ニューヨークがラリー・レヴァンやデヴィット・マンキューソ、シカゴがロン・ハーディやフランキー・ナックルズであるならば、ロンドンのレジェンドはDJハーヴィに間違いない。伝説を作るきっかけとなったパーティ「Moist」や現在も続く「Sarcastic Disco」を通じ、その場を共有したクラウドだけでなく多くのDJ達にも影響を与え続けている一方、現在のニュー・ディスコ・シーンにおけるクラシックス再評価の方法の一つであるリ・エディットを、早くからカルト・レーベル<Black Cock Records>よりリリースし、このシーン形成の基礎を築き上げてきた。 2007年、トーマス・バロック(Rub N Tug)と共にマップ・オブ・アフリカとして<Whatever We Want>からアルバムをドロップ、この年のアンダーグラウンドにおいて最も話題のリリースとなった。その後活動レーベルの拠点をウルグアイの<International Feel>へと移したDJハーヴィは、2010年より自身のプロジェクトLocussolus名義で3枚の先行シングルをリリース。立ち止ることの無く進化をし続けるサウンドが話題を呼び、いずれもレコードショップのチャートを席巻する大ヒットを記録。
遂に完成に至った本作では先行シングルからのヒットトラックを全て収録している他、アンドリュー・ウェザーオール(Sabres Of Paradise, Two Lone Swordsmen)、リンドストロム&プリンス・トーマスがリミキサーとして参加し、アルバムの深みを一層引き立ててている。 長いキャリアの中でこれまでに触れてきた膨大な音、ジャンルを越えたダンス・クラシックス、ハウス~バレアリック、それらを現在のクラブシーンの音へと繋ぎ合わせることで、想像をはるかに超えたサウンド・フォルムへと仕上がった。新たな伝説を予感させる究極のアルバムが遂に完成した!
1. Gunship 2. Little Boots 3. Gunship (Andrew Weatherall Remix) 4. I Want It 5. Throwdown 6. Bloodbath 7. Tan Sedan 8. Next To You 9. I Want It (Lindstrøm & Prins Thomas Remix) 10. Throwdown (Harvey’s Dub) 11. Little Boots (An Emperor Machine Special Edit Version)