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アメリカでOT!コミュのアメリカのOTについて.情報提供願います.

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ちか様&コミュニティの皆様

 はじめまして.日本の身障施設で作業療法士をしています「なじむ」といいます.

 アメリカでのOTの役割(ごく狭い範囲ですが…)に興味を持ち,日本とアメリカの違いを教えていただきたくてこの度mixiデビューいたしました.

 私が務めている施設の特徴上,障害による制限でメーカー販売のナースコールが使えなくなった患者さんに対し,様々なスイッチを導入してナースコールを使えるようにしてほしいとの処方がなされることが多いのですが,この時に常々難渋していることがあります.

 こういった処方がなされた場合,私共の施設ではOTがまず使用できるスイッチを選定し,適合を図った後にナースコール本体に加工を施し,スイッチがつながるような状態にして患者さんに提供をしています.

 私共に限らず,こういった必要のある患者さんに対しては日本全国的にこのようなことが行われていると思います.

 日本ではスイッチ適合による能力開発を行うには既存の製品に手を加えなくてはいけない現状が多々あるのです.

 これで患者さんがナースコールを使えるようになるならばと,当施設では暗黙の了解で流れてしまっている空気がありますが,厳密に言えばこの行為は犯罪に近いです.これで事故があった場合には製造物責任法(PL法)という法律に抵触します.

 よってメーカーも元々スイッチがつながるような構造の製品を販売してはいませんし,そういった手段があったとしても情報提供は絶対にしません.

 しかしアメリカではどうでしょうか?ネットで少し調べただけなのですが,スイッチが元々つながるような構造のナースコール製品がいくつか出てきました.

 しかも製品説明には「OTが選んだスイッチを接続できる」と記載しているものまでありました.この時見ていたのはpossumというメーカーのものです.

 ナースコールに限らず,環境制御装置を用いるにも意思伝達装置を用いるにも,アメリカでは操作スイッチの導入がOTの責任業務として認められているかのような節があるように思えます.

 法律や制度的にも明確に指示がなされている分野なのでしょうか?

 養成校の授業でスイッチ作りを習ったなんてブログも見つけました.

 ちなみに,日本では「福祉用具導入は作業療法士の業務である」と厚労省が通達した程度です.

 もし,操作スイッチの導入が作業療法士の業務として公的に認められているものであったとするならば,日本でも同じように法律を整備するべきではないかと考えています.

 現在勤めている施設柄というのもありますが,患者さんの能力開発のために操作スイッチの導入は必要なアプローチであると思いますし,作業療法士の専門性が明確に発揮できるアピールポイントだと思います.

 特に最近ではタブレットPCの発展など,技術革新に伴い患者さんの能力を開拓する可能性も広がってきました.法律の制限が患者さんの能力制限につながっては本末転倒ですので…微力ながら何か活動をしてみようと思います.

 長文失礼いたしました.よろしければ,アメリカでのこの分野の現状についてお聞かせ願えれば幸いです.

 よろしくお願いいたします.

 

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