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芝居で食ってく!コミュの無料体験レッスンのおしらせ

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東京・池袋にある俳優・声優養成所 ヴォイス&アクターズ道場では
毎週木、土、日のレッスンをワークショップとして無料体験していただいています。
1レッスン4時間、と聞くと驚く方も多いですが、
専用の稽古場と音声ブースを使い、発声等のウォーミングアップからはじまり
初見に強くなるための対策、オーディションに有効な自己PR講座、
エチュードによる即興性の解放や、緻密な場面演技(シーンスタディ)など
盛りだくさんの内容の濃密なレッスンで短く感じたと感想をいただいています。

プロとして活躍中の表現者が気軽に自分のスキルをメンテナンスするための、
また、経験少ない初心者でも大らかに演じる喜びを体感し、
具体的に自分を進化させるための場として池袋駅徒歩10分の稽古場で
毎週レッスンをしています。
http://yuichisato.com/

オーディション対策って実際にはどうすれば良いの?
セリフ術のテクニックって何だろう?
心を籠もってる籠ってないって何で判断されるの?
演技はやるほどに不思議で面白く、自分と向き合える挑戦です。
レッスンでは「何か違うな」とか「なんとなく」という言葉は聞かれません。
「ここをこうしたら」、「この理由で演技がイメージに追いつかなかったのでは」と
具体的な言葉で自分が納得できるまで何度も演技に挑戦、自分を磨けます。 
レッスンをぜひ無料体験してみてください。

木曜・日曜 9:00〜18:00、
土曜    12:00〜21:00
上記時間帯内の無料体験レッスンを受付中です。
yuiyui1573@gmail.com
まで、お気軽にお問合せください。
      主宰 佐藤祐一

ヴォイス&アクターズ道場
〒1700011
東京都豊島区池袋1-16-27 川田ビル2F
tel.090-9105-8530
URL http://yuichisato.com/

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「細部と全体像」

ヴォイス&アクターズ道場では、レッスン生がレッスンで感じたことを出したい時、
日記の形でアップしています。
強制ではないので書かない方もいますが、自分が何を感じているか、
自分の心境の変化を言葉にするのはとても良いことで、お勧めしています。

毎回の演技レッスンは一生懸命やればやるほど、
自分のイメージと実際の表現のギャップに凹み、漠然と自身を責めてしまう人が多いです。
僕自身そうでした。
あっちぶつかりこっちでドツボにはまり・・・ジグザグデコボコばかりの人生だった気がします。
でも、不思議と今振り返ると、真っ平とはいかずとも、思ったより真っすぐな道に見えるから生きているのは楽しいです。
自分でも自分が分からないことが多いからこそ楽しい。
その時々の自分への不満も言葉にしておくと、自分が何をしたいのかが見えやすくなるし、
自分の発した言葉が、忘れた頃自分を励ましてくれることも少なくありません。
夢に向かっているのだから思うようにいかないのも落ち込むことが多いのも当たり前です。
意味のある凹み方を手に入れ、自分への励まし方も上手くなってほしいと思っています。

日記を書いてくれたメンバーには僕から必ずひとことを添えています。
まぁ一言ですまないのが僕の悪いクセなのですが(汗)。
ひとつやり取りを紹介します。よかったら読んでください。




「いじめないこと」(いのいみーこ)
おはようございます。月組のいのいみーこです。

わからないからこそ、自分の演技を漠然とダメだと判断してしまう。これは自分を自分でいじめている行為だと教わりました。

近年、録音や録画を気軽に出来る機械がたくさんあります。道場では自分の演技を録音、録画して、あとで振り返るという作業を推進しています。

録音や録画をすることによって、より鮮明に自分の演技を振り返れます。
そこで、細かく自分の演技の良かった点、悪かった点をみつけて、どうすればより良くできるのか考えるのが、効率的な反省の仕方だと教わりました。

実際に私は漠然とセンスがないことに悩んでいました。しかし、センスは磨くもの。
この一年間でいつの間にか磨かれていました。
初見の台本で何度か同じ語尾が続くものがありました。それを無意識にすべての語尾の置き方を変えようとしていたみたいで、祐一さんに褒められて初めて気がつきました。

このように今は他人の演技を真似することしかできなかったとしても、それがいつの間にか自分の中に染み付いて、自分のものになっています。
それに気づけて、少しだけ自分を認めることができました。
これからもたくさんの作品に触れて、センスを磨いていきたいです!




【祐一からひとこと】

日記ありがとう。
演技の到達点て、唯一のゴールなどないものだし、
元々上手くなりたくて精進しているのだから、自分には点を辛くしがちだし、またそうあるべきです。
ただ、漠然と振り返ると、やみくもにいたずらに自分をダメだダメだと責めるばかりになってしまい生産性が落ちます。

反省するなら
「あそこでもっとブレスをちゃんと取れば、その後の台詞を一気に言えて感情を爆発させやすくなる、間も生きる。」、
「台詞『〇〇のところを〜』の部分、母音が『お』の音が続くから滑舌が悪くなりがち。『ところ』の『と』の音が特に流れやすいから、言い直す意識を持とう。」
など、具体的に具体的に振り返り、そこをピンポイントで直していけば結果、演技全体を良くすることが出来ます。

一生懸命やっているのは間違いないことだし、事実上手くいっているところもいっぱいある!
漠然と全体を反省すると出口の無い袋小路で、ただ自分を責めるだけの時間になってしまう。
上手くいっているところまで一緒くたに自分をいじめないでくださいね。

細部にこだわることで必ず全体像が変わっていきます。
昔より気軽に録音・録画が出来る時代だから活用するのは良いことです。
プリクラの機械普及後、集合写真でシャッターの瞬間、自分だけまばたきしちゃう子が極端に減ったといいます。
機械の発達は一般の人たちの映る意識も変えました。
彼らの芸能に対する要求も確実に上がったんです。
ちょうど、カラオケが普及する前にいた「歌が極端に下手なアイドル」が
今では、少なくともピンでは決してデビュー出来なくなったのと同じです。
便利になった分、観客の要求も高くなる。

自分の良いところは大いに認めて、「もっとこうしたい!」を具体的に持ち続けてくださいね。



ヴォイス&アクターズ道場
http://yuichisato.com/
「新稽古場移転OPENしました」

今までの稽古場ビルの老朽化による取り壊しに伴い、
池袋駅徒歩4分の新稽古場に移転OPENしました。

ヴォイス&アクターズ道場が出来て17年。
その大半の時間を刻んだ稽古場を離れるのは強烈に淋しく。
音声ブース移築も終わり、文字通りガランと空の状態になった稽古場に
時間も忘れて立ち尽くしていました。
2013年1月に設立者の亀山助清氏は亡くなってしまいましたが、
4月末、新稽古場への移転が完了した時、
僕の中で改めて、というか多分初めて
助清さんの死を受け入れた気がしました。
もちろん助清さんと道場はこれからも一体で
新稽古場でも、全体を見渡せる場所で見守り続けてもらいたいです。

僕は演技という表現に魅せられ、自分の演技を磨きたく訓練と経験を積んできました。
自分の為だけに勉強、吸収してきたこと
が、他の方の夢の為の役にも立つことを知り、
今はそれを求めてくれる方たちにじっくりレッスンすることにより、演技が目に見えて変わり
オーディションに通りやすくなり、活躍の場が広がっていくことに大きな喜びを感じています。
それは、今まで生きてきて一番の喜びです。ごく自然にレッスンの度毎回そう感じています。
新しい稽古場になり、良いレッスンをしていこうと改めて強く思っています。

新稽古場は池袋駅東口(西武やPARCOのある方です)から徒歩4分、
豊島区役所のすぐ近くです。
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アフレコやオーディオドラマの音声ブース稽古場の二つの専用稽古場があります。
シーンスタディ用稽古場は天井をぶち抜き、バトンを這わして
アトリエ公演がやりやすい環境にしました。
4間×3間半の演技エリアが実寸で取れます。
東京の劇場で言うとシアターサンモールクラスの舞台面になります。

新稽古場でそれぞれがどんな演技を見せてくれるのか、
自分の中に眠っている声や表情を解放してくれるのか
楽しみで楽しみで堪りません。

ヴォイス&アクターズ道場
http://yuichisato.com/
「挙手制の効果」

ヴォイス&アクターズ道場は、特に入所の季節を限定していません。
仕事や生活の都合は人それぞれで、入所時期を限定することで
せっかくやる気になった気持ちが削がれるのを避けたいのと、
入所時期を同じくして一律の指導をせずとも、
各人の経験値や進行具合に合わせた指導が出来る
少人数制レッスンを維持しているからです。

全くの初心者の方にはそれこそ
「なぜ発声練習が必要なのか」から説明し実践していきますが、
同時進行で、普通初心者にはやらせない質と量の台本・役も
用意するようにしています。

・これから演る表現がどんな印象を周りに与えるかを自分で選べること
・その選択した演技を何度でも新鮮に繰り返せること
この二つを目指してのレッスンですが、人には伸び時というものがあり、
スタートダッシュで「演じることに慣れる」ことも大切だと感じています。

その際、真面目な方ほど、思うように台詞が覚えられない、
台詞を話すと動けなくなる、感情を一定の幅しか出せない・・・など
壁にぶつかる自分を責めがちです。
いたずらに追いつめるべきでないので、基礎訓練と併行して
なぜいきなり実際の台本演技をやらせるのか説明しています。

シーンスタディのレッスンでは
初見本読み→半立ち(台本を持ったまま演技する稽古スタイル)の翌週には
台本を離し立ち稽古に入ります。
一般的な演技レッスンでやらせる短いテキストに比べて、三倍はボリュームのある台本、
感情の大きなアップダウンが必ずある役を演じてもらいます。
そんなの初体験の方は当然覚えきれません。それで良いのです。

一週間の間、自分で自分にどれだけの質と量の手間暇をかけてやったかは
その方自身にしか分かりません。大事なのは
「このくらいの手間暇を自分にかけてやると、人前でこのくらいのことが出来る」
現在の自分の基準を早く掴むことです。
だから、立ち稽古で台詞を忘れても、本人が思い出せそうなら待ちます。
相手役も集中を切らずに待つこと自体、良いことだと思っています。
仕事で演技する時、台詞が出てこない俳優にはプロンプ(台詞を教えること)が
飛びますが、ウチの稽古場のレッスンでは、プロンプは挙手制。
覚えたはずの台詞が出てこなくても、ストーリーのアウトラインは分かっているはずだから
アドリブやそれらしい即興ででもなんとかして場面を繋ぐ。
いきなりの荒修行ですが、演技が停まっても誰も怒りません。
思うように台詞が出てこないジレンマは誰より本人が感じていることだから。
度胸試しの効果もあり、そうやってなんとか物語の中に入り、相手役とコンタクトを取ることで、
役の人物の次の感情がだんだんと出やすくなっていきます。
気持ちの折れを感じる最短距離として、このレッスンは有効だと感じています。


ヴォイス&アクターズ道場
http://yuichisato.com/
「スナフキンの手紙」


俳優の西本裕行さんが旅立たれてしまった。

4月23日初日の舞台の稽古も大詰めの19日。
そして6月にもご公演を控えていらした。
責任感の強い西本さんだから、きっと関係者に申し訳ない思いを
抱きながら旅立たれたのではと、無念に胸が痛むが、
88歳で出演作が目白押しの、まさに現役として俳優人生を全うされたのは
なんという幸福な一生だろうとも心から思う。

客席から羨望の眼差しで拝見するばかりだった西本さんを、
初めて舞台や画面以外でお見かけしたのは1991年の早稲田銅羅魔館の客席、
撮影中亡くなってしまった俳優を追悼する芝居を食い入るように見つめられていた。
靴を脱いで上がる小劇場の客席空間に、黒づくめのファッションでいらした西本さんは
終演後若い出演者に率直に感想を語られる謙虚な振舞いとは別に
立ち姿に場を制するような空気感があり、
あんなに普通に、むしろ静かにおとなしく振る舞われているのにと
存在感の大きさに圧倒された。

1999年のこまつ座「雪やこんこん」ご出演を控え、
和物の所作を習いたいと根布谷舞踊研修所へ足繁く通われた。
稽古場で「新入りでございます。」と深々と頭を下げられた。
稽古後、着替え談笑しながらふと見ると、西本さんが黙々と
雑巾がけモップがけの掃除をなさっていた。
やらせてくださいとおっしゃる西本さんの手から
トンでもないとモップを引き剥がす引っ張り合いの手の感触を今でも覚えている。
演技について、今思うと冷や汗どころではすまない拙い質問をたくさんしたが、
いつも真摯にまっすぐ答えてくださった。
僕が演技をなぜ続けていくべきかを語ってくださった言葉を忘れない。
西本さんが、僕に分不相応な言葉をかけてくれたことが今でも心の大きな支えです。

演技に臨む豊かな背中を見せてくれるだけでなく、びっくりするほど真正面から向き合っていただいた。
指針となるような大切なことをたくさん示していただいた。

素晴らしい演技の数々、挙げはじめたらそれこそキリがないが、
ソーントン・ワイルダーの「わが町」三幕の息子の思い出を語る台詞。
ほんの数行の台詞があんなにもたくさんの情報を与えてくれ、芳醇な時間が
観終わった後も胸の中で育つ思いを体験させてくれた。後で台本を読んで、
優れた演技に触れられた感動と実際の台詞量の少なさとのギャップに
俳優の魅力をまざまざと魅せられた衝撃。
あれからもこの先も同作品観劇のあの場面で僕の心はタイムスリップし続けるだろう。

作家への尊敬、演出への信頼、相手役と共に活きるとはどういうことなのか。
物語を伝える、作品に奉仕する、俳優の魅力を教えていただいた。
何より西本さんの、普通でいることの格好良さにこれからも憧れ続けていきたい。合掌。


ヴォイス&アクターズ道場
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「ピッチとテンション」1

映像でも舞台でも声の仕事でも、
リハーサルで演出家が出演者にリクエストする時、
こんな風に演ってほしいと口立てで演出家自らが声を出し
演じてみせることがよくあります。
たいてい上手いです。
こう演じてほしいというイメージを演出家自身が声にしているせいもありますが、
相手役や台詞細部への配慮、正確性など俳優の演技の足をすくう要素に気を取られず、
自分のタイミングで自分の生理で、断片を演じているので上手に見えるのは当然です。
自分が演出の現場で、俳優への演出時名演技を見せる演出家が
他者の演出下、どんな役でも演じられるわけではない理由がそれです。

自分がこうしてほしい「理想」を口立てで伝えるのは、
音でも聞ける分わかりやすく有効ですが落とし穴もあります。
云われた俳優側に、演出家の真意を読み取る日本語のロジックがないと、
単なる口真似になってしまい、演出家の話すクセまでもコピーしてしまいます。

台詞の届け方には、ザックリ分けて
ピッチ・アクセントとテンション・アクセントと呼ばれる話法があります。

テンション・アクセントは英語での演技レッスンでは「アタック」と呼ばれることもある話法で
(細かく言うと「違う」のですが、まぁザックリと言えば、です)
語頭に勢いを持たせて声を張る、相手の台詞に食い気味で入る、
語尾を力むことで感情を入れる・・・等が特徴です。

ピッチ・アクセントは言葉の抑揚をコントロールすることで
台詞の真意や俳優の解釈のニュアンスを滲ませ、感情を感じさせる話法を指します(この項つづきます)。


ヴォイス&アクターズ道場
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「ピッチとテンション」2

(つづきです)僕自身、若い頃はテンション上げ上げで、上げたテンションの吐き出し方として、
勢い勝負の力任せの台詞ばかり繰り出していた気がします。

舞台観劇をしていて、出演者が大声でまくし立てていて、
音量的には興奮してもおかしくないはずなのに
なぜかあっという間に眠気に襲われてしまったことはありませんか?
あんなに一生懸命、台詞を言っているのに申し訳ないなと思いながら、大声でまくし立てる話術だからこそ
声の高低の幅が狭められ、音量も大きい同レベルが続き、感情の起伏や台詞に作家が込めた思いとは別の
短い間隔で、つまり俳優自身の肉体の都合重視でブレスを取る・・・その悪循環が
「テンションの高い棒読み」と呼べてしまうような単調な演技のリズムを作ってしまい、
汗や唾を撒き散らしながらの熱演であるにも関わらず、観客席との温度差が広がってしまい、
お客様が置いてけぼりを食うような演技を多く観てきました。
自分自身もそんな本番を現場に置いてきてしまったことがあり、今でも反省しています。

熱演が悪いと言っているのでは決してありません。逆です。
俳優に熱があって初めて観客に届くものがあると思います。
ただ、熱演の「熱」を「力み」と混同させ、コントロールなしでただ力任せに勢いを押し付けては
ニュアンスが飛んでしまい、俳優の解釈や感性が届きにくくなってしまう。それが惜しくて惜しくて堪りません。
どんなに練習したピアニストでも、一曲丸々全部フォルテッシモで弾いてしまっては
その音楽の素晴らしさよりも演奏家のある種の痛々しさが先に伝わってしまうのに似ているかもしれません。
時に、演技を大きくする小さくする作業を声の大小のことだと実行する俳優がいますが、
演技のベースになる音量全体を上げてしまっても、演者の体力の消耗ほど、観客の印象は変わりません。
あんなに一生懸命演じているのに勿体無い・・・かつての自分を見るようで客席で胸が痛むことがあります。

一度の短時間で大勢を相手にするレッスンでは、講師も各個人が熱演モードに入った時に、
それぞれの肉体やメンタルのどこにスイッチが入るか入りやすいかをつぶさに考察、情報を本人と共有して
次のテイクではここをこうしてみよう、ああしてみよう、繰り返し熱演のスイッチの入れ方の違いを試す余裕はありません。
僕が少人数制の時間がたっぷりあるレッスン方法に可能性を感じるのもそんな理由が大きいです。

先日出演したテレビのトーク番組でも、この
熱演の質や演技を大きく・小さくするって具体的にどういうことなのかを
実演を交えて話させてもらい楽しかったのですが、
オンエアではカットされていてちょっと残念でした(仕方ないことなのですが)。
出演者だけでなく、スタジオの観客席でも大きく頷く顔が多く見えたのがとても嬉しかったです。

俳優が演技レッスンをする利点として、演出家が行うような「こうしてほしい例」だけでなく、
なぜ今のテイクの演技が上手くいなかったのかのポイントを再生して見せて、
「本人がこうするつもりじゃなかったポイント」も具体的に見せられることが挙げられます。
これからも論理よりも実際に体感出来るレッスンを続けていきたいです。
演技は楽しいし、伝わるって嬉しいです。


ヴォイス&アクターズ道場
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「五人が選ばれて」

ヴォイス&アクターズ道場では、レッスンしながら
希望者は芸能活動の案件にも挑戦出来ます。
もちろんほとんどの場合オーディションがあり、それを突破しなければ
本番にはなりませんが、それはプロとしてデビューした後も同じです。
レッスン期間に関わらず、受けられるチャンスにはドンドン参加してほしいと
いつも思っています。

オーディション会場での挑戦もありますが、1、2テイクの限られた時間ではなく、
長いテイク演技しているところを見て判断したいとスタッフが稽古場に訪問、
実際のレッスンをそのまま見てもらい決まった本番もいくつもあります。
その際も、通常のレッスンの流れと違うことをしたり盛ったりはしていないので、
ボリュームあるシーン演技を見て選んでもらっていることは
僕自身にとっても毎回大きな喜びです。

先週はある映像作品の選考に道場から五名が出演希望、選考していただき
五名とも出演決定の嬉しい報せがあり、製本台本が五冊届きました。
出版物のように美しく製本された台本の出演者欄に
おそらく、この文章を読まれている方どなたにも名前をお伝えしたら
「ああ!あの」とツーカーで返事していただける有名俳優、ベテラン俳優の方々と
並んで、フルネームの役名の下に道場のメンバー五名の名前が連なっているの、
しみじみ嬉しく眺めていました。

僕は東京に出て来て数年演技を学んだ後、エキストラの仕事からキャリアを始めました。
台本をもらえない、当日の撮影スケジュール表も渡してもらえない現場が多く
(最近はエキストラの方にも進行表等渡す現場が多いです。てかその方がスタッフも
仕事しやすいはずで、なんで昔は渡さなかったんだろう・・・謎)、
夢に見ていた「現場」に来ても、蚊帳の外感が強く、どこか卑屈になりがちな自分がいました。

台本をもらえるようになり撮影スケジュール表ももらえるようになった嬉しさは
いきなり華々しくデビューした方には分からないものかもしれません。
僕は初めて製本台本に自分の名前が印刷されていた時、大感激しました。
役名も「男1」や「警察官B」から、「山本」や「石崎」など苗字の役名になり、
「山本一成」や「石崎義男」など姓名両方揃った役名が印刷されている下に
自分の名前があった台本を手にした時、嬉しくて泣きました。

TVドラマのテロップで、初めて役のフルネームで僕のクレジットが出たのを見た友人が
それを喜んで電話口で涙声になった声を今でもはっきりと思い出すことが出来ます。
その友人は亡くなってしまいましたが、今でも折に触れてその声が聞こえます。
隣りにいるような気がします。

レッスンを始めて間もなく、ましてや現場で長く疎外感を味わったこともなく
フルネームの役名の下に自分の名前がクレジットされている製本台本を受け取るのって
僕は経験しなかった気持ちです。伝わってると良いな。
押しつけがましいことはしたくないけれど、嬉しさを共有出来たらと思っています。


ヴォイス&アクターズ道場
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「武器であり凶器であり」

毎回、約30分間のウォーミングアップと発声練習に始まり、
実際の脚本・台本から場面を構築するシーンスタディを中心とした
レッスンを行っていますが、その流れの一つとして
カメラ実習も行っています。

演技時表れる身体や滑舌の特徴やクセは
人それぞれ違うもので、毎回レッスンでは単に
「滑舌が悪いよ、早口言葉やれば?」的ざっくりアバウトなアドバイスではなく、
「他の『お』の音は潰れないのに、この音の羅列だと不明瞭になる」分析から
ならどうすれば良いのか具体的アドバイスを必ず伝えるように心がけています。
「なんか違うなぁ」ではなく、少なくとも
「私は貴方の演技のここをこうすればもっとこうなると思う。」レッスンです。

そうしてある程度演技の流れが出来てきてのカメラ実習。
ただ映りを見るためのレッスンではなく、同じ場面でも
顔のアップ、バストサイズ、フルサイズと画面に映る大きさが変わるのに合わせて
演技を大きくしたり小さくしたり、カメラに映る要素をどう印象づけるかをレッスンしていきます。
映像演技の場合、特に目の表現をコントロールする必要が強くなりますが、
大人数のレッスンではどうしても抽象論を伝えることに偏りがちで、実際に
・利き目でリードして演じる、や
・目線の切り方のスピードを変化させるだけで心情が違って見える
などの演技テクニックの実際を伝えているレッスンは現在の東京でもまだまだ少ないです。

オーディションや本番の現場で実際役立つ、すぐ使えるそういうレッスンを実行しています。
そしてもう一つ、演技中抑えているつもりでも誰でも必ず出てしまう「クセ」の具体的チェックも大切です。

クセはその人の個性の大切な一部です。
自分のクセはその人がある感情になった時、その感情の表出として気持ちを乗せて出る動き。
だからこそ例えば貧乏ゆすりも爪を噛むのも眉毛が段違いになるのも台本の構成、役の人物の気持ちの流れを
活かす形で出せれば大変有効な武器になります。
でも、役を演じている自分自身の緊張、都合でクセが出てしまうとそれは凶器。
俳優のビビリを伝え、時に集中を欠いている印象にもなってしまう。

その人の感情と密接に結び付いている動きだからこそここぞという時に使うべきです。表現として。
それを各人に具体的に実感してもらう手段として、カメラ実習は有効だと感じレッスンしています。


ヴォイス&アクターズ道場
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「CMが決まって」

道場ではレッスンしながら、希望者は舞台・映像など様々な芸能の仕事に挑戦しています。
もちろん書類審査のみの場合も含めオーディションはありますが、
オーディションに辿り着くまでに年数を区切ったり、参加資格のクラス分けをしたりの
紆余曲折の段階や手続き等はありませんしもちろん挑戦するのは無料です。
希望者は自由にエントリー出来るシステムにしていて、僕はとても良い環境だと感じています。
役に合う合わない、演技の出来る出来ないはプロになってもいつでも
比較と判断の目にさらされ続けるものです。自分で「私なんてまだ・・・」と決めつける必要はありません。
出来る挑戦はドンドンすべきです。

道場のメンバーが舞台、映像に続いて、CM出演が決まりました。
現在日本に住む方なら誰でも知っている方とレッスン生の共演、僕自身とても楽しみです。
自分が初めてCMに出た頃のことを思い出しています。

僕ははっきりと「どうしても演技がしたい!」と自覚した後何年も
誰にもそれを言えない、言ってもどうせ笑われるだけだと何度もあきらめかけ、
でもどうしても演技する夢のことばかり考えては悶々とする年月を過ごしてきました。
どうしても演技がしたい!と思うのと同時に
どうせ自分なんかダメだ。ともう一人の自分の声がその都度聞こえるようで、
なかなか踏み出せませんでした。
芸能活動を始めてからも、CMに自分が出るなんて、願うのも不可能な、
まるで別の世界のように感じていました。
自分にはそんな時は訪れるわけがないと。

実際にはあの時僕自身が立っていた不安と自己否定の世界と地続きで繋がっている世界でした。
夢物語ではなく手を伸ばせば届く世界だったのです。
あの頃の僕自身に、
「自分で自分なんか俳優になれるわけないと決め付けない限り、誰にも止めることなど出来ない」
んだよと伝えられるものなら伝えに行きたいです。
振り返って勿体無い、無駄な時間を多く過ごしました。
ただ、「自分に演技なんてどうせ無理だ。」と繰り返し言い聞かせていた時間・・・

僕にはドラえもんはいないので、あの頃の自分を励ましにいくことは出来ないけれど、
演技活動を夢見る人に、試しやすい環境を提示することは出来ます。
無料体験レッスンをしているのも
一年分前納などではなくレッスン費を用意しやすい一ヶ月ごとにしているのも
オーディションや仕事の案件紹介料など取るつもりがないのも
少しでも演技に挑戦するハードルを下げたいからです。

あの頃の自分に、自分さえ勇気を出して踏み出せば、
今いるところから貴方の望む世界へそのまま地続きで繋がっていて、
貴方次第でどこへでも行けるのだと教えてやりたいです。


ヴォイス&アクターズ道場
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「アフレコ・レッスンの是非」

ヴォイス&アクターズ道場の稽古場(108�屐砲�
いわゆる「顔出し」の演技、舞台や映像向け演技をレッスンする
シーンスタディ(場面演技)稽古場と
ナレーションやオーディオ・ドラマなど「声」の演技に特化した
音声ブース稽古場の二つの稽古場に分かれています。

専用音声ブースではアニメや外国映画の本格的なアフレコ・レッスンの設備も整い、
レッスン生の希望とレッスンの進行を見ながらアフレコ・レッスンにも頻繁に取り組んでいます。
6名までのキャスト数の同時収録が理想的な環境で、
実際のTV局等の音声ブースよりも狭いことを除けば、
実際のアフレコの仕事と同じ手順でリハーサル→収録→プレイバック→演技を変えて再収録・・・
という流れでアフレコ・レッスンをしています。

無料体験レッスンでも希望者にはアフレコも体験してもらっています。
アフレコ体験は見た目派手だし皆さん喜ぶのですが、
最近多いアフレコばかりさせるレッスンが持つ落とし穴について、
必ず説明を添えることを心がけています。

「声優というのは俳優の仕事全体の中の一部である。」
これは道場を創立した亀山助清さんの考え方ですが、僕も全く同感です。
マイクワークについて知らないより知ってた方がベターなのは言うまでもありませんが、
自分対マイクの関係性でしか演技をしたことがない方の演技は
相手役に台詞が掛からず観客の胸に響かないことが多いです。
現在売れっ子声優と呼ばれている方のほとんどが、舞台など「顔出し」演技の機会を手放さない。
中には自主制作してでもほぼ毎年のように舞台出演を続けている方が非常に多いのも
皆さん、演技の本質を見失わない自覚と、自分を磨く努力を続けている証拠なのだと思います。

演技の基本は「相手役を動かすこと」、
例えば二人の人間の場面の場合、貴方だけ、あるいは私だけが目立つのは理想的でなく、
人と人の間の空気を感じさせ、その雰囲気がみるみる変化する、「空気が動く」のを
実感させるのが良い演技なのだと思います。
それを体感、認識を強くしてからマイクワークに臨むと
声だけだと思った程相手に届かないことを自覚しやすく、伸びしろが大きくなります。

ただ面白いだけじゃないアフレコ・レッスン、これからも頻繁に開催していきます。


ヴォイス&アクターズ道場
http://yuichisato.com/
「今週のレッスン内容」

俳優・声優養成所のレッスンと一口に言っても様々で、
大人数で短時間、受講者の実力や抱えている問題を無視した
画一的な通年カリキュラムのワンパターン繰り返しや、
流れ作業的に漠然とした言葉しか言わないレッスンは良くないです。
講師も人間だから間違ったことを言う可能性はあります。
だからこそ、押しつけではなくて、選択肢の一つとして
具体的な案、具体的な方法を提示すべきです。

人は比較案があった方が、自分が本当は何を求めているのかを実感しやすい。
僕のアドバイスを自分に問い試すことで、貴方に有効かどうか判断してほしい。
有効でなければ次のアドバイスを出します。そのくらいの引き出しがなければ逆に
演技レッスン講師をやるべきでないと思っています。

大きな流れで各曜日時間帯レッスンのカリキュラムはもちろん作っていますが、
メンバーのリクエストや実際入った仕事に合わせて柔軟性を持たせています。
少人数の「相手役のいる個人レッスンならでは」、を大事にしていきます。
今週のレッスン内容を紹介します。


木曜
9:00〜
・シェイクスピア作品のシーンスタディ
 古典の台詞を感情のふり幅大きく届け、また長台詞を聴いている間、
自分の間が埋まっているかを感じ、改善するレッスン。
時に配役を取り換え(その際は即興性をより重視)、
台詞に捕らわれやすい古典だからこそ反応することの大切さを実感。
・アニメのアフレコ
 メンバーのマイクワーク実習のリクエストに応え、マイクを複数で分け合う場合、
また画の動きに合わせてマイクをOFFったりモノローグでは近づいたりの
加減の効果を掴むレッスン。

15:00〜
・先週初見対策で読み合わせ→半立ち稽古をした作品の、初立ち稽古。
 通常のリハーサルと違い、プロンプは挙手制。
物語が繋がるよう自分で何とかする緊張感、相手役が台詞が飛んだ時、
自分に何が出来るかをケースバイケースで体験。
 この回は言葉の細部よりも、シーンの流れを掴み、自分の役の人物が、
そのどこで気持ちが変化していくか、家で自主練していた時のイメージを
なぞっていないか、その場でもらっているかを感じるレッスン。


土曜
11:00〜
・ヴォイスサンプル制作実習
 専用音声ブースでのサンプル収録の前に、ヴォイスサンプルに
求められるものは何か、逆にサンプルとして有効でないケースを
具体的に紹介することでレクチャーしていく。
声のカタログ作りで陥りやすいポイントを整理後、個々の内容のブラッシュアップ。
・人気作品の立ち稽古
 再演を重ねる人気作品のシーンスタディ。初立ちでの流れや気持ちの確認の
次の段階として、作家の書いた文体と自分の日本語の癖を比較し、作品世界に
自分の口調や感性を合わせることが何をもたらすかを指導。繰り返し演技する。

17:00〜
・TVドラマ演技実習
 ホームドラマの映像作品を取り上げ、感情交流を主軸に演技を構築後、
舞台演技と映像演技の違いをレクチャー。演技で強調したいメッセージがある時、
演技を大げさにすることと、感情を大きく出すことの違いを比較しながら実感。
・オーディオドラマ実習
 感情表現に没頭すると出やすい各自の癖の中でも、演技に有効なものをチョイス。
癖はそれをやるから自分がノリやすくなるもので、癖を取り入れて演技する効果を
テイクを重ねることで体験する。


日曜
9:30〜、15:00〜
脚本・演出家による夏のワークショップ(全8日間72時間)の5日目。
ダブルキャスト(役によってはトリプル)で立ち稽古。
台本の指定がアタマにありつつも相手役を感じて気持ちで演じる重要性、
演出に合わせてその場で演技を変えていく即興のふり幅の必要性を実感していく。


各レッスンの合間(今週は日曜を除く)には1時間の補講時間を設け、
希望者に個別レッスンしています。
今、舞台リハーサル中のメンバーや映像撮影を控えたメンバーが
本番前に度胸試しを兼ねて実演。
「こういうつもりで演っているのに、なぜそれが伝わらないか。」
演出家ではなく演技コーチとして、そのポイントをピックアップし、
改善策を提示、自分に合うものを選んでもらう時間にしています。

画像はシーンスタディ用稽古場。ここと音声ブース稽古場を組み合わせてレッスンしています。
熱いやる気に毎日接することで、僕自身心に得るものが多く、遣り甲斐を強く感じています。


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「どんな三角形で演ってる?」

物凄くザックリ言うと、演技表現は
心・脳・身体の三つのバランスを取りながら演るものだと思います。
心と脳がどう違うのかは難しいところですが、
心が思わず笑ったり、泣けてきたりすることと
脳で次の台詞を考えたり、演技の段取りを思い出す作業は別モノでしょう。

心・脳・身体のバランスが正三角形なのが理想的な演技者の演技中のバランスだと云われますが、
僕の実感では、それは人それぞれ。
アクションから俳優業に入った方に、身体の動きできっかけを取った方が
台詞が淀みなく出てくる場合が多く見受けられたり、
ミュージカル俳優で、ダンスの振り付けなど動きを再現しながらの方が台詞に感情が入りやすいと言う方も多いです。
人によって身体の点に向かって伸びる辺が長い形のバランスで演技した方が、その日の出来が良い可能性が高い。

心、テンションは高く存分に本番中感情的にはなっているのに、肝心の台詞の音が潰れて
何を言っているのか聴き取れなくてお客様が置いてけぼりな俳優などは
心を維持しつつ脳の意識を高く出来れば台詞術は改善しやすくなります。

逆に本番中でも、気持ちで話すより、アナウンサーの滑舌訓練のように、綺麗に発声は出来ているのだけれど
心の動きが感じられない、事務的な機械的な口調になりがちな俳優もいます。

旅公演の舞台の仕事などで、前回の本番から二週間以上間が空いて、昼間一度だけ通し稽古して夜久しぶりの本番、
なんていう時の通し稽古は、僕の場合、心・身体より脳で演じている度合いが高くなります。
本番では「心」重視で、気持ちで動く、気持ちで話す為に、あえて丁寧に脳で確認しながら演じるカンジです。

本番でも滑舌よく話さなければ、という目標がその俳優の「一番」になってしまい、
なぜ言いたくなるのか、言って相手をどうしたいのかが二番三番、もしかしたらそれ以下になっている俳優は
本番テイクでも脳を中心とした二等辺三角形のバランスになりがちなのではと感じます。

舞台初日の演技が堅い、
昼夜公演が続くと動きのキレが悪くなる、
誰かが台詞を噛み始めると連鎖反応が起きやすい、
楽日にアドリブを入れたがる俳優が多い・・・
演技を巡るあれこれは、自分の心・脳・身体のバランスが今どんな三角形を形作っているかの自覚があれば
良い方向に向かえる確率が高くなります。

道場のレッスンの利点は少人数で何テイクも演技が出来ることですが、
初見、半立ち、初立ち、返し、通し、練り通しの各段階ごとに、
今のテイクの心・脳・身体のバランスがどんな三角形になっていたか?を問いかけるようにしています。
もっとこんなバランスだったら、今の演技のこの部分はこうならなかったのでは?
今の演技より、何を意識すればもっと気持ちが伝わるだろう・・・

僕は、本番では心の比重が一番大きく、心の先導されて話したり動いたり、
自由にその場の思いつきで振る舞っているように見えながら、
「役者って、気持ちのまま笑ったり泣いたりしているだけで楽な商売だな。」って観ている観客が
もし台本を読んだ時、「・・・・・台本の通り正確に話したり動いたりしるんだ・・・・・」と思われるような演技が
良い演技表現だと思っています。言うは易し。でも出来ることでそこを目指したレッスンを
本人や相手役や役柄が変わる度全てがレアケースだと思って毎週しています。


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「勝手に来るのに追いかけると逃げるもの」

先週土曜の「俳優のためのアレクサンダーテクニック」レッスンでの
シーンスタディ時、みんなで自我と役の目的のバランスをいろいろ試している中、
役の台詞の中のある言葉が俳優自身の記憶を喚起させて
ねずみ花火が弾け飛ぶように湧き溢れる感情がコントロール出来なくなったメンバーがいました。
演技後、恥じるように反省するメンバーに倉持講師が
「感情が溢れ、溺れかけてもその中から自分の意思で
台本の内容に、演技の場に戻ろうとしていたことが大事だし、美しいこと。」
とサポートしていましたが、僕も全く同感です。

何があっても、僕が開かれた稽古場で演技探求の時間を持ち続けたいと思うのも、
こういう瞬間に立ち会える喜びがあるからです。
感情って自分でもどうしようもないくらい、思わぬ時に勝手に来るのに、
こちらが求めて追いかけるとスルリと逃げて距離を取ってしまうもの。

役の感情に溺れることイコール充実した演技ではないけれど、
役を生きるのに有効な感情が、自分自身の内から溢れ出て、
自分の体験・記憶から来る感情に突き動かされているというのに
台本の指定通り作家の紡いだ言葉を話し演出の希望通り動けている・・・

話していること動いている動機は役の目的の為なのに
内面は自分自身の感情に突き動かされている状態。
その至福は巨大なもので、僕の場合、それを体験して以降
自分という人間との付き合い方が前よりもずっと楽になった実感があります。
それは微妙なバランスで、次のテイクでは今度は感情を待ってしまったり、
置き換えの作業そのものに没頭してしまったり・・・
何もかも上手くいく本番なんて、どんな名優でも一生に何度あるのだろう。
でも求め続けていれば確実にレベルを高く維持することが出来ます。

自分を使って、同時に自分と闘って、瞬間を選択している演技を見ると
僕は感動するし、この稽古場を共有出来た喜びを大きく感じます。

日曜に道場メンバー二人が舞台公演を終え、今日別の舞台に出演のメンバーも千秋楽。
別のロングラン作品では春からの長い本番期間を乗りきったメンバーが今日神奈川で大楽を迎えます。
稽古と公演で感じたあれこれを記してくれたメールを読みながら、
素敵な楽日を迎えてほしいと心から願っています。


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「自信と謙虚のあいだ 1」

大滝秀治さんの生前の様々な御発言を、
それを聞いた方のエッセイとして集めた本の中に、
役者に必要なこと、として
「自信と謙虚のあいだ」
という言葉がありました。

謙虚の下をいくと卑屈になり、自信の上をいくと自惚れになる。
俳優の自意識のあり方のバランスを取ることの難しさについての言葉です。
大滝さんの舞台は遺作となった「帰還」はもちろん、
降板された「うしろ姿のしぐれていくか」も含め、
可能な限り観続けてきましたが、自分自身が年を取っていくにつれて
「自信と謙虚のあいだ」
この言葉が身に沁みるようになりました。
難しいバランス・・・でも必要な意識だと感じます。

僕が大滝さんと御一緒させていただいたのは
22年前のTVドラマ。
当時、もうリハーサルをやらないTVドラマが多くなっていた中、
この局の連ドラには珍しく(?)ガッツリとリハーサル。
それも大滝さんの達ての御希望だとマネージャーから聞いて
渋谷ビデオスタジオの5階に出かけました。

船で行方不明になった大滝さんを見つけ助けた漁師が僕の役。
自宅に連れ帰ったところを持て成してもらいちょっとした宴になっている場面。
舞台でも映像でも普通、飲食のシーンでもリハーサルはモノがある「つもり」でやったり、
紙コップと紙の皿を並べて、高級レストランの場面を稽古したりするのもよくある事です。
でもその時のリハーサルは、おそらく大滝さんの希望だったのでしょう。
リハーサルなのに、いわゆるパーティー料理、オードブルや
空き瓶ではなく本当に中身が入った酒類が用意され、
本当に「・・・これから打ち上げ飲み会?」状態でした。

大滝さんはキャスト・テーブルに座って、台本を抱きしめていました。
悩んでいるような怒っているような考え込んでいるようなお顔。
握りしめた台本を開くわけでなく、もう覚えきっている台詞たちを
頭の中でそらんじている様子でした。

スタッフが発注したパーティー料理の大皿数々には
テリーヌやスモークサーモン等洋風のおしゃれオードブル。
大滝さんはそれが気になるようで、もっと家庭料理、漁村の漁師料理、
せめて和食を用意出来なかったのかスタッフに確認していました。
場面の演技的には、激しく口論するシーンなので、演技中飲食する
時間的余裕は全くない場面です(つづきます)。


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「自信と謙虚のあいだ 2」

大滝さんはキャストのテーブルで目を閉じて、台本を抱きしめていました。
悩んでいるような怒っているような考え込んでいるようなお顔。
握りしめた台本を開くわけでなく、もう覚えきっている台詞たちを
頭の中でそらんじている様子でした。

スタッフが発注したであろうパーティー料理の大皿たちには
デリバリー業者から届けられたテリーヌやスモークサーモン等洋風のおしゃれオードブル。
大滝さんはそれが気になるようで、もっと家庭料理、漁村の漁師料理、
せめて和食を用意出来なかったのかスタッフに確認していました。
場面の演技的には、激しく口論するシーンなので、演技中飲食する
時間的余裕は全くない場面です。

TVドラマにしては1シーンが長い場面のリハーサルが始まり、
大滝さんが料理の容器たちの上にかけられたホコリよけのラップを
端から順に剥がして、次も剥がして、次も・・・
その大滝さんがラップを剥がした皿の数々を、あわてたADさんがもう一度綺麗にラップ、ラップ・・・
1テイクごと通して演じる度、台詞を言い終わった大滝さんは
何度も料理皿のラップを剥がして剥がして・・・

演技の中で飲食するわけでなく、だから本来ならリハーサルだから
料理も発注されることなく無対象で「あるつもり」でのリハだったはず。
リアルな演技を求める大滝さんに合わせて、誰も演技中使わないパーティー料理が数々用意され、
お礼の宴の最中の設定で料理にラップがかかったままなのが許せず
台詞一回云ってはラップを剥がし続けていた大滝秀治さんの姿を目の当たりにして
「この方はリアルに、本当に感じながら演じないと納得出来ない方なのだな・・・」
リアリズムの追求、という言葉が浮かびました。
何もそこまでこだわらなくても、という意見もあるでしょうし、そこまでやらず妥協点を低くしたとしても
きっと同じ演技を大滝さんは出来たはずでしょう。
それでも、なくても出来る、無駄と切り捨てられがちなところにもこだわるからこそ
演技中の自分が納得出来る感覚があり、それを大切にする。
頑固に「心の柔らかい部分で感じようとする」演技への姿勢を見て、
常にこだわり、その場で感じることを大事にしようとすることで
「自信と謙虚のあいだ」にご自分を留まらせようとする
大滝さんの演技者としての戦い方を垣間見た思いがしました。


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「11月8日の補講レッスン内容」

少人数のグループレッスン
(感覚としては「相手役のいる個人レッスン」という言葉が
一番ピッタリくる形態になります)を週6レッスン展開していますが、
併行して各自の目標・希望に沿った個人補講も毎週行っています。

8日(日)の補講希望は4名。

Aさんは、希望する団体に入る為のオーディション対策とヴォイスサンプル制作。
オーディションで求められるラインについての考察と
自分の表現にバリエーションを持たせる為に何を意識すべきかの説明。
具体的な台詞の稽古。

Bさんは、舞台公演本番前、感情開放と長台詞とブレスが上手く連動しない部分の改善。
開放を自身で制限してしまうのは欠点ではなく美点で、感情は本人が我慢している時に
伝わりやすいことの説明と、それを台詞術に反映させるポイントを稽古。

Cさんは、ミュージカルのオーディションに向けてのレッスン
歌詞を心象と事象に分けての歌い分けについての指導と
課題の台詞のキャッチボールのチェック。演技のテンポアップと緩急、間の関係。
音楽に身体が乗るのと気持ちが入ることの違いの比較。

Dさんは、ヴォイスサンプル収録前の内容の検討とリハーサル
サンプル内容の選択、順番について、何の為のサンプルかによってどう変えるべきか指導
サンプルで何をしたいのかと何が求められているかを合致させるレッスン。

それぞれの補講内容を書き出すとこうなります。固くてなんだか伝わりにくいですね(笑)。
難しい論理へ座学の補講ではありません。説明はなるべく簡単に、
1回やっては次に意識するポイントを決めて、もう1回、じゃあもう1回と
実技を繰り返すレッスンです。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、
おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに」
尊敬する井上ひさし氏の言葉ですが、それが演技レッスンでも出来ればといつも思っています。

グループレッスンの時間枠とは別なので、
個々の都合と相談しながらの時間調整も上手くいき、
各自40分ずつマンツーマン補講が出来ました。
正直、マンツーマンの1レッスンでも伝えたいことは山ほどあるし、
ノンストップで補講レッスンしていても時間はもっと欲しいと思うばかりですが、
各人の希望に大きく応えられた手応えがありました。
それぞれの成果が楽しみです。
演技することで自分と付き合うのがもっと楽になる、人生が楽しくなってほしいです。

補講にプラスのレッスン料などはかかりません。
せっかく108�屬瞭鵑弔寮賤儼慮転譴�あるのだから
場所も講師もなるべく利用しやすくして有効活用してほしいと思っています。


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「声優の職人道具」

演技という仕事そのものが、一般的に思われているよりもずっと
技術が必要とされるもので、中でも声優は職人だと僕は思っています。
感性はもちろん大切ですが、感性は誰だって持っています。
インタビューや芸談では「あの声優は感性が良い。」的感性論に
なりがちですが、俳優・声優になりたいと思う人で
感性が繊細じゃない人を探す方が難しいと僕は感じています。

茨木のり子さんの詩に
「自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ」
という言葉がありますが、
自分を守る、自分と闘う、自分で遊ぶ
その術も演技者に求められる技術の大きなひとつです。

演技を知り、出来るようになることで人生が前よりもっと楽しくなるのは
自分との付き合い方を知るから。僕自身がそうでした。

新稽古場で設備も整え、本格的な声優レッスンが出来るようになって
良かったと思うのは、本当の現場と同じ手順を踏みながらも、
自分の演技の加減をいろいろ変えたり、自分の精神の立ち位置もあれこれ試せることです。
本当のオーディション、本当の本番だったら、誰だって安全パイを選択しがちです。
でも稽古場だったら冒険が出来る。
それも1レッスンにつきほんの1回や2回短い場面しか演じられないよりも
ボリュームある役を何度も何度も演じられて、なおかつ失敗が許される方が
自分の使い方が分かるのが早く、より高みに行きやすくなると信じています。

先日の声優実習でも外画のアテレコをやったのですが、
台本を持たずに音声ブースに入っての演技に挑戦したメンバーがいました。
今年、僕が出演した作品でも声優初仕事なのにノー台本でブース入りしていた
子役さんがいて、僕はそのガッツに心底敬意を感じましたが、本番では
なかなかそこまで冒険は出来づらいもの。
でも稽古場なら(もちろん厳しい緊張感はあるのですが)失敗は許される。
そう思って、全員に遣り甲斐ある質と量の役を用意するのですが、それにプラスして
アテレコでも「台本を持たない」など、自分でハードルを足し、しかもそれを
飛び越えられる瞬間に立ち会える喜びは格別でした。

想像するしかなかった設定に自分を立たせて実際やってみてこそ分かること、たくさんあります。

自分を試して真剣に遊んで、たくさん失敗してもう一回もう一回と進んでほしいです。
その為の少人数制、相手役のいる個人レッスンです。


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道場生日記「声優実習で」(玉腰裕紀)より
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「ハードとソフトと・・・」

稽古場の大掃除も終わり、今日が仕事納め。
1月は4日から仕事でなんだかあわただしいですが、それでも年末、
今年の感慨があります。

今までの稽古場がビル取り壊しに伴い立ち退きとなり、
4月22日に池袋駅東口徒歩4分の新稽古場に移転しました。
108�屬砲覆蝓▲掘璽鵐好織妊M僂妊▲肇螢┯�演も出来る稽古場と
アフレコやナレーションを本番と同じ流れでレッスン出来る音声ブース稽古場の
二つの専用稽古場が常時自由に利用出来る養成所になりました。

ハードだけでなくソフトももちろん大切。
レッスンしながら自由にプロの芸能案件にも挑戦出来るシステムが整い、
美輪明宏氏演出の「黒蜥蜴」はじめ多くの舞台にレッスン生が出演、
声の仕事や顔出しのTV出演も相次いで嬉しい年になりました。
年末年始はBS五局開局15周年特別番組
「バック・トゥ・ザ・21世紀〜気づけば未来があふれてた〜」。
五つの章に分かれ、それぞれがドラマ仕立ての二時間番組で、
「仕事」、「女性」、「怪物」、「東京」、「時間」というテーマ別の番組の内、
第一章「仕事」に松井聖香さん、
第二章「女性」に清水雅子さん、
第五章「時間」に田染尊章さん、田村哲也さん、森広高さんが出演しています。

今年5月にレッスンを開始するまで全く演技経験がないメンバーもいて、
初めてのTV出演が決まり主人公に延々説教(?)する台詞の多さに
本人は驚いていましたが、台詞がお腹に落ちるまで徹底して稽古場で
リハーサルした甲斐あって、本番ロケは予定より2時間近く巻いて終了。
堂々と演技を披露してくれて大変嬉しかったです。

僕自身が若い頃、どうしたら芸能活動が出来るようになるのか皆目分からなくて
実体の無い話しに騙されたり、お金を取られてしまったり様々な経験をしてきました。
今だったらあの時に自分がどうすべきだったかよく分かります。
ギャランティについても、レッスン生だからという考え方ではなく、
プロダクション所属俳優と同額。ジュニアランクで来た案件で撮影1時間で終わった場合でも
出演者手取りが一万円を優に超える金額を渡せている現状を嬉しく感じています。
過去に別の養成所やプロダクションを経験してきたメンバーから
驚かれるのが秘かな(?)喜びです。

それらセールスポイントをもっと発信していくべきだと思いつつ、
毎回のレッスンにエネルギーが向いてしまいつい後手後手になるのが反省点。
でもそれほど毎回のレッスンが内容・展開とも手応えがあり楽しくて、
メンバーの伸びしろを感じることが毎週何よりの楽しみになっています。
良いレッスンにするため常にあれこれ考えることで
自分自身の伸びしろを実感出来た2015年でした。


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「目標と足かせと」

舞台・映像の芸能案件が毎週入って来る中、
道場を主宰していて公平感を絶えず気にしています。
芸能案件の情報提示は道場生全員に平等に。
以前撮影参加したスタッフから指名でスケジュール確認が来た場合を除き、
基本的に作品のオーディションには誰でも参加出来ます。

ただ実際にレッスンに毎週熱心に参加しているのに
芸能案件に挑戦することに消極的な方について不思議に思っていました。
興味ありやりたいと普段話しに来てくれるのに、いざとなると。
TV出演も舞台公演も強制することではないので無理強いなどしませんが、
「この案件、キャラクターがピッタリだし演技的にもイケるのに・・・」と
思うこともしばしば。
芸能デビューしてもすぐにレギュラーの座を掴んだり、
経済的に安定出来ることはなかなかありません。
だからこそ仕事や学業との両立しやすさも道場の変わらぬテーマとしていて、
芸能案件に挑戦しやすい環境にしているのになぜだろう、と。

そうした生活の都合とは別に、芸能案件に二の足を踏みがちな方の傾向として
「今はまだ・・・」という方が多いです。
僕自身、ずっと演技の道に進みたいけれど、容姿にも実力にも自信がなく、
いつかいつかと思い続けていたから彼らを笑うつもりは毛頭ありません。
それどころか、いざ出演のチャンスが来ると
「自分なんかまだまだだから・・・」と尻込みしてしまう気持ち、よく分かります。
そして、途方もないことに思えた撮影・舞台出演のチャンスを結局、
同じレッスンを受けているメンバーが掴んだのを知ってから
「やっぱり受ければ良かったです。」と言いに来る気持ちも、実によく分かります。

真面目な人ほど、もっと演技が上手くなったら挑戦しよう、
もっとメンタルが強くなったら挑戦しよう、
もっとダイエットに成功してから挑戦しよう、など
今はまだ・・・と自分でルールを作りがちです。

目標として具体的に「これが出来るようになったら」を決めることは
モチベーションアップに繋がり賛成しますが、
目標のつもりで自分で決めたことが、いつの間にか
自身を縛る足かせになってしまっているのは勿体無い。

「いつかきっと」のいつかは自分で決めるしかありません。

ましてやそのマイ・ルールが
もっと演技が上手くなったら
もっとメンタルが強くなったら、と
自分自身なんとも明確な判断がつかないこと基準にしてしまうのは惜しいです。
純粋に表現者でいたいと求める人ほど、いつまでも自分に満足など出来ないもの。
だからこそもっともっとと向上出来る。そのエネルギーを逆噴射してしまい、
自分を押さえ付ける足かせにしてしまうことはありません。

芸能案件に挑戦しやすくするにはどうしたら良いか。
漠然と基準なく自分を責めることのないように、
レッスンでは、今の演技のどこが良かったかと
ここはこうした方が気持ち・意図が伝わるのではを逐一具体的に伝えていくこと。
マネージメントでは、平等なチャンスの提示と、
ギャランティ支払の充実と透明さ、一度言ったことを引っくり返さない対応。
それらの実行を心がけています。

その上で、別に撮影や舞台への参加はあくまで自由参加。
書類選考のみでもオーディション有りでも、キャスティングされれば
全力で表現者でいなければならない責任があるからです。
マイ・ルールに縛られず安心して飛んでほしいです。

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「夢見る頃はいつまで」1

夢見る頃というのはいついつのことを指すのだろうと思うことがあります。
一般的には10代後半のことなのだろか・・・
多くの人が俳優・声優になりたくて夢見る絶対数が多い時期もその頃な気がします。

30、40、50で夢見ちゃいけないのか。
僕の場合で言うと、今まで生きて来て今が一番演技をしていて楽しいし、
自分の中では今が一番演技が上手いです
(って言葉にすると傲慢に聞こえてしまうかも知れないけれど、
具体的ポイントを挙げて、この実感を説明出来ます)。

自分自身の本番の楽しさと同じか、あるいはもっともっと
今の僕はヴォイス&アクターズ道場を主宰することに生き甲斐を感じていて、
その大きな柱の一つが、
「年齢やそれまでの経験値に関係なく演技を楽しんでほしい。」です。

演技を始めたい時、望み通り始められた人の方が世の中圧倒的に少ないでしょう。
僕自身、役者になりたいとはっきり自覚したのが6歳でしたが、
実際に行動に移せたのが17歳の時でした。
誰にも言えなかった時間が長かったです。

ジャンプしたい時、思うように飛べる条件が整わず、機を逃してしまう。
人生はそんなことの連続で出来ています。
女性で結婚・出産・子育てで人間的に成長し、演技に幅も出てきたのに
休業後、劇団で戻る場がなくなってしまい、そのままズルズルと廃業してしまうケースを
僕はたくさん見てきました。
若い頃、ぶっちゃけあんなに尖がっていた女優さんが、出産・子育てを経て
包容力、味わいが増し人間味がまろやかになり、台詞術もいろいろな声の自然な発声を
獲得し、格段に演技が味わい深くなった・・・・・にも関わらず、
それを披露する場がなくなった。勿体無いことです。

男性も人生経験を積むことで獲得出来る気持ちの持ちようや
人前で出せる声の種類の多さなど、加齢が演技に与える好影響は多いです
(つづきます)。

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「演技と記憶力」

ヴォイス&アクターズ道場演技レッスンは、「相手役のいる個人レッスン」。
質も量も濃いレッスンを希望するだけ受けられるのが特色ですが、
レッスンしていて誰もほぼ必ず凹む通り道が、台詞覚えに関する自己嫌悪です。

どんなに台詞覚えが良いと云われている俳優でも台詞覚えに苦労したことのない人はいません。
今まで3,000人以上の俳優と会ってきましたが、そんな人は一人もいませんでした。
「どう話すか」、俳優の仕事は基本的にこれです。
作家が書いた言葉を、あたかも自分がその場で思いついたかのように「思わず言う」仕事。
演技力の括りの中には確実に記憶力も含まれます。

覚える、という作業さえなければ、ある程度以上表現力のある俳優にとって、
舞台でも映像でも声の仕事でも、現場で演技するのはそれ自体ご褒美のようなものです。
ちゃんと準備が出来ている時、本番に向かう足取りの軽いことよ・・・
ドラえもんに一つだけお願い出来るとしたら、という番組での答えの1位はどこでもドアでしたが、
俳優に同じ質問をしたら1位は絶対ダントツで暗記パンです(笑)。

台詞覚えでは誰もが苦労しますが、鍛えることは出来ます。
それぞれの傾向に合わせて意識するポイントは違い、鍛え方も異なります。

覚え方の傾向は大きく分けて二通りあって、文字で覚えるタイプと絵で覚えるタイプ。
文字タイプは文字通り演技しながらアタマの中で本のページをめくるように文字が浮かぶそうです。
人によっては行が変わる、ページをめくる瞬間に一拍置くのがクセになる人もいるくらい
音読感の強い台詞回しになる傾向があるタイプです。正確な言い回しがぶれないのが長所です
(つづきます)。


ヴォイス&アクターズ道場
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「夢見る頃はいつまで 2」


道場では現在13歳から52歳までの方々が演技を磨いています。
1レッスン2,3名での開催も多く、相手役のいる個人指導レッスンです。

休学も自由なシステムなのは、現役のプロダクション所属者や劇団員もいて、
映像・声・舞台のレギュラー本番で一時的にレッスンに来られない時期が出た時、
休みやすく、また本番が終わり自身の課題を感じ演技をメンテナンスしたくなったら
レッスン復帰しやすい環境にする為でした。

実際この制度はレッスンと併行して芸能活動の機会が持ちやすく有効に機能していますが、
休学制度のもう一つの良かったと感じているのは、結婚・出産など
人生、生活の大きな変化と演技への情熱のバランス取りにも大いに役立つという点です。

24日(日)は結婚・出産・育児で忙しいメンバーが3人揃えることになったので、
3人の時間に合わせて、通常レッスンとは別の時間帯に約4時間みっちり演技をしました。
専用稽古場ならではで、時間を気にせず心ゆくまでやりましたが、あっという間の4時間でした。

結婚もですが、女性は出産、育児の過程でその方自身の感性が伸びやかになり、出せる声の種類も
自然と増える方が非常に多いです。相手役の気持ちを動かしたい、自分を分かってほしい、
相手役との距離感を声で計っていく、気持ちを察する・・・・・・演技というものが行う実際の要素を
新しい命との日々の付き合いの中で実践しているのですから、当然声の表情が豊かになり
身体性が高くなります。

初見の舞台戯曲の演技立ち上げは役の目的、どうしたいかを確認しつつ、即興性も取り込み
自由に状況が変わっていくメリハリの実現を感じての半立ち稽古でした。

海外TVドラマのアフレコ実習は、女性キャスト3名の駆け引きと感情的な口論の日本語再現を
英語の原音を聞きながらだと陥りやすい落とし穴について具体的に例を挙げながらリハーサル。
長い場面を本番収録も6回して、プレイバックごとに変化が上手くいったポイントをチェック、
キャラクターの性格のどの面を強調したいかを、具体的にこの台詞のこの言い方を変えると
印象がこう変わる・・・と何度も収録出来る利点を活かしたレッスンが出来ました。

育児でなかなか外出もままならないメンバーの希望する、宅練用の台本も
声・顔出しとも何百といつでも閲覧可能な状態で稽古場にあるので、自由に選んでもらいました。

やりたい気持ちは変わらずあるのに、外出もままならず演技から遠ざかりかけていたメンバーが
久しぶりの実演に最初は自分を奮い立たせるように、でもすぐに積極的に自分を解放して
相手役から飛んでくる感情の球を思わず打ち返す、こんな声あんな声を次々聞かせてくれる様子は
道場の扉をいつでも開けておく意義と喜びを改めて感じさせてくれるものでした。
目がキラキラしているのを見て、こちらが元気をもらった気がします。

年齢や未経験であること、
経験はあっても環境の変化や諸事情で演技から離れた時間の長さ、
そういったものに「演じたい」という気持ちが負けてほしくないといつも思います。
夢見る頃はいつまででも、自分で線引きしない限りいつまででも夢見ることは可能だし、
芸能活動と演技レッスン両面でそれをサポート出来る場であることで、僕自身いつまでも夢見ていたいです。


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4月からレッスンを始めた方の感想をご紹介します。

「今後の課題」(赤木絢)

だんだんと暑い日が増えてきました。
花組 赤木絢です。
先日の稽古では私にとって
伝えたいけど伝わらないもどかしさに葛藤した時間になりました。

家で何回も繰り返している台詞も実際に稽古場では動きや
その時の感情でいっぱいになってしまい、台詞が出なくなってしまう。
言葉に気をつけているようで実際に稽古後レコーダーで聞くと言葉が雑に聞こえる。
稽古で祐一さんに質問されるとハッキリとその場の状態を言えないなど(他は省略)
凄く心、身体が一致していないアンバランスな演技に自分でも感じますし、実際にも見えている。
今、私の中での一つの壁なのかもしれません。

今はとてももどかしい気持ちですが、今後自分の中でどう克服していくかが私の課題。
まだ正直どうすればいいかがまだ答えは全然出来ていませんが
頭だけで考えて悩んで辛い気持ちにならず前向きに向き合いたいと思います。



【祐一からひとこと】

少人数で一人ひとりの演技にたっぷり時間が取れるレッスンの良さは
各人の進行状況、課題に合わせたレッスンが出来ることです。
まだレッスンを始めたばかりの絢さんにも、様子を見ながら
台本、役と向き合うと鏡を見るように分かる自分の個性の感じ方
といった取り組み方についてのアドバイスから、
現在の役作りが進行するに従い、
内面の充実のさせ方、また気持ちはあっても出し方が分からない時の
成立させやすい持っていき方の説明へと移行したりと
毎回のレッスンでの演技内容に合わせてアドバイスの角度というか
方向性を変えるようにしています。
内面について、今までと違うアプローチをしたのも
絢さんの前進ぶりを感じてのことです。

レッスンで伝えたいことはそれこそ山のようにあるのですが、
今ならこの外的なことをアドバイスし、それを意識して違う演技をもう1テイク、
今なら役と自身の内面のズレの消化について話すべき・・・など
レッスンは毎回がレア・ケースで僕自身にとって綱渡り。自分が試されている緊張感が堪りません。
これからもこの方向から、こちらの面からとその場その時に合わせて
臨機応変に伝えていきますね。
僕のレッスンは、伸びしろを感じる方にはもう少し、もう少しと
絶えずちょっと無理なハードルの高さへと変えていくようにしています。
なので、すぐに出来ないのは当然です。自分を責めないでくださいね。
先へ先へと脱皮していきましょう。


ヴォイス&アクターズ道場
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「選ぶ方も怖い」

守秘義務や情報公開に制限があり、
喜びを大きく書けないのがもどかしくもありますが、
映像、広告媒体や舞台など、レッスン受講者のプロとしての仕事が続けて決まり、
大変嬉しく感じるのと同時に以前の自分を振り返って感じ入るものがあります。

僕はずっとオーディションを「受ける」側でこの業界で仕事をしてきました。
現在も現役の俳優としてのそれは変わりませんが、
同時にオーディションに「送り出す」立場、「見る」側にも今はいます。

若い頃はとにかくオーディションが怖くて緊張して、
自分の良いところをなんとか搾り出してでも見せようと躍起になって
結局ガチガチの状態で審査時間を過ごしていたと思います。
冷や汗、失態、後悔、数え切れません。
自分を良く見せようとする意識がまるで透明なベールのように僕自身を覆って、
何の受け答えをしても人間味の薄い、通り一遍の、感情の幅の薄いやり取りのなんと多かったことか。

自分が「見る」側になってしみじみ分かるのは、選ぶ方も怖い、ということです。
昔、ディレクターは3本失敗作を撮ったら進退窮まると現場の現役の何人もの方から云われたことがあります。
制作側の状況はもっと厳しくなっているのが現在の実感です。
オーディションで選んだ人間が、本番でもし良い演技をしてくれなかったら、
それはキャスティングした人間の責任にもなります。
だから選ぶ方も真剣。

オーディション対策のレッスンではこの点を大きく踏まえて、
じゃあどうすれば良いかを一人ずつ検討していきます。
選ぶ側が何を知りたいと思っているのか
何を感じたいと思っているのか

オーディションの帰り道、「もっと出来たかもしれないのに・・・」自己嫌悪するのは避けたい。
自分を盛らず、個性をありのまま見せる。
自分に出来る技術的なことを提示する。
この二つの実行に向けて。
緊張はあっても自分を受け入れるようになるには、
マニュアルをなぞったり、最大公約数をあてがうようなレッスンは不向きです。
各人がレアケース。
僕自身、自分を等身大で出す、そんな自分を認めるようになれるまで随分時間がかかりました。
それは危ういバランスで、媚びる方向と開き直る方向の引っ張り合い。
ちょっとしたことでどちらかに傾きやすいのが「オーディションでのその場の居方」です。
でも自分の緊張との付き合い方、
自分のバランスが崩れそうな時感じるセンサーのポイントなどを知ることにより、自覚することが出来ます。


ヴォイス&アクターズ道場
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ナチュラルとリアルは違う。
そんなこと普通、人は一生に一回も考えないものかもしれません。
ありのままをさらけ出す難しさをもっと進めて、自分の何をどう使うか、
更に進めて、使っていることを感じさせない為の道程です。

道場生日記「アフレコ」(赤木絢)
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「踊る職人」

演技というのはバランスなんだなと毎週感じます。
すごくザックリした言い方になってしまいますが、
演技というのはデジタルでは割り切れない究極のアナログ行為だと
僕は思っていて、演技は、と言うより人間は、
「身体」、「脳みそ」と「心」の三つで構成されていると思います。

演技のバランスは正三角形がベストとは限りません。
アクションやミュージカル系の俳優は、動き(振り)が付いていた方が
台詞や歌詞が出やすい傾向があります。その場合その方にとっては
身体を頂点とした二等辺三角形が演技に有効と言えます。
どの辺が長い方が演技していて自分のイメージに近づきやすいか、
演っている時は無我夢中で良いのですが、演じた感覚が残っているうちに
自分の傾向を振り返る習慣は大事です。
それが自分という楽器の使い方を知ることに繋がるからです。

先日ある演技派、憑依型と呼ばれる女優さんのインタビューで、
「演技していて楽しいと感じるのは一年に一回あるかないか。
いつも一つ先の台詞をイメージ通りに言えるか、動きにクセが出ず
ナチュラルに動けているか。ちょっと先ちょっと先の自分をコントロールして
演技を置いていくことに精一杯。」
という意味の発言があり、僕は大変驚きました。
丁度その舞台を劇場の最前列で観ていたのですが、
全公演ソールドアウトも頷ける充実の舞台で、
全観客が求めているであろう「何かに取り付かれたような」演技で観客を魅了した、
心、脳みそ、身体の三角形なら心の辺が圧倒的に長い三角形で
演技しているとしか思えないその女優さんの口から
まさに、「私は脳みそ主体で演技をしている。」発言が出たことが僕には大変に意外でした。
憑依型、霊媒師のように自分の身体に役の魂を宿らせて演じるような演技が常の評価の方だったからです。

でも思い直しました。
一つひとつ、瞬間瞬間の演技の要素を丁寧に、イメージに忠実に置いていっているからこそ、
結果的に俯瞰で観た時に、何かに取り付かれたような、乗り移ったような憑依型の演技に観えるのではないか・・・
毎公演、そしてどの作品でもそういう印象を残せるのではないか・・・

本当に自分の「心」に自分が熱中していっぱいいっぱいになってしまうと
案外、お客様に伝わるものは薄味になりがちです。
ましてや、気持ち先行の演技は、回ごとの演技の出来が安定しないことが多いです。

本人はどこか冷静な自分がいて、レシピに忠実に瞬間瞬間を丁寧に仕事をしていっているからこそ、
結果的に激情に駆られて役の時間を生きているように観える。
演技者が気持ち良くなり過ぎないからこそ演技成果が充実してくる。
僕自身、役の気持ちと自分の心がほぼ合致した気がして、今夜の本番は良かったんじゃないかと思った時、
演出家から「もっと距離を取り客観視して演じなければダメだ。」ときついダメをもらったことを思い出します。
逆に演じていて陶酔感が全くなくて、仕方なく一個一個の台詞や動きを忠実に、丁寧に置いていくことに専念して
何とか乗りきった本番後、自己嫌悪に肩を落として戻った楽屋で、
滅多に誉めることはない演出家から「今日は良かった。」と云われ、呆然とした記憶も去来します。

弾けていながらも抑制する難しさ。
まるで職人が持てる技術を駆使しながらも傍目には心のまま踊っているかに見えるような・・・・・
演技者にとってバランスは永遠のテーマです。
バランスを取る手助けが出来るコーチでいたいといつも考えています。


ヴォイス&アクターズ道場
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最初に勇気を出して「演技する」戸を叩いてくれたことにどう責任を取れるか、
自分が誰にも相談出来ず震えていた頃を忘れません。
少人数制だからこそ出来ることを書き出しました。
この内容を求める方に向き合っていきたいです。
ヴォイス&アクターズ道場HP
http://yuichisato.com/
に書き込んでくれたレッスン生の日記を紹介します。


「1ヶ月が経って」(奥山由貴)

おはようございます。
はじめて道場日誌を書かせていただきます、奥山です。
こちらに通い始めて1ヶ月が経ちました。
いつも緊張しっぱなしですが、道場の方々が優しくて楽しい方ばかりで毎週通うのが楽しいです。

通い始めてびっくりしたのは、シーンスタディで前に立つと覚えたはずのセリフが出てこなかったり、
指摘してもらったことをやろうとすると前はできていたはずのことができなくなることです。
ひとつのことをやろうとすると他がうまくいかなくて、難しいなぁと思います。

ああいうふうにできたらと考える理想はたくさんあり、
新しいことを知るたびに増えていくように感じます。
その理想に少しでも近づけるようもっとたくさんのことを知りたい、
自分を磨きたいと思えた1ヶ月でした。
これからもよろしくお願いします。


【祐一からひとこと】

初日記をありがとう。1ヶ月経ちましたね、緊張のひと月だったと思います。
誰でもはじめは初心者。知らない世界の新しいドアを開けるのはさぞ勇気が要ったと思います。
思いきって飛び込んでくれた方に期待以上のものをお返ししたい、それはいつも感じていることですが、
扉を開く、それだけはご本人にしか出来ないことなので、
自分が演技の世界に飛び込んだ時の怖さをいつまでも忘れないでいたいと切に思います。

道場ではその方の進行状況に合わせて、もうちょっと、もうちょっとと出来る無理をさせるようにしています。
手からこぼれてしまったら、持てる量を調整してやり直し。
各人に合わせた対応が出来るのが少人数制レッスンの最大のメリットだからです。

覚えたはずの台詞が出てこない、演技を改善しても意に反してまた戻ってしまう・・・
書いてくれたそれらはもちろんですし、毎回の音声ブースでのアフレコ実習でも
手に台本を持ってアフレコをしているのに、こんなに緊張するとは
実際ご自分がやってみるまでは実感出来なかったでしょう?
(当たり前の話しだけど)人は経験ないことを人前で上手くは普通出来ません。
アフレコ一つ取っても、こうしたい理想はあるのに、自分がイメージに追いつけない・・・
その悔しさを毎回何度も体験してください。
その都度、僕からここがこういう理由で上手くいかなかったのでは、
これが原因でタイミングがずれて感情の高ぶりが逃げたのではと言語化していきます。

自分の理想(こういう自分でいたい、こういう演技がしたい)が
悔しさに隠されて分からなくなったらその時も、由貴さん自身が上手く言えない
「なんか上手くいかない。」の「なんか」の部分を具体化していく手助けを
レッスンで沢山していきたいです。
相手役のいる個人レッスン。
僕が自分のレッスンをそう名付けたく感じている、それが理由だからです。
ヴォイス&アクターズ道場HPより
演技レッスンを始めて初めての夏を越えたメンバーの日記をご紹介します。

演技中の腑に落ちなさ、気持ち悪さを言葉にして、今度はここを次はここをと
具体的な変化を体感していくうち、絡まった糸が一気にほどけるように感情表現が
開放される瞬間がやってきます。それに立ち会えるのは演技コーチ冥利です。



「大人な演技」(和気龍太郎)

はじめまして
夢組 和気龍太郎です。

入門して初めての秋という時期になりました。
入門当初と入門後、なにか少しでも変化があったのだろうかと自己を見つめなおしております。

そこでまず最初に
「あっ、意識が変わったな」
と思い至りました。
今まで、大きな声でとにかく観客に伝える、大きな身振りで伝える
どちらかと言えば「子供な演技」をしておりました。

入門してから「こうした方がリアルじゃない?」などと色々指導をもらい実践をしていってみると相手役の気持ちを受け止められていると思える様になってきました。
今までやってきた芝居だと相手と合わない気持ち悪さがあり、悶々とすることがあったのですが、それが払拭された気がします。

リアルさがないと独りよがりな演技が「子供な演技」
周りの人間と共存してリアルな世界観を創り上げていくのが「大人な演技」
ここが違うんだと自分なりにですが意識が変わった気がします。

ただ、まだまだ未熟なので私の考えがあっているかはわかりませんが今後も精進してまいります。



【祐一からひとこと】

初日記をありがとう。
こんがらがった糸の束が一気にほどけるように、演技の質感が変わったこと大変嬉しく感じています。
論理優先で分かったつもりになってもらうよりは、とにかく演技を何度も繰り返して、
どうして今の自分の演技がもどかしいのか、お互い言葉にし合って、
今の演技の相手役をもっと自分の意識に取り入れるにはこうしたら、
台詞の一部を一の輪で言うとしたらどこにしたいと思うか、
など毎回問いかけて龍太郎さんの感覚を立体化していくレッスンは僕自身にとってもとても楽しい時間でした。
演技中のエネルギーはそのままに、今まで拡散放出していたパワーを
その時々の相手役にぶつけていくフォーカスが身体や声に定まるようになると
逆に不特定多数が納得出来る演技の説得力を持つことが出来るようになっていきます。
レッスンの次のステップも、論理ではなく体感重視で、
演じては感じ考え、アイディアを出してはまた演じを繰り返していきます。


ヴォイス&アクターズ道場
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ヴォイス&アクターズ道場HPからレッスン生の日記をご紹介します。
演技レッスン講師をしていて強く幸福を感じた時間でした。
全くの未経験からデビュー出来たのは本人の努力に他なりませんが、その為に
技術面とメンタル面両方で、今の自分に伝えられるものに食いつき吸収してくれた手応えの喜びです。


「初舞台」(高橋岳則)


こんなに緊張と集中を継続するのは、いつぶりだろうか?
おそらく部活動以来の感覚だろう。
こういう一生懸命生きてる感覚が味わいたくて上京を決めたんだ。
と納得してしまった稽古の日々。
そして、そこはまさに演技を学ぶ者にとって経験と知識の塊でした。
もちろん沢山のダメ出しも頂きました。
それら全てを含め僕にとって初舞台は「夢の国」でした。
しかし、歩み始めたに過ぎない演者の道。
再び共演する時には「いい演技をするようになった。」と
言って頂けるように今回の経験を活かして日々励んで行きたいと思います。


【講師からひとこと】

初舞台おめでとう!おつかれさまでした。
何も経験がない状態でレッスンを開始して、みるみる変化を感じさせてくれて
これなら大丈夫と思ったとおり、実際のレッスンでの演技をスタッフに見てもらって
ぜひ出演をと話しが決まり嬉しかったです。

アドバイスはしましたが、プロの現場、創作過程に丸ごと飛び込んでもらいたかったので
おせっかいは避けて、顔合わせからリハーサルが始まってからはあえて遠巻きに見ていました。
共演者やスタッフから、ひたむきに取り組んでいる様子を聞く度嬉しく感じていました。
初日、堂々と演技して見える姿に、一年前の初レッスンで初演技に目を白黒させていた様子を思い出し感慨無量でした。
僕自身、こういう感覚が味わいたくて演技レッスンをしているのだと感じる時間でした。
出演中に次回作も決まり、新たな課題と遣り甲斐を見つけて前進してほしいと思っています。

ヴォイス&アクターズ道場
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「口を大きく開けることと口を大きく使うことの違い」

全くの初心者にも既にプロダクションや劇団に所属してプロとして活動している方にも
毎週レッスンしていて感じるのは、刷り込みの怖さです。

以前受けたレッスンで云われた抽象的なダメ出し(←この言葉自体僕は嫌いです。
外国の演出家の現場のように「アドバイス」や「お願い」の方がずっと好影響が出やすい)や
テクニックの差異を具体的に指摘出来ない担当者の、精神論のせいにする押し付けを
「自分が駄目なせい」の理由に真摯に受け止め過ぎてしまって、
出口のない袋小路に自分で自分を追い詰めてしまう・・・
演技中思うように表現出来ないと「ごめんなさい。」を連発してしまう・・・
僕の稽古場では演技が上手くいかなくても「ごめんなさい。」は言わないでほしいと伝えています。
誰に頼まれたわけでもない、演技表現の上達の為に
一生懸命やっているのは確かなことなのですから、
貴方は謝らなければならないようなことは何もやっていない。
レッスン中の「ごめんなさい」癖は付けないでほしいと思っています。

例外はもちろんありますが(笑)、演技者を志す人は基本的に真面目な人が多いと感じています。
真面目な人ほど、刷り込みをいつの間にかトラウマ化にしてしまい、
演技が思うようにいかない悪循環を生み出しがちです。
それを避けたくて、レッスンでは精神論よりも具体的なテクニックを優先して伝えるようにしています。
メンタルも大事。でも気持ちだけあっても、プラス技術も伴う表現者には敵うわけがないと思います。

台詞回しのウイークポイント改善の為に、
「口を大きく開けて台詞を言うこと。」を刷り込まれている人の多さには驚きます。
短時間で大勢の受講者をベルトコンベアー式に扱う演技レッスンでは
一人ひとりの癖や傾向に寄り添うことが出来ず、こうしたザックリした指導になりがちです。
顔面体操のようにとにかく口を大きく動かすことをきっかけに、いつしか自分に合った
滑舌克服法を見つけられる人もいますが、口を大きく開け続ける非日常的行為は
演技的にはマイナスに働くことの方が多いです。不自然だからです。

口を大きく開けることと、口を大きく使うことは違います。
発声、滑舌が良く、声に感情が乗りやすくなることを目指しているのに
日常的な表情、リアルな感情の表出から遠ざかってしまうのは遠回りだし、勿体無いです。

以前他所で演技レッスンを受けた経験者の方が、
口を大きく使う簡単な練習法を、実際にやってみせると驚く方が多いことに驚かされます。
口を大きく使うことが滑舌を良くする基礎。
その実際さえも伝えてない演技講師が多いのは罪作りです。


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「感想レッスンの百害」1

ヴォイス&アクターズ道場では、既にプロダクションや劇団に所属して、
この作品のこの役をゲットしたい、という目標が限定している方のレッスンや、
このプロダクションに入るには付属養成所に入るしかないから通っているが、
そこのレッスン内容の質と量に疑問を感じるので実質的な演技磨きは道場でやりたいという方のレッスンなど
各人の目的に合わせたレッスンも請け負っています。
志望校合格や希望するプロダクション所属の夢を叶えた報告を聞くのはレッスンを担当している人間として大きな大きな喜びです。

レッスンの質や量というのは比較対象がないと人は判断しづらいもので、
世の中には見学不可の演技レッスンも多く、飛び込まなければ分からないことが多いです。
道場のレッスンは「相手役のいる個人指導」、具体的に演技の改善点を提示していくというのがどんなレッスンなのか
それこそ具体的に見学してもらわなければ分からないので始める前に無料体験をお願いしています。

演技レッスンをビジネスと割り切って、その為には大人数少時間でベルトコンベアー式に次から次へと
一人ひとりにはほんの少ししか演技させず、アドバイスも最低限にするのが一番儲かる商法なのは想像出来ます。
それにしてもこれはないんじゃないかなと思う話しを大手養成所のレッスンでよく聞きます。

「やる気なさそう。つまらなそう。」
ある養成所で3ヶ月間ひとつの課題に取り組んだ声優志望者に3か月分のアドバイスとして講師から渡された言葉がたったこれだけだったそうです。彼女の同期生から聞きました。
これのみ。これが全文。成績表として渡され、口頭などでの他の言葉のフォローも全く無し。
僕がこの生徒だったら、「自分のメンタルが悪いから自分は演技が上手くならないんだ。」と思ってしまうでしょう。
講師が感想しか言わない、印象しか伝えないレッスンだと、受講生で真面目な人ほど自分を責めてしまう傾向があります。
正確に言えばこれは
「(貴方の演技は)やる気なさそうに見える。つまらなそうに見えてしまっている。」
であり、これでもまだまだ言葉が足らず、
なぜやる気がなさそうに見えるのか。それは大抵の場合、役や場面が求めるテンションの高さや感情の強さが表出出来ず、
台詞が相手役にかからず演技が不発に終わってしまっている、ということで、
なぜそうなってしまうのか、
役の人物の気持ちがどこで変わっているか、台本に書かれた気持ちの折れが読めているか、
読めていてもその流れの分岐点で演技(台詞と動き)が変化出来ているかを分析し、
その変化が乏しいから「つまらなそう」な演技になってしまっているのだとしたら、どうしたら
動きにメリハリを付けて、台詞にテンポを出し、かつ言いたい思いを声で伝えるにはどうしたら良いか、
つまり台詞術のテクニックを伝えていくべきです。

ここまでやって初めて「レッスン」と言うべきです。
演技に限らず具体的方法を教えてくれないレッスンはレッスンとは呼べない。
講師の感想を伝えているだけです。(つづきます)
「感想レッスンの百害」2

(つづきです)自分の演技が上手くいかない。活き活き演技出来ない。から
レッスンに来た人に「やる気なさそう。つまらなそう。」
感想だけ伝えてどうする・・・
レッスン料払って自主的にレッスンに来ているのだからやる気はあるに決まっています。
こんな「印象だけレッスン、感想だけレッスン」だと
受講者は出口を見つけられません。自分を責めて落ち込んで、演技の改善点にフォーカスした自主練の仕方も教わらないまま
また次のレッスンでも伸び伸びと演技出来ず・・・の繰り返し。

具体的なことを伝えれば、大抵、人はそれを試し、試せば実感出来、繰り返せば自分のモノにしていけます。

「やる気なさそう。つまらなそう。」は、ご本人の「演技がどうしたら上手くなるか分からない。」を
ただ言葉を変えて言っただけ。その方のメンタルが演技に問題があるようにも聞こえてしまう分、
言葉の言い換え方にも百害あるばかりです。
こんな言葉足らずのレッスンだけ受けて、自分には可能性がないんだと思い込んでしまって夢をあきらめ傷ついてしまう人がいるのは悲しいです。

演技が上手くいかないのは演技が上手くいかないだけの問題です。メンタルなんて関係ありません。
元々やる気はあるのですから。
気持ちが乗った方が演技が良くなることが多いのは確かですが、それだって技術の裏打ちがあってこそです。
演技の技術は
・気持ちの持っていき方の技術
・動きや台詞表現に活用出来る具体的なテクニック
の両方を指します。両方必要です。あった方が有利。

気持ちの持っていき方については特効薬はありません。
自分でもなかなか思うように付き合えないのが心ですから。
ただ、気持ちをその役の演技に有効なラインに持っていくエクササイズはあります。
それと、多くのケースや傾向を紹介することで、自分に響く「気持ちの持っていき方」を人は選べるようになっていきます。

そして動きや台詞を活き活きと見せる聞かせるテクニック。
これは力のある講師なら、その方の傾向や段階に合わせて具体的技術を伝えていくことが出来ます。
抽象的な「こんな感じで言って。」というリクエストではありません。
「貴方はこういう人物を描こうとしているけれど、動きのこの点、話し方のこのポイントがこうなっていることが成果の邪魔をしている。」
無意識に出てくるその方のクセ(クセも演技に利用出来るものとそうでないものがあります)の情報を共有し選別、
今の話し方のポイントをこう変えるとこう内面が変化しているように聞こえる具体的特長を多く紹介し、
その中でその方に響くテクニックを伝え、試していく。
何度も試して身体と心に馴染ませていく。

それは1回2回で終わるような簡単な道ではありませんが、人は漠然と自分をどうにかしたいと思うよりも
「貴方はあそこに行きたいのではないですか?」と具体的目標を提示した方が努力が継続しやすいです。
何か違うよ。ではなく、今の演技のここをこうするとこう印象が変わるよ。です。
その中で、段々と自分がこれからする演技が
・周りの人にどういう印象を与えるかを自分で選べる。
・選んだ表現を何度でも出来る。
ここに「新鮮に」というニュアンスが加われば鬼に金棒です。

一生懸命演技したのに
「やる気なさそう。つまらなそう。」しか言葉をもらえなかった彼女が
自分を責めていないことを祈ります。
やり方を教えず、印象・感想しか伝えないレッスンで成果が挙がらないのは受講生のせいではありません。


ヴォイス&アクターズ道場
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「活字になって」

何も経験の無い状態で演技レッスンを始めたメンバーが
昨年踏んだ初舞台が演劇雑誌「テアトロ」12月号と「悲劇喜劇」1月号に取り上げられ、
舞台写真と共に名前が活字になりました。

本人曰く、ほんの一年前は、雑誌に取り上げられることはおろか
プロの舞台公演に出演すること自体、予想もしていなかったそうです。
それが実現したのは本人のやる気と努力に他なりませんが、
毎週のレッスンで見る見る変化していったその成長のサポートを
自分のレッスンが出来たのだと思うと、喜びもひとしおです。

演劇評論家に取り上げられる、雑誌に写真、活字で残る
それが評価のすべてだなんて言いませんが、
応援してくれる家族や友人に喜んでもらえる素敵なことだと感じます。
僕自身は初舞台後、新聞の劇評に取り上げられたり雑誌に載ったりするまで
何年もかかり、またじっくり指導してくれる場に恵まれず遠回りしたことを考えると
初舞台が活字になった彼の今回のケースが、なかなかあり得ないことである覚えが強く、
本人以上に?興奮してしまいました(笑)。

よく喰らい付いてきてくれたと感じます。
昨日見学にいらした方もおっしゃっていましたが、
様々な演技活動をしてきた方からも、
こんなに細かいところまでアドバイスして何度も演じさせるレッスンは見た事がない
とよく云われます。
演技コーチと演出家の違い。
演出家は結果「こうしてほしい。」を伝える仕事。
それを実現するにはどうしたら良いかを一緒に考え、スキルを持っていない方には
具体的なテクニックをいくつも提示し、試し、そのケースに合うものを選べるよう吟味していく・・・
それが演技コーチです。
演出家による演技レッスンでは得られない、
各人のテーマを細かく掘り下げる、寄り添うレッスン。
印象や希望を伝えるのではなく、具体的なテクニックを教えていく、
言いっ放しではなく、テクニックが定着したか何度も演技して対応策を試していく。
僕自身、若い頃ここまでレッスンしてもらっていればもっと伸びたのにと、
振り返り感じるからこのスタイルを選択しています。

大人数・短時間や、固定マニュアルに受講生を当てはめていくベルトコンベアー式システムでは
決して出来ないことをしたい。そうでなければ僕がやる意味がないと考えています。
池袋駅から4分に108�屬寮賤儼慮転譴鮖�ち、ビックリされるような少人数で長時間つきっきりでのレッスンは
経済とのバランスを取るのは大変ですが、講師の遣り甲斐も大きい。
時に凹むこともありますが、今回の活字を見てこのスタイルを継続していきたい気持ちを新たにしました。

今週も前夜、今月の舞台公演を控えたメンバーからの相談があり、本来レッスンのない日に21時に稽古場で待ち合わせ、
時間外補講として言いづらい台詞がなぜ言いづらいのかを一緒に探して、メンタルと話術両方から
気持ち良く言えるには、の改善策を1時間40分1対1でレッスンしていました。月謝制なのでこうした個人レッスンは無料です。
便の良い場所に専用稽古場がある利点を演技の遣り甲斐に還元していきたいです。


ヴォイス&アクターズ道場
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台詞の忘れ方にはザックリ言うと2パターンあり、それを自覚すると自分の性格と言語感覚が見えてきます。
傾向が分かると自分を乗せやすくなる。台詞覚えの辛さを逆手に取り自分らしさを掴むコツを伝えています。

道場生日記「失敗することの大切さ」(宮本侑子)
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毎週自分の希望で見送れるオーディションがある環境は良いことです。
複数から毎週選べるから顔晴れるし、自己PRに特化した補講レッスンをいつでも出来ることで
後悔ないオーディション経験を増やしてほしいです。

ヴォイス&アクターズ道場生日記「オーディションの大小」(斎藤謙一)
http://yuichisato.com/

今週初日のシアターΧ名作劇場公演に道場メンバーが3名出演します。
同日スチールモデルとしての初仕事に挑むメンバーもいます。
先週初めての映像仕事メンバーの現場は僕も馴染みのスタジオでした。
嬉しいです。
シアターΧ
http://www.theaterx.jp/17/170315-170319t.php

俳優・声優養成所
ヴォイス&アクターズ道場
http://yuichisato.com/
CM撮影に続きスチール撮影も経験したメンバーが
表情や動きの準備の大切さ、要素の自覚を深めてくれました。
電車内や本屋の店頭だって大事で有効な稽古場です。
誰でもはじめは初心者。勇気を出して手を挙げてくれたことが嬉しいです。

道場生日記「スチール撮影」(森広高)
http://yuichisato.com/
夏の特別レッスンとして、今年度の毎日芸術賞(千田是也賞)受賞の
演出家・藤井ごう氏のレッスンを全10回開催します。
自分でも開け方の分からない心の扉が不意に開放されるような
アプローチの数々を少人数で受けられる贅沢な場を提供出来ること。
こういう場を開いていて嬉しく感じています。

ヴォイス&アクターズ道場
「藤井ごう氏特別レッスン」
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作文と短冊の違い、自己紹介の詳細は各人違うので(当たり前)、実際のレッスンでは個別指導、1ケースずつがレアケースです。
それを日記で書こうとするとどうしても最大公約数的文章になるのがもどかしい。伝わらないのではの不安があります。
1つずつのケースに当てはめた個別指導が出来るのが少人数制レッスンの最大のメリットです。

佐藤祐一の日記「自己紹介の作戦 3」
ヴォイス&アクターズ道場HP
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3月の声優アフレコ演技ワークショップ(有料)のおしらせ

池袋駅徒歩4分に稽古場があるヴォイス&アクターズ道場では
映像・舞台のいわゆる顔出し演技のレッスンと併行して
専用音声ブースによる
・アニメ
・外画(ドラマ・映画)
・オーディオドラマ
・ナレーション
の実習レッスンを毎週開催していて
実力と魅力を磨きプロとして活躍する人材を多く輩出しています。

簡単な感想や印象しか伝えないレッスンではなく、
具体的アイディアと改善法を絶えず繰り出していき、
少人数で台詞の多い役を何度も何度も演技。
プロと同じ手順でのアフレコのブース収録を行っていくワークショップです。
アフレコに興味あっても今まで挑戦する機会のなかった方や、
声優養成所に通っていても数週間に一度、二言三言の台詞を1、2回マイク前で言うチャンスしかない方に
ボリュームのある役を演じてもらう少人数実践型ワークショップです。
アフレコ演技の楽しさの確認と、その難しさのポイントを具体的に把握、今後の演技向上に繋げてください。
声優実技に特化した210分のワークショップです。

外画とアニメの演技ポイントの違い、声優実技で陥りやすい演技の盲点の説明など
レクチャーも交えますがあくまでも「実技ワークショップ」。
少人数で一人ひとり遣り甲斐ある役を何度もマイク前で演じてもらい、
その都度演技改善のポイントと伝え試しながら
テイクを重ねて画面に自分の演技が馴染んでいくのを実感していきます。
演技が上手くいかない理由を共有し、解決案を試し、アイディアが浮かばない方には
必ず代替案を提示しながら何度も演じていく実技中心の時間です。

マイクワークやタイムチェック、スタジオでのマナーなどへの疑問を解消しながら
声の演技がテイクごとに変わっていく、表現の幅を体感してください。


日時:2018年3月
11(日)16:00〜19:30外画

21(水・祝)13:00〜16:30アニメ、18:00〜21:30外画

25(日)16:00〜19:30アニメ

26(月)13:30〜17:00外画

27(火)13:30〜17:00アニメ


開催場所:池袋・ヴォイス&アクターズ道場稽古場
       http://yuichisato.com/michijyun/

参加費:一部につき4,500円


安心して演技を楽しんでいただきたく存じます。
お問い合わせ・お申し込みはお気軽にどうぞ。
yuiyui1573@gmail.com
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