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財務諸表を見ずに株買うの?コミュの 【第4回】貸借対照表を見よう(中級編Part2)

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(注意 書きかけなので、まだ見ないほうがいいですよ)


ようやく貸借対照表の固定資産の部に入りました。
まだまだ先は長いです。
ただ、実は私は株を買う時のほとんどは貸借対照表を見てるんですけどね・・・


さて、今回もオンワードさんに登場してもらいましょう
(オンワード関係者の方、気を悪くされたら他社に切り替えるので
いつでもおっしゃってくださいな。。)
http://www.onward.co.jp/corporate/investment/pdf/balance18-4.pdf


<有形固定資産>
有形固定資産というのは、売り物ではなくて
建物、機械、備品など、文字通り固定されている資産です。
ここで言う「固定」というのは売られることが前提とされていない
という意味なので、可動式かどうかはどうでもいいんです。

まず、建物及び構築物とあります。建物はまさしく建物。
工場なり建物なり・・・製造業等はここはそれほど疑いの余地がなく
そのままの金額を見ていればいいと思います。
問題は店舗がものすごくある業種。飲食店、スーパーなどなど。
こういうところは例えば全然売れない店舗に莫大な投資をしてしまって
その投資が回収できないリスクがあります。

ほら、近所に大手スーパーとかあってもはやってなさそうなところ
あるでしょ?そういう資産はちゃんと資産価値がないものとして
「減損」ということをしてなければなりません(後述の土地も同様)

どれだけ「減損」として認識されているかは、
損益計算書の「特別損失」欄を見ればわかります。
確かに、減損損失というものが認識されていることは
収益性が悪化していることを示しているのですが
逆に飲食店などで減損損失そのものが認識されていない財務諸表は
本当に健全なものなのか考えてしまいます
(店舗がものすごくある以上、儲からない場所って必ずあるのでは?
なんて思ってしまいます)

土地は、文字通り土地。
上述、建物とほぼ同じように考えてください。
唯一の違いは、建物というのは年々価値が下がるため
50年程度で費用になって、金額が減っていくのに対して
土地は買った値段がずっと貸借対照表に乗ること。
だから減損という行為が余計必要になるわけです。

<無形固定資産>
無形固定資産。無形の、資産です。
例えば、ソフトウェアとかさまざまな権利とか、
資産価値はあるけれど、目には見えないものです。

「連結調整勘定」というものがあります。
難しく書いてありますが、「ブランド」というイメージです。
例えば、資産1億円の会社を2億円で買い取るとしましょう。
あなたならこんな買い物しますか?

この差額がブランド、つまり資産に付随する超過収益力です。
例えば、ユニクロで1000円で販売しているものを、オンワード
さんが持つブランド力で、3000円で販売できるのならば、
オンワードさんの単純な資産総額よりも高い値段で会社を
買うことになるはずです。

結局、最初に言った資産1億円と、実際の買収資金2億円の差額
が「連結調整勘定」となります。
気をつけないといけないのが、あくまで会社を購入したときに
発生するので、オンワードさんの財務諸表には
オンワードさん自身のブランドは記載されないということです。
あくまで、その子会社のブランドのみ、です。

コメント(3)

中級編以降の記事は書かれる予定はないのでしょうか?
3年程前の記事にコメントしていただきありがとうございます。

書いていて、あまりレスポンスないなぁ…なんて思っていたので
書きかけで辞めてしまいました。

せっかくなので確定申告シーズンが終わりましたら
また記載を続けたいと思います。
そして11年前のレスを見て、レスをしてみました

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