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日印交流年07 Fes of Indiaコミュの[ラジオ] インド往還半世紀

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「インド往還半世紀」 東京大学名誉教授 辛島昇

6/6 28時 インド往還半世紀(1)
6/7 28時 インド往還半世紀(2)

東京大学名誉教授が、長年何度もインド、日本を往来し、インドの生活等を語るそうです。

NHKのラジオ深夜便(NHKラジオ第一23:20〜、25時〜はNHK-FMでも放送)内で放送時間が7日,8日の午前4時過ぎから5時前までと聴きづらい時間ですが…。
NHKが出してるステラというTV雑誌に載っていました。

http://www.nhk.or.jp/radiodir/pro/shinya.html


辛島昇 氏

略 歴
現職 : 大正大学 教授
主要職歴 : 1964年 東京大学文学部 (東洋史学研究室)助手 (至1967年9月)
1967年 東京外国語大学 (アジアアフリカ言語文化研究所) 専任講師
1971年 同 助教授
1974年 東京大学文学部(東洋史学)助教授
1981年 同 教授

1994年 大正大学文学部教授(国際文化学科)(至現在)
東京大学名誉教授
1995年 放送大学客員教授(至現在)
1995年 コロンボ大学客員教授(至1996年3月)


主な著書・論文 1. 「インドの顔」(生活の世界歴史5)共著〔河出書房新社1975〕
  2. 「インド入門」編著〔東京大学出版会1977〕
  3. South Indian History and Society: Studies from Inscriptions AD 850-1800
〔Oxford University Press, New Delhi 1984〕
  4. 「インド世界の歴史像」(民族の世界史7)編著〔山川出版社1985〕
  5. 「南アジア」(地域からの世界史5)〔朝日新聞社1992〕
  6. Towards a New Formation: South Indian Society Under Vijayanagar Rule
〔Oxford University Press, New Delhi 1992〕
  7. 「インド」(読んで旅する世界の歴史と文化)監修〔新潮社1992〕
  8. 「ドラヴィダの世界―インド入門?」編著〔東京大学出版会1994〕
  9. 「南アジアの歴史と文化」〔放送大学教育振興会1996〕
  10. Kingship in Indian History, Editor〔Manohar, New Delhi 1999〕
  11. 「南アジアの文化を学ぶ」〔放送大学教育振興会2000〕
  12. History and Society in South India: The Cholas to Vijayanagar
〔Oxford University Press, New Delhi 2001〕
  13. A Concordance of Nayakas: The Vijayanagar Inscriptions in South India
〔Oxford University Press, New Delhi 2002〕
  14. Ancient and Medieval Commercial Activities in the Indian Ocean: Testimony of Inscriptions and Ceramic-sherds: Report of the Taisho University Research Project 1997-2000, Editor〔Taisho University, Tokyo 2002〕

以上のほか、現在に至るまで論文著書多数
備考 : 1993年 文学博士(東京大学)
1995年 福岡アジア文化賞受賞
2003年 日本学士院賞受賞
 

  業績紹介
「南インド史研究の開発と発展に対する寄与」に対して

辛島昇氏は日本における南インド史研究の開拓者である。その南インド史研究の業績が、インドを含む世界の学会において高い評価を受けていることは、辛島氏が2003年度日本学士院賞を受賞している事実によって証明されている。

10世紀から17世紀の歴史研究における刻文資料の重要性に注目した辛島氏は、若き日、インド政府刻文史料編纂所に留学して刻文解読の研鑚にはげみ、インド人研究者とともに未出版の刻文資料を渉猟し、その厳密な読解の作業を行うとともに、その刻文研究に計数的手法を導入することによって、新しい歴史事実の解明に多大の貢献を行ってきた。その研究の成果がすべて英文によって発表され、いずれもオクスフォード大学出版局から刊行されているという事実は、同氏の研究業績の質の高さを物語るものといえよう。

このように辛島氏は第一級の国際的歴史学者であるが、同氏の他にみられない優れた点は、文献学者であると同時に、すぐれたフィールドワーカーでもあり、地域研究者としても高い評価を受けていることにある。東西交易における陶磁器の重要性に着目した辛島氏は、これまで注目されなかったインドにおける中国製陶磁器の共同調査を、インド人研究者とともに実施し、南および東南アジアの各地から、大量の中国陶磁器片を発見することに成功した。辛島氏はこの成功をもとに、古代・中世におけるインドと東南アジアとの関係の再検討に着手し、インドの研究者とともにインドおよび東南アジアの遺跡の広範囲にわたる調査を行っている。
辛島氏の刻文研究はまた単なる歴史事実の解明にとどまらず、インドの食文化において「総合調味料」として発達してきたカレーの研究にまで及び、その問題関心はきわめて広い。

辛島氏は日本における南インド史研究の開拓者であるばかりか、タミル語研究の先駆者でもあり、タミル語というわが国において前人未到の領域を開拓したことによっても高い評価を受けている。辛島氏は、このように文献研究に基礎を置いたフィールドワーカーとして、まことにすぐれた南アジア地域研究の開拓者である。紹介者:石井 米雄氏(神田外語大学学長)

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