Liverpoolの魂「S・ジェラード」コミュのリヴァプールとの契約を2013年まで延長

ベニテス監督、ジェラードの契約更新に「素晴らしいニュース」

ジェラードとの契約を２年間延長し、２０１３年まで更新することで同意したと発表した。近日中にも新たな契約書にサインすることになっている。

この知らせを受けたラファエル・ベニテス監督は

「クラブにとって素晴らしいニュースだ」とコメントし、同選手の契約更新を祝福した。
「スティーブンは、このクラブのエンブレムにあらためて忠誠を誓った。正直、同意に至るまでの経緯は驚くほど簡単なものだった。何しろ彼は、更新をオファーされるや否や『分かりました』と即答したのだから。彼にとってこの契約更新は、何ら問題のないものだった。なぜなら、彼は生涯をこのクラブのためにささげたいと思っているからだ」

「この契約更新はリバプールが成長し続けていることを明確に伝える新たなメッセージとなる」と述べ、「われわれはクラブとして進化し続けている。スティーブンのような高いクオリティーを有する選手を、この先何年も維持していくべきと考えるのは偉大な見識だ」

「彼のように周囲を発奮させることができる選手は、ほかの選手たちにとってこの上ない見本となる。今季、彼は絶好調だが、キャリア最高の時はまだこれから先にやってくると思う」

　一方、ジェラードは

「僕はサッカーを見始めたころからこのクラブを応援している。僕の家族、親戚、そして友人の多くも熱狂的なリバプールサポーターだ。だから僕は、今もこうしてこの街に住んでいる。チームが勝利を挙げ、良い成績を残し、そしてトロフィーを掲げた時、こうしたサポーターたちが喜んでくれるのを目にする時こそ、最高の瞬間だ」

「ＣＬ制覇はクラブの歴史だ。僕はその歴史をさらに書き加えたいし、再び決勝の舞台に立つためにローマ行きを決めたい。あの魔法のような夜を今でも思い出す。だからこそ、もしもう一度決勝のピッチに立てたら、特別な感情がわき上がることだろう」

自身の将来の夢についても語っている。

「僕には、まだまだバプールで成し遂げたい夢や野望がたくさんある。プレミアリーグで優勝することもその１つだ。僕は今２８歳になり、だんだん歳を重ねてきている。（引退後は）監督になるか、あるいはメディアの世界で働くことになるか今の時点では分からないが、この先もずっとサッカーにかかわり続けられたら素晴らしいと思う。サッカーは僕の人生にとって欠くことのできない重要なものだからだ」