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備後の歴史を歩くコミュの大山祇神社の宝篋印塔について

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愛媛県 伊予一宮
大山祇神社の宝篋印塔について

大山祇神社の境内に三基の宝篋印塔が建てられており、三基とも国指定重要文化財である。現地案内板には次のように紹介されている。
「重要文化財 宝篋印塔(ほうきょういんとう) 鎌倉時代
時宗(じしゅう)の開祖一遍上人は河野通広の子として松山法厳寺で生まれ、三島水軍河野通信の孫に当たり、一遍上人絵伝に知られる通り大三島宮の参拝の折奉納したものです」


大山祇神社発行の「大三島詣で」には「愛媛県は全国でも石造文化財が多く残る地域として知られ、宝篋印塔も国指定文化財に定められているものが十余点にのぼるが、そのなかでも大型の優れた宝篋印塔である。三基のうち向かって左の塔には文保2年大工法橋念心の銘がある・・・もと本殿裏にあったが明治元年の神仏分離令により現在地に移動」とある。


一遍上人絵伝によると一遍上人が大山祇神社を参拝したのは、正応元年(1288)12月16日で、その翌年の正応2年(1289)8月23日に摂津兵庫津の観音堂で没した。三基共に文保2年に制作されたものとは限らないが、文保2年は1318年であるから案内板に書かれた一遍奉納説は疑わしくなる。

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