ピースフロー・エッセンスコミュのユニバーサル　ルール２０／人間関係

２０．ＲＥＬＡＳＨＯＮＳＨＩＰＳ（人間関係）

人間関係はすべて「自分」と「自分の心」の関係　

　
　人間関係はすべて、自分自身を映す鏡です。どんな人との関係も、究極的には「自分」と「自分の心」との関係なのです。人生で出会う人はみんな、あなたが心を開き、パワーを取り戻すのを助けるために、あなたのもとにやってきた人たちです。あなた自身が、この人たちを引き寄せたのです。

　心から自分を愛し、自分を完璧だと思うことができ、自分に備わるパワーを感じられるなら、人間関係も平和で愛情あふれたものになります。

　「自分」と「自分の心」との関係とアーノルドは言っています。これは私の勝手な解釈なのですが、私が以前から提唱しているピースフロー・エッセンス風にいうと「本質と心（エゴ）」であり、『マスターの教え』風に言うと、「インナー・マインドとアウター・マインド」という風にいえるかもしれません。

　本質やインナー・マインドは、私たちがイメージしたもの、意識したものそのままを現実にあらわして、わたしたちに体験させてくれます。

　自動販売機に１２０円を入れて、たくさんのメニューの中から、冷たいオレンジジュースのボタンを押すと、自動販売機ではその通りその１２０円のオレンジジュースが出てきます。１５０円の熱いコーンポタージュスープが出てくることはほぼありません。

　私たちの人間関係もこれと同じです。自分自身のセルフイメージが高く、「完璧だ！」という気持ちが高ければ高いほど、人生そのものが完璧に楽しく充実した豊かなものとなり、人間関係にも完璧なほどまでに恵まれます。

　本質と心が織り成す世界は、極めてシンプルなのです。わざわざ難しくしているのは、自分自身。自分の心です。いい人を演じしすぎるあまり、断わることが出来ない、柵（しがらみ）をつくったのも自分です。
　逆を言えば、解いていくのも自分です。シンプルにしていけばシンプルにしていくほど、「物事や現象はシンプルなんだ」ということが理解できています。

　カルマカルマと修行好きな人は言っていますが、「リンゴを絞ったら、リンゴジュースになりました」というのが、カルマの法則です。そうなるべきことをしたから、そうなった、という話であり、それが悪いとか良いとかではありません。

　それに善悪、良し悪しの解釈をつけることが「レッテル張り」といわれるもので、「鏡の法則」どおりにそれを経験していくことになります。それは「意識を注いだものが拡大する」という法則であり、「受け取ることと与えることは一致する」ということであり、「原因と結果の法則」であり、「信念の法則」でもあるのです。

　いい人生を、楽しい人生を、豊かな人生を歩みたければ自らの「完璧さ」を見つめ、自分の本質は素晴らしく「完璧」なのだということを知り、それが自分自身なのだということを重ね合わせていけば、自然と目に見える世界もそのとおりになっていくということです。
　自分をあして、大切にして、高貴に扱うことは、とても大切です（＾＾）。

　そろそろこのユニバーサルルールも佳境に入ってきました。いよいよ明日で終了です。明日は、とってもみなさんが楽になるメッセージが用意されています。お楽しみに！