NHKスペシャルドラマ坂の上の雲コミュの目黒自衛隊で秋山兄弟に会った！

おはようございます。

少し長いですが、お付き合いください。

ここ3年間打ち込んできたことがあります。
歴史ロマンの会、2つコミュニティを作りました。

１つは、秋山好古大将の会、坂の上の雲を偲ぶ会です。
２つ目は、山口多聞中将の会です。

ともに陸軍、海軍の至宝と呼ぶべき人物です。
僕のロールモデルです。

４月５日に、青山霊園で、
お花見、坂の上の雲に学ぶリーダーシップ勉強会、
懇親会を企画しています。

９時４５分に青山霊園管理事務所前に集合で
青山霊園を散歩しつつ、お墓参りをしています。

１１月４日に秋山好古さんはなくなったので
月命日ですね。

最後の言葉は「奉天へ！」だったらしいです。

最後の仕事は、松山の北予中学の校長先生をされました。
福沢諭吉さんを尊敬しておられたので、子供たちは慶應大学で学べということを
方針にされていたとか＾＾

嫡孫の秋山哲児さんは、
天地無私を貫いた好古さんの逸話を教えてくれました。

青山に住んでいる頃、青山郵便局管内で最も高額な年金受給者だったらしいです。

ところが、後輩や部下が訪ねてくると気前よく振る舞う。

奥さまの多美さんは「いつまで経っても楽にならない＾＾」
多美さん本当は面倒見が良い人だったらしく、本音はしょうがないね。
でもそんな好古さんが大好きだったらしいです。

今回、僕はお孫さんの好史さんと一緒に、５人の仲間と目黒自衛隊を見学してきました。

防衛研究所で拝見した坂の上の雲に絡む資料は、
１．正岡子規が従軍するに際して書いた履歴書

２．秋山真之が書いた従軍報告書
　　無線通信について書いたレポートは、まったく達筆で読めなかった。

３．『本日天気晴朗なれども浪高し』と秋山参謀が打電したメッセージを受けた書類
　　この電報文の裏には、『皇国の興廃この一戦にあり、各自一層奮励努力せよ』もありました。

４．秋山好古関係の書類
　①多美さんとの結婚願い　宛先は大山巌陸軍大臣

　②陸軍大学校にて、特別に馬を一匹、飼うことを許可するという書類

　③好古さんの報告書

海自幹部学校には、真之さんの銅像があります。

陸自幹部学校（昔の陸軍大学校）の顕彰室を見学しましたが、
川上操六大将の遺品に触れることができました。

大山巌さんとともに日本の陸軍を作った立役者です。
ご子孫が陸上自衛隊にて幹部学校長をされた為に、川上さんの遺品を献上されたのです。

最後の収穫は、ランチをしていた時にありました。

秋山家の不思議、百太郎伝説です。

参加いただいた村山さんからお聞きしました。

秋山兄弟の父、秋山久敬（ヒサタカ）は、桃太郎の童話をつかって、
幼少の我が子「秋山真之」に
「大きくなったら、外国に行って、文明を学び、帰国したら日本の為に尽くせ。」と
教えたのですが、だいたい次のようなストーリーだったようです。

「桃太郎」とは「百太郎」のことで、百太郎とは百人の太郎という意味で、つまり「多数の日本男児」のことである。

「日本一の吉備団子」の「日本一」とは日本で一番という意味では無くて、「日本に一つだけ」という意味である。

「吉備」は、「十全」（完全）のことで、「団子」は「円満団結」を意味している。

すなわち、「日本一の吉備団子」とは、日本国中が一つになって完全に団結するという、心の鍵を暗示しているのである。

だからこそ、仲の悪い「犬」と「猿」と「キジ」が、仲良く鬼退治に出かけることができたのである。

　犬は「勇」

　猿は「智」

　キジは「仁」

　の天性を持っていて、人がこの三つの能力を備えることができたなら、どのような難事であっても失敗することはありえない。

　「鬼が島」とは、外国のことで、赤ひげの外人が住んでいる。

　「鬼の宝物」とは、金銀宝石のことでは無くて、外国人の長所、利点の　ことである。

　このように、古人は意味深長な物語を残してくれたのであるが、

　鎖国太平の世が長く続き、この物語の本当の意味を知る人も少なくなった。

　しかし、明治の時代となり、欧米列国と対峙することになったからには、

　全国の日本男児は、桃太郎の物語の意義をよく理解して、日本帝国に尽力しなければならない。

『汝よろしく桃太郎の孝道を踏んで、又一家を省慮するなかれ』

　この文章は、正確にいえば明治三十三年の執筆で「水交社記事」に寄せられたものであったとのこと。

　今風に更に解釈すれば、Go Global！
　若者よ海外に出て、外国の良いところを吸収し持ち帰れと
　知恵を出し、一致団結すれば、外敵に、国難を乗り越えることができると
　言っているのだと！

　最後までお付き合いいただきありがとうございました。

　皇国の興廃この一戦にありとZ旗の勝ち守をスーツに入れて日々是決戦の気持ちで仕事をしています。