Liverpoolの魂「S・ジェラード」コミュのゴール量産中のジェラード「一番大事なのは勝点」

*ゴール量産中のジェラード「一番大事なのは勝点」

現在、公式戦5連勝中と好調のジェラードが、自らの得点記録についてコメント。
通算9ゴールと“点の取れるMF”としてセスク・ファブレガスやフランク・ランパードらと比較される状況について、「得点よりも順位で上回りたい」と語っている。

公式戦5試合で21得点と、攻撃陣が好調をキープするリバプール。中でも中盤から得点を量産するジェラードの活躍は際立っている。しかし、自身の得点記録については二の次であるというジェラードは、ライバル選手たちとの比較は意味を成さないと語っている

「僕は自分を他の選手と比較したりはしないね。それよりも、リバプールがアーセナルやチェルシーよりも上の順位にいることの方が重要だ。ファブレガスやランパードが僕より多く得点を記録していても、リバプールの順位が彼らより上なら、僕はそれで一向に構わない。一番重要なのは勝点さ。でも、僕自身も出来る限り多く得点を記録したいとは思っているよ。シーズン前に目標は立ててあるんだけど、それは秘密さ」
　
　現在、シーズン通算23ゴールのパーソナルベストを上回るペースで得点を重ねているジェラード。しかし、記録を伸ばす上で重要となるPKキッカーについては、複雑なチーム事情が絡んでいるようだ。

「PKのキッカーについては、試合前に監督が決めるんだ。試合によってはキッカーが代わることもあるんだ。その辺りをどんな基準で決めているかは、監督に聞かないと分からないよ。ただ、最近僕が蹴らせてもらっているのは、シャビ・アロンソがケガで離脱中だからだと思うんだ。だから、彼が復帰するまでに出来るだけ多くPKを蹴っておきたいよね」

キャプテンとしてだけでなく、ゴールスコアラーとしてもリバプールを支えるジェラード。「得点だけでなくアシストも好きなんだ。MFとしての重要な役割でもあるからね」と語る27歳は、まさにチームを支える大黒柱。悲願のプレミアリーグ優勝を目指す名門の浮沈は、やはりジェラードのパフォーマンスに大きく左右されることになりそうだ。