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太礼道神楽伎流コミュの「ヨリマシ(依巫)とサニワ(審神)」

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「ヨリマシ(依巫)とサニワ(審神)」

最近の門集(入門者)さんは霊媒体質の御人が多いようです。
言い換えればシャーマニックなタイプといいましょうか。

霊媒体質というのは霊的な感受性の高い体質のことであり、
情緒性が豊かな反面、様々な微細な波動を受けやすいので、
異なる意識レベルや霊的なモノとチャネルを合わせやすく、
そのことで体調を崩してしまう場合があります。
霊媒体質者はそこを上手く乗り越えて行かねばなりません。
そういう御人が太礼道に出会ったことは吉事といえます。

過去のシャーマンは霊媒体質であることが条件でした。
それ故にすべてを神に捧げる生涯で終わった人も多く、
自らの心を日常にしっかりと結んで人生を歩んだ人は僅かでした。
太礼道でいうシャーマンはそれとは違っています。

太礼道の意義の一つは現代におけるシャーマンの養成にあり、
実際、太礼道における修法のすべてがそれにあたる訳ですが、

「宇宙大自然の高次の知性やパワーを受け取ることで、
これからの時代をより良く生きる霊性を身につけること。」

これがその目的で、現代におけるシャーマンとはこれをいいます。

そのために太礼道では入門者の感応体質を高めていきます。
感応体質と霊媒体質とは神一重なのですが、
感応とは明確な意志をもってこちらから融合して行くことで、
霊媒とは一方的にあちらから流れ込んで来る状態をいいます。
なので自らの人生を自らの意志で制御できなかったのです。

古では霊媒のことを「ヨリマシ(依巫)」と呼んでいました。
先の事情からヨリマシがどんな霊を降ろすか分からないので、
霊を判別する「サニワ(審神)」という役目があったのです。
サニワとなる者は自らの意識の深いところに、
アメノミハシラ(天の御柱=宇宙の中心軸)を立て、
アマツミチスジ(天つ道理)を正邪判別の基準としていたので、
決して邪な霊に憑依されることはありませんでした。
サニワは神主であることが多く、ヨリマシは主に巫女でした。
これが神道の原始の姿です。

ヨリマシが正しい神霊の指導を受けているならいいのですが、
そうでなければ預言(お告げ)に間違いが生じてしまいます。
まあ、そのためにサニワがいた訳ですが・・。

ところで太礼道ではこのような姿を超えた、
ヨリマシとサニワが一体となった「感応者+観察者」を目指します。
これを「ワザオギ(伎招ぎ)」と呼んでいます。

宇宙大自然に感応しながらも自らの心体に宇宙の中心軸を立て、
宇宙の道理をもって霊に対する正邪判別の基準を養うように努めます。
それによって霊的影響を受けにくくし、サニワも行える状態にします。
またそうでないと「愛気(アイキ)」を正しく放てませんし、
人の心身を癒すことにも障りが起こります。

太礼道では道理をもって宇宙大自然の英知やパワーを招き入れる、
ワザオギ(伎招ぎ)の修得に重きを置きますが、
それには感応という心体技術を得ることが大切になってきます。
しかしその感応の心体技術を会得する前に必要とされるのは、
下丹田(腹部臍下の霊中枢・気海丹田)を鍛えることにあります。
この鍛錬を「ユラフルワーク(練気操法)」と呼んでおり、
この操法は身体動作を伴う丹田呼吸と足心呼吸を行いながら、
身体の中心軸をあらゆる状態で定めることがポイントとなります。
霊媒体質の御人の場合、何よりこのワークが重要となります。
感情や思考の先走りを抑え、散気や苛立ち、恐れや迷い、
妄想や情緒不安定を防ぎ、不動心を養うために有効だからです。
さらにしなやかで優雅な動作や和らぎの心などが養えます。

そしてその後、中丹田(胸部心臓にある霊中枢)の活性から、
上丹田(頭部眉間奥に位置する霊中枢)の活性へ向かいます。
中丹田は太礼(タイレイ)という心と身体の作法によって、
上丹田は瞑観(メイカン)という存思の作法によって行います。
それらを修めますと始めて須賀(スガ)という真空の境地や、
言霊(コトダマ)の真なる玄理の開示によって、
目の前に新たな次空を迎える準備が整います。

未来のシャーマン(カンナギ=神巫)の道はこれです。


宗家箸


コメント(5)

>感応とは明確な意志をもってこちらから融合して行くことで、
霊媒とは一方的にあちらから流れ込んで来る状態をいいます。
なので自らの人生を自らの意志で制御できなかったのです。

「感応」と「霊媒」との違い、
この説明はとってもわかりやすいです。

どんなことにも、自らの意志が大切だということですね。
ありがとうございます。

そして、正中に一本光が通ったような意志を持つようになりたいものだと思いました。
宇宙大自然の高次の知性やパワーを受け取ることで、
これからの時代をより良く生きる霊性を身につけること。

感応とは明確な意志をもってこちらから融合して行くことで、
霊媒とは一方的にあちらから流れ込んで来る状態をいいます。
なので自らの人生を自らの意志で制御できなかったのです。

さららさんと同じくとてもわかりやすい説明をありがとうございます。

自らの心に刻み、これからも教えをいただきたと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します<m(__)m>ぴかぴか(新しい)   万葉音るんるん
 4月玄理講習会よりご縁をいただきました者です。
「ククリの秘義」をお伝えくださり、ありがとうございました。
 課題をいただきました「モモノミアレ」について、鎮魂しますると、上丹田・中丹田・下丹田の各玄点が氣海丹田にククリなして三位一体となる時、トトノエヤワスルモモノミアレあり、とヒビキましたが、答えは「須賀」の次空の十理に出会うトキにミアレますると思います。
 新しき御代のシャーマンの道とは、太礼の道に御現れまする和久産霊の法を修めること肝要と心得まして、精進致したいと思います。
みずしろさま

「上・中・下丹田の各玄点が氣海丹田にククリなして三位一体となるとき、トトノエヤワスルモモノミアレあり。その答えは<須賀>の次空の十理に出会う<トキ>にミアレなりて。またそれは太礼の道に御現れる和久産霊の法こそが、新しき御代のシャーマンの道でもある」という解釈をして頂いた訳ですが、まったくいい得て然り。同魂を得て頼もしい限りです。

フツフツとなりてなれりワクムスビ(和久産霊)の波動こそが<愛気>なのです。共に愛気の発露へ向けて精進しましょう。

十拍 楽阿弥

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