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ブレイブハートコミュの中世スコットランド史を研究!

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「BRAVE HERAT」に魅了されて、大学で中世スコットランド史を研究しちゃいました。(もちろんスコットランド独立戦争!!)

いろんな話ができたらいいなと思って参加させていただきました。

宜しくお願いします!!

コメント(19)

>豪傑さん
自分は「ブレイブハート」そのものを卒論にしちゃいました(笑)
本当は「ウィリアム・ウォレス」をメインにするつもりだったのですが、あまりにも文献が無さすぎて結局エドワード1世の治世がメインになりました。
史実をちゃんと知ってから映画を見ると、どこが違うのかとかわかってさらに楽しくなりますよ。
これからいろいろ話しましょう。

>ナッキーさん
『BRAVE HEART』って確かアカデミー賞とってるはずなのに、あまり知られてないような気がします。(自分の周りだけかな?)
是非みんなにオススメしていきましょう。
>ナッキーさん
アカデミー賞そこまでとってて、ここまで知られていない映画っていうのも珍しいですよね(汗)
まぁ内容がかなりマニアックで、結構グロテスクなシーンもあるからよっぽど好きじゃないと見ないのかも・・・
>豪傑さん
「スコットランド王国史話」、よく使ってましたよ〜
卒論の時に使った本の中からいくつか面白かったやつ紹介しますね

『スコットランド物語』 ナイジェル・トランター  杉本優 訳
『とびきり哀しいスコットランド史』 フランク・レンウィック  小林章夫 訳

「とびきり〜」の方は、堅苦しくなくて、読んでても結構楽しいですよ

スコットランドの本ってものすごく数が少ないんですよね
お陰で卒論の資料集めは相当苦労しました(泣)
集めた本の2/3はイギリス史のものでしたし

ちなみに・・・エドワード2世はバカでしたけど、父親のエドワード1世はイギリス史でもかなりの重要人物だと思います。
世界史の教科書に出てくる「模範議会」だけでなく、ウェールズを支配下においたり、いろんな事をやってますよ
エドワード1世といえば・・・「BRAVE HEART」でエドワード1世の役をやってた俳優さん、いい味だしてた気がするなぁ
リュックベッソンの『ジャンヌ・ダルク』でもジャンヌを裁く裁判官役だった気がする

日本文献って大変ですよね〜
日本史の授業で何度か見た事あるけど、同じ国の言葉とは思えなかった(笑)
はじめまして

私もビデオ発売されて即買って見て感動しました。
もう10年以上前になるんですね。
他にも好きな映画はたくさんありますが、ダントツの1位です。
当時周りに知らない人が多かったのでビデオを友達に貸して回ってブレイブハートファン仲間を拡大してました。

>ナッキーさん
確かアカデミー賞では他に音響編集とメーキャップ賞を受賞してましたね。作品、監督、撮影賞を合わせて5冠でしたね。

>BRAVEさん
私は卒論ではありませんが、ウィリアム・ウォレスとジョージワシントンをテーマにしたペーパー書いたことありますよ。確かにウォレスに関する文献が少なすぎて苦労しました。
卒論、がんばってくださいね。
>Jp21さん

卒論書いたのはもう3年も前なんです(汗)
これから宜しくお願いします。
>BRAVEさん
卒論書いたの3年前だったんですか・・・
てっきり今書いてるものと早とちりしてしまいました。

>ナッキーさん
日本アカデミーだと確か優秀作品と最優秀作品って分かれてて紛らわしいですよね。
まあそんな間違いもご愛嬌ってことで。
 スコッチおたくのハーバーセンターくんです。
 カナダおたくも兼ねてます。
 著名なカナダ人の中にはスコットランド生まれの者も多く、彼らの足跡を調査するためスコットランド旅行を計画したのですが、だんだんスコットランド史そのものに興味を持つようになりました。
「スコットランド歴史紀行」はこちら。
http://bluejays.ld.infoseek.co.jp/travel.htm

 スコットランドとカナダには、意外な関係があります。
 世界で最もゲール語の話者が最も多いのはカナダです。カナダのノバ・スコシア(新しいスコットランド)にはスコッチ系が多いのですが、そこは、カローデンの戦いの後スコットランドを追われた人々が移住してきた土地です。またスコットランド人はカローデンの戦いではイギリス軍のウォルフ将軍と戦いましたが、ケベックの戦いではウォルフの配下としてフランス軍と戦うことになります。彼はハイランド部隊について「彼らが何人死のうと大したことじゃない(No great mischief if they fall.)。隠れた敵の最大の利用法は、共通の目的のために有意義な死を遂げさせることだ」と語っていました。この戦いに勝利したウォルフは、英雄として祭り上げられることになります。1999年カナダでベストセラーとなったアリステア・マクラウドの小説“No Great Mischief”(邦題「彼方なる歌に耳を澄ませよ」)のタイトルはこれに由来していて、スコットランド人がカナダに移民するまでの歴史を綴っています。
カナダで有名になったスコットランド人には、初代首相ジョン・マクドナルド、北米大陸を初めて横断したアレクサンダー・マッケンジー、電話を発明したグレアム・ベル、国際標準時を考案したサンドフォード・フレミング、赤毛のアン作者ルーシー・モンゴメリーなどがいます。

 日本のスコットランド関係書籍は7にある通りで、絶対数が少なく、英語文献当たらないとダメでしょうね。
 この映画はやはりと言うか、ウォレスをかなり美化しています。彼は地主の子つまり平民で、初めは民兵を率いてローランドでゲリラ戦を挑んでいました。国王ジョン・ベイリャルが追放された戦いのとき、ほとんどの貴族はエドワード一世に臣従を誓っていたので、ウォレスの動きを黙殺していましたが、貴族の一人アンドリュー・モレーはハイランドで抵抗を続けており、モレー軍がウォレス軍に合流したことで騎兵(訓練されたプロ軍人)を手に入れたことから、彼は大規模な軍事作戦が可能になったのです。
 スターリング橋の戦いは民兵(素人)が騎士(プロ軍人)に勝利し、また歩兵中心で騎兵隊を破ったという意味でも戦史上重要です。この戦いに勝利して王国守護官となったウォレスは意外にも、かつてエドワードの傀儡であったヘタレのジョンの王権を主張していました。それは、彼が平民だったため王位に就くことはできないが、王位継承権のある貴族が多数いるので、彼らの王位就任を阻止してあくまでも王位を空位にしておき、王国守護官が牛耳る体制を維持する必要があったからでしょう。つまりウォレス自身はジョン王のために戦うと公言しており、国民の自由のための戦いなどでは決してないのです。己の権力欲のためでした。
 「民族国家」などという発想は19世紀以降のものであり、この時代に「スコットランド人」も「イングランド人」もまだ存在しません。「スコットランド軍」はゲール語、ケルト語、イングランド語を話す部隊に分かれ(ロバート一世はそれらの言語を話せた)、「イングランド軍」もイングランド人、ノルマン人、ウェールズ人、ブリトン人の部隊に分かれています。「スコットランド独立戦争」の呼称も、これ以降国境線が確定して、後世「スコットランド人」と「イングランド人」に分かれたという意味であって当時の通念ではなく、スコットランド国民党など民族派によるプロパガンダに過ぎません。ロバート・ブルースはエドワードから領地を与えられているのだから、彼と戦うことはあり得ず、お札の肖像にもなっている国民的英雄のロバートを悪役として描いたのは大胆なことでした。
 貴族たちは平民のウォレスによる支配を快く思わなかっただろうから、フォルカークの戦いではウォレス、スチュアート、コミンのそれぞれの部隊が、指揮官なしに個別に戦うことになりました。ウォレスの統率力もこれくらいが限度だったのです。コミンの部隊が逃亡したのは、スコットランドの実権を掌握するには戦力を温存することが重要であり、またウォレスの兵力を消耗させることも必要だったからです。だから映画で貴族がウォレスを見捨てたように描かれているのは、適切といえます。コミンがエドワードに内通していた(途中で逃げる約束をしていた)かどうかについては、根拠がありません。

 映画のなかでウォレスとイザベルが恋に落ちるシーンがありますが、1298年のフォルカークの戦いのとき彼女はまだ2歳なのであり得ません。イザベルは愛人のマーチ伯ロジャー・ド=モティマーと謀って夫エドワード二世を廃位(後に処刑)し、息子エドワード三世を即位させますが、エドワード三世は後にモティマーを処刑しイザベラを幽閉しました。
 史実からは大きくかけ離れたこの映画ですが、合戦シーンだけはやけにリアルで、フォルカークの戦いでスコットランド軍がロングボウ(長弓)に苦戦するところなどは忠実に描かれています。顔に迷彩しているのはおそらく誤りで、スコットランド先住民族のピクト人(「ピクト」の呼称は迷彩に由来する)がボディペインティングしていたことにちなんだのでしょう。
「戦略論」コミュで、スコットランド独立戦争における戦術について述べてあります。

・スコットランド独立戦争
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12252141&comm_id=348024&page=all
ハーバーセンターくん様。


とても勉強になりました。本当にお詳しいようで、為になりました。ありがとうございます。

私見を申しますと、BraveHeart様が申します通り、僕もイングランド嫌いになりました。イギリスに侵略(どちらが悪いではなく、そのエリアに踏み込んだという意味で。)されたのはスコットランドだけじゃないですからね。

この時代スコットランドからみればイギリスは悪者、フランスからみても悪者。ただ、それはあくまで一方的な物の見方でしかないですね。元々ガリア戦記の時代からケルトはローマとの外交問題上の対立や、部族間闘争は多々あったとされますし…。

どんな戦争でも歴史でも、個人的な人付き合いでも、だいたいは「敵(国)が悪者」が常識になりますもんね。


>スコットランド軍がロングボウ(長弓)に苦戦するところ

そうですね!スコットランドの長槍対策に練られたともされる、この「長弓」が後々に百年戦争で大きな鍵となりますからね!一つの意味として戦術上での騎士の時代の終焉という意味での変革だと思います。

これからも大いに学ばせて頂きたく存じますm(__)m
タイムラインって言う映画も同じ時代に
なるんでしょうか???

勉強はまったくできない
わたくしですので
よくわかりません。
「スコットランド歴史紀行」は、プロバイダーの都合により下記に移転しました。
http://bluejays.web.fc2.com/

「イギリス」と言ってしまうとスコットランドも入ってしまうので、「イギリス嫌い」という表現はどうかと思います。「ブレイブハート」日本語版で、“England”が戸田奈津子氏の字幕で「イギリス」になっているのは、さすがに問題でしょう。
エドワード一世の侵略、クロムウェルによる蹂躙と、スコットランドもやられっぱなしの印象がありますが、今の英国王室はスチュワート家の末裔なんですよね。
ウォーレスとイザベラの恋愛は大好きなシーンでした。
しかし創作とわかってちょっとがっかり。
ありえないと思いつつ、でももしかしたら期待はしていたのですが。
残念。

二人が恋に落ちる瞬間、そしてイザベラが妊娠したおなかを
さすりながら幸せそうに歩いているところなどが
大好きでした。

でもあの初夜権の復活は史実ではなかったんですよね。
何かイギリスのイメージが必要以上に悪くなりそう。

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