狩人　「Ｌ・ガルシア」コミュの「僕の唯一の希望はアトレティコに戻ることだった」

◆ルイス・ガルシア「僕の唯一の希望はアトレティコに戻ることだった」

３シーズンぶりにアトレティコに復帰したルイス・ガルシア。早くもタイトルへの意欲を見せた　アトレティコ・マドリーに復帰したルイス・ガルシアはビセンテ・カルデロンで行われた入団会見の間、アトレティコに戻ってきたことに喜び表情を見せ、「僕の唯一の希望はアトレティコに戻ることだった。その可能性があると分かった時、全霊を懸けて向かったよ。それば僕の胸の“つかえ”だった」と語った。

ルイス・ガルシアは、アトレティコの“ロヒブランコ（赤と白）”のユニフォームを纏いタイトルを獲得するという目標を持っている。「来シーズンはアトレティコがタイトルを獲って喜びに浸っていることに期待したい。アトレティコはそれにふさわしいチームだからね」と来シーズンのチームの躍進に早くも期待を寄せる。

リバプール時代について「この３年間は充実していた」と振り返ったルイス・ガルシアだが、同時に故郷で成功を掴むためにスペインに戻ること考える３年間でもあったようだ。リバプールでの３年間は彼のサッカー人生に大きな影響をもたらしたと彼は言う。

「あの３年間は特別で、誰もが経験したいと思っているだろうね。リバプールファンはサッカーに対する考え方が違うんだ。僕に大きな影響を与えた。これからもリバプールは僕の中にあり続けるよ。リバプールのファンはいい時も悪い時も僕を支えてくれた」とリバプールでの思い出を語ったルイス・ガルシアだが、「アトレティコにも特別なファンがいる」とアトレティコのファンも特別な存在だと強調することも忘れなかった。

入団会見に同席したアトレティコのエンリケ・セレソ会長は、ルイス・ガルシアの復帰について「他の選手が出戻る計画はない」と語り、暗にフェルナンド・トーレスがリバプールから出戻ってくる可能性はないことを示唆。また、同会長はルイス・ガルシアの発言の前に、彼のリバプールでの成功を強調し、「ルイス・ガルシアが戻ってきてくれた。我々は運がいい。しかも彼はアトレティコに来たがっていた」とルイス・ガルシアの帰還を喜んだが、移籍金額の詳細を公表することはなかった。

ルイス・ガルシアは２００２−０３シーズンにアトレティコでプレー。リーガで３０試合に出場し、９得点を挙げている。来シーズンから３年間アトレティコのユニフォームを着ることとなった彼は、ＧＫクリスティアン・アッビアーティ（ミラン）、ＭＦラウル・ガルシア（オサスナ）、ＦＷのディエゴ・ダ・コスタ（スポルティング・ブラガ）、ＦＷディエゴ・フォルラン（ビジャレアル）、ＭＦクレベル・サンタナ（サントス）に続く６人目のアトレティコの補強選手となった。