恋愛（片思い可）相談ｏｒ体験談コミュの続・最終話

はる『でも友達ずっと居ってな』

オイラ『むりだわさ…だって諦めれねーもん…』

オイラ『そーなったらはるに迷惑かけるし、俺も嫌やし…』

はる『…解った』

はるは涙を流しながらそう言った。

昨日の涙とは違うのは、俺から見ても分かった…

オイラ『引っ越しの手伝いするわ…』

はる『いいよ…明日業者さん来て貰うし、最後まで迷惑かけたくない…』

オイラ『そっか…明日何時に出て行くの？』

はる『ひろくんが仕事行ってから。』

オイラ『ほっか…』

はる『ホンマはなんも言わずに出て行こうと思ってんけど、やっぱひろくんと一緒に居れる限りは居りたかったし…』

オイラ『ほっか…でも悪い…おれもそこまで人間出来て無いし出て行くわ…』

はる『え！？』

はるの返事を待たずに部屋を後にした…

オイラ『あーあ…やっぱフラれたか…』

家の屋上へ昇り空を見ながら大の字に寝転んだ…

告白しなければ…気持ちを隠していれば…
ずっと一緒に居れたのに…

彼女じゃなかったらあかんかったん？

付き合わないかんかったん？

はるより自分のが大事やったん？

色んな疑問符が頭に浮かびは消え、答えの無いまま朝を迎えた。

朝日を迎え、太陽を見ながら一つの決意をした…

家に戻るとはるは、寝ないで待ってたらしく俺を出迎えてくれた…

はる『おかえり…』

オイラ『ただいま…』
…沈黙が続いた

オイラ『あのさ？…』

決めた事を言おうと口を開いた。

オイラ『あのさ？お前が逢いたい時や辛くなったらいつでも呼んでくれ！何しててもすぐ駆け付けるから、でも俺からは逢いにいかんし行く事ができるようになるんは、おれがはるの事好きじゃなくなった時にする。』

はる『いいの？』

オイラ『やっぱ自分の事よりはるが大事やし！！』

はる『ありがと♪』

オイラ『やっぱ俺、お前の事好っきゃし。それは変わらん！！飾り付ける言葉とかでけんし、見返りとか求めん。それがお前に対する素直な気持ちや』

少し心が晴れた…

はる『ホンマにありがと…』

オイラ『ほなまた逢おな♪これが俺らの最後の言葉でええやん☆』

笑いながら涙が零れた…慌てて隠そうとしたが、間に合わずはるに気付かれた。

はるはそっとおれの頭を抱き締め…

はる『愛してるよ…』