利したい」と述べました。
一方、民進党の主席を兼任していた陳水扁総統も記者会見し、「党の創立以来、最大の惨敗であり、責任をとって即日、主席を辞任する」と表明しました。
今回の選挙は、身近な政策に加えて、２期８年間続く民進党の陳水扁政権の中国との対決路線や経済面などでの実績がどのように評価されるのかが大きな焦点でしたが、有権者は不信任を突きつけた形となりました。
歴史的な敗北を喫した与党・民進党は、３月の総統選挙に向けて選挙戦略の見直しを迫られることになりそうです。
1月13日 0時2分
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