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静かで美しい言葉コミュの美しい詩集。

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魅力的な唇のためには 優しい言葉を紡ぐこと
愛らしい瞳のためには 人々の素晴らしさを見つけること
スリムな体のためには 飢えた人々と食べ物を分かち合うこと
豊かな髪のためには 一日に一度子供の手で梳いてもらうこと
美しい身のこなしのためには 決して一人では歩むことがないと知ること
人は 物よりもはるかに多く回復し 復活し 生き返り 再生し 
報われることが必要なのです
繰りかえし繰りかえし 報われることが

何人も決して見捨ててはなりません 
もし助けてくれる手が必要ならば
自分の腕の先にその手があることを忘れてはなりません

歳をとると 人は自分に二つの手があることに気付くでしょう
一つの手は 自分自身を助けるため
もう一つの手は 他者を助けるために


オードリーが愛した
Sam Levinson


美しい詩集ありましたら教えてください。

コメント(133)

薔薇ノ木ニ
薔薇ノ花サク。

ナニゴトノ不思議ナケレド

「薔薇」 北原白秋
住みにくさが高じると
安い所へ引き越したくなる
どこへ越しても住みにくいと悟った時
詩が生れて画が出来る
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない
やはり向う三軒両隣にちらちらするただの人である
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて
越す国はあるまい
あれば人でなしの国へ行くばかりだ
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう

「草枕」 夏目漱石
また立ちかへる水無月の

歎きを誰にかたるべき。

沙羅のみづ枝に花さけば、

かなしき人の目ぞ見ゆる。

「相聞」 芥川 龍之介
棄てに行った昼を棄て、
わたしばかりをおもたく引き摺り運ぶとき、
ほんとうに透けて軽薄な月が
まだ空にある
誰かの夕暮れの静寂のなかだと思いあるいた

「ヴィオラ」暁方ミセイ
>>[102]
良いですよねぇ…八木重吉
谷川俊太郎が亡くなってから
谷川俊太郎が八木重吉のことを書いてる詩に出会うまで
実は知らなかったのですがw
ほんの一言二言で人柄が沁み沁みの人だなぁと思いました
クリスチャンでしたか…そんな感じもするなぁ

宮沢賢治は言わずもがな
信仰だけでは括れない深さがあるように思います
また読み直してみよう♪
>>[104]
草野心平_φ(・_・
ふむふむ、ありがとうございますぴかぴか(新しい)
ググってたら
内村鑑三、北村透谷、ジョン・キーツなんかも
色んな人々が気になり始めてます笑
皆さん様々なルーツがあるなあ
黒い布を浮かべた 池の面に
月兎 銀色の影が落ちた

満月 大気は澄み 輪郭は冴えて
黒い雫が 穂先から垂れる

月の光を浴び 銀色に縁どられた
影が
地の底へ滲みていく

腰から尾 背から頭 胸から足
墨で濡れる 筆の先で
月兎をなぞった
影を 切り取っていく

「月兎」ゆうた
星空と戦って
あなたが初めての血の流した時
私は時の荒れ野に
種子を蒔くことを覚えた
そうして私たちは死と和解するための
長い道のりの第一歩を踏み出した

「血」谷川俊太郎
同じ「自然」のおん母の
御手にそだちし姉と妹
み空の花を星といひ
わが世の星を花といふ。

かれとこれとに隔たれど
にほひは同じ星と花
笑みと光を宵々に
替はすもやさし花と星

されば曙雲白く
御空の花のしぼむとき
見よ白露のひとしづく
わが世の星に涙あり

「星と花」土井晩翠
あの青い空の波の音が聞えるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい

透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった

「かなしみ」谷川俊太郎
きみたち僧は
悩むな
悲しむな
私がどれだけ生きようとも
いつか死ぬ
それまで生きる
別れは来る
それでも出会う

「仏遺教経」から
>>[113] せつねえ
これって、ここに記して良いんだっけ

好ましい詩才の持ち主だね
韻律が完璧だ、こうでなくてはな
>>[116]
うんうん
美しい七五調
日本人の心のリズムに響く
花と星
この扱い方も繊細で壮大
悲しめるもののために
みどりかがやく
くるしみ生きむとするもののために
ああ みどりは輝く。

「五月」室生犀星
海だべがど 
おらおもたれば
やつぱり光る山だたぢやい
ホウ
髪毛かみけ風吹けば
鹿しし踊りだぢやい

宮沢賢治「高原」
今宵は仲秋明月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあはせ
よしの屋で独り酒をのむ

春さん蛸のぶつ切りをくれえ
それも塩でくれえ
酒はあついのがよい
それから枝豆を一皿

ああ 蛸のぶつ切りは臍みたいだ
われら先ず腰かけに坐りなほし
静かに酒をつぐ
枝豆から湯気が立つ

今宵は仲秋明月
初恋を偲ぶ夜
われら万障くりあはせ
よしの屋で独り酒をのむ

(新橋よしの屋にて)

「逸題」井伏鱒二
君の心の風景は独創的な絵のようだ
魅惑の仮装行列が行進し
縦笛を吹き踊る人が描かれているが
仮面の下には悲しそうな表情がある

短調の調べに乗せて
愛や命を歌っているが
幸福そうな顔には見えない
歌声は月の光に溶け込むばかりだ

静かな月の光は悲しくも美しい
小鳥たちは木の枝に夢み
噴水は恍惚にむせび泣く
大理石の像の中の繊細な水のほとばしり

「月の光 Fetes Gallantes(艶なる宴)」
ポール・ヴェルレーヌ
ひとひらの、細い、白い、
ひとひらの、穏やかな、ほのかな雲が、
風にふかれて青ぞらをゆく。
目を伏せて、感じるがいい、
喜びに満たされたあの雲が、その白い涼しさで、
お前の青い夢のなかを過ぎてゆくのを。

「ほのかな雲」ヘルマン・ヘッセ
弥生やよいも末の七日
あけぼのの空朧々ろうろうとして
月は有明ありあけにて光をさまれるものから
富士の峰みねかすかに見えて、上野、谷や中なかの花の梢こずえまたいつかはと心細し
むつまじき限りは宵よいよりつどひて
舟に乗りて送る
千住せんじゅといふ所にて舟を上がれば
前途三千里の思ひ胸にふさがりて
幻のちまたに離別の涙をそそぐ

奥の細道『旅立ち』松尾芭蕉
月光をとおりぬけて飛ぶ、影ひとつ。
なんの物音もない、羽音ひとつ。
……死を信じるフクロウの鳴き声に、耳をそばだてて、
フクロウが、夜のなかをゆきつもどりつ、飛びまわる。
夜が息をころしている。

「詩のすきなコウモリの話」ランダル・ジャレル
長田弘訳
君のくせを知りたいが
ひかれそうで悩むのだ
昨日苛立ち汗かいた
その話を聞きたいな

同じような 顔してる
同じような 背や声がある
知りたいと思うには
全部違うと知ることだ

暗い話を聞きたいが
笑って聞いていいのかな
思い出して眠れずに
夜を明かした日のことも
同じような 記憶がある
同じような 日々を生きている
寂しいと叫ぶには
僕はあまりにくだらない

悪いことは重なるなあ
苦しい日々は続くのだ
赤い夕日が照らすのは
ビルと日々の陰だけさ
覚えきれぬ言葉より
抱えきれぬ教科書より
知りたいと思うこと
謎を解くのだ夜明けまで

君のくせはなんですか?

「くせのうた」星野源
わたしは ひとしずくの涙
ひそかに流された涙のそのなかの
いちばん赤い 深紅の哀しみ
土のなかに深く深く浸みとおって

わたしは どなたかが零した血の一滴
あの川 この川の 水底によこたわり
むかしむかしの空の匂い
陽の匂いにめざめたの

タルレタルレチンダルレ

すべての山野に満ち溢れるチンダルレ

「つつじ」 
姜恩喬
茨木のり子訳

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