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映画日記コミュのチョコ蔵日記【2007】

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2006年は84本鑑賞。目標達成出来ませんでしたー。
(誰かさん(←ここ管理してる人)よりはマシか?)

◆◇◆2006年鑑賞マイベスト10◆◇◆
1位)やかまし村の子どもたち
2位)やかまし村の春夏秋冬
3位)プラダを着た悪魔
4位)かもめ食堂
5位)ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ
6位)鉄コン筋クリート
7位)花よりもなほ
8位)硫黄島からの手紙
9位)木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
10位)武士の一分


2007年も面白くて楽しくて切なくて心に響く映画を沢山観たいです。
好きな俳優はティム・ロス!!

今年の目標:100本(リベンジ)

コメント(49)

☆4 こま撮りえいが こまねこ

ヒーーー!!!!かわいすぎる!!!
子供たちは声を出して笑っていたし私も笑いを堪えるのに必死。
でも単にかわいいだけじゃなくてとても心が温かくなるストーリー。
小さい頃の記憶がぽわ〜んと蘇ってくるような不思議な感じがしました。
(お人形の服を手縫いで作ってそれをお菓子の缶に入れてるとか…)
ただちょっと気になったのが各エピソードのつなぎ方。
なんだか唐突に終わって唐突に始まるって感じが少し違和感でした。
でもとてもほのぼのとした心温まる映画でした。見てヨカッタ。

No.010 2007.02.04(劇場)
☆2.5 千と千尋の神隠し

こ、これは…
世間と自分の、作品に対する温度差をものすごく感じましたね。
はっきり言って、なぜ評判が良いのかよく分からん。
すごーく言いたい事が沢山あって、ここでは言い切れないので
ちょっと卑怯ですけど別サイトに書いたコメントリンク張ります。
http://cinema.intercritique.com/comment.cgi?u=1852&mid=9085
とにかく見終わっても何も残らない。衝撃も勢いもない。
率直な感想としては、途中からむしろ「ハウルの動く城」を観たくなりました。

No.011 2007.02.02(テレビ)
☆3.5 ドッグヴィル

あまりの長さにずっと敬遠してきたんですが、今なら観れるかも!と勢いで借りてきました。
やっぱり長かった…。
特に前半は非常にダルい。でもそれを超えると後半はダントツに面白くなります。
この閉鎖感は観ていて窒息しそうになるくらい。酸欠状態になりました。
それはある意味成功とも言えるけど、でもやっぱり長いわちょっと。
松っちゃんの感想がめっちゃ聞きたいと思いました。

No.012 2007.02.09(ビデオ)
☆2.5 がんばれリアム

キッツいコレ。タイトルとパッケージに騙された人が大多数でしょう、きっと。
キッツい映画は他にも沢山あるんだけど、これは救いが見当たらない。
貧困とか差別とか宗教とか抗えない力を、観ている人も抗えないくらい押し付けてくる。
分かってる、分かってるってば!って逆ギレしそうになりました。
高校短大とキリスト教学校に通ってましたが、キリスト教にこんな恐怖を感じたのは初めて。
すげー怖い映画でした。

No.013 2007.02.09(ビデオ)
☆3 どろろ

ものすごい人が入ってる映画ですね、コレ。びっくりしました。
その割に中身がなくてまたびっくり。
なんかね、笑いと真剣さの境目が非常に分かりにくい。
これって真剣なの?笑ってほしいところなの?みたいな。
その時点ですでに監督と自分との温度差を感じてしまい、ダメでした。
しかも長い。テレビドラマですれば面白かったんじゃないの?って感じ。
柴咲コウの演技も無理っぽくてダメでした。力みすぎで観てて辛い。
中井貴一はやっぱ時代劇をやらせると本当に巧いなーと思いました。
で?これってやっぱ続編あるの?

No.014 2007.02.11(劇場)
☆4 アヴァロン

え!?実写?CG?っていう、境目の曖昧さがものすごく良かった。
本当に分からない。最初ずーっとオールCGだと思って観てましたから。
でも、え?実写か?・・・ん?分からん!!の繰り返し。
ストーリーもゲームをする人にとってはベタな印象があるのかも知れないけど
私は特にゲームとかやらないんですごく新鮮でした。
リアルとバーチャルのカオスが意外にも結構心地よかったです。

No.015 2007.02.14(ビデオ)
☆3.5 テープ

確かSHIGEO君がオススメしていた映画だったと思い、借りてきました。
畳み掛けるような会話の応酬も煩くはならずに耳に入ってくるし
出演者3人のみのワンシチュエーション映画にしては飽きずに観られました。
それもこれも多分3人の演技が巧いからだと思います。
でも肝心の内容がイマイチ。
記憶の個人差とでも言うのか、一つの記憶は人によって捉え方が違うって事が
自分の中でもちょっと怖くなってしまうんですけど
だけどもう少しドラマチックに表現する事も出来たんじゃないかなーと思います。
少し淡々としすぎかなと思いました。

No.016 2007.02.16(ビデオ)
☆4 プラハ!

以前チェコ映画コミュで話題にのぼっていた作品で気になっていたので借りてきました。
「ロシュフォールの恋人たち」のようなポップでキュートな色彩と音楽に
「シェルブールの雨傘」のような切ない恋物語。
悲しい史実を背景にチェコの若者たちの恋が描かれていて、すごく切なくなりました。
カラフルでポップな映像も、可愛い女の子ももちろん堪能出来るんだけど
それよりもやっぱり"切なさ"がこの作品の一番の良さだと思います。

No.017 2007.02.18(DVD)
☆4.5 ヘイフラワーとキルトシュー

ギャー!!!!ギャーーーーース!!!!
カ ・ ワ ・ イ ・ イ  !  !
信じられない。天使がいる!!天使がいますここにー!!!
そして小悪魔もいるんですけどーーー!!!
あーもうこれは過呼吸必至ですよ。ヤバイ。
「やかまし村」といい、北欧の子供たちって何でこんなに可愛いの!?
ストーリーも何気にシビアで、どこにでもありそうな家庭の軋みを
暗くならずにカラフルに描いていて、好感が持てました。
何回観ても飽きない映画!!

No.018 2007.02.18(DVD)
ヘイフラワーとキルトシュー
昨日ビデオ屋で手にとってまた戻した!
借りてくればよかった。涙
うち、ある子供昨日手にとってまた戻したぞwwww
ヘイフラワー一人でヒーッヒッヒって笑いながら見たもん。
あのパー子笑いで。
ねー。ちょっとした雑談トピ作ってや〜。
うちつくらんなんけ?
勝手につくっていいよ。
☆4 アイリス

この絶妙なキャスティングにまず仰天。あまりに絶妙すぎる。
そして思い出の場面挿入がいちいち泣かせる。
じぃさんの気持ちを考えると胸が苦しくて苦しくて泣けてしょうがない。
ケイト・ウィンスレットもとても良い。
ただもったいないのがジュディ・デンチの使い方。
記憶をなくす戸惑いや怯えがもう少し丁寧に描かれていたら
もっと感情移入出来たんじゃないかと思います。
あーでもこれは泣いた。久しぶりに大泣きした映画です。

No.019 2007.02.19(DVD)
☆3 さくらん

女的にはとっつきやすいテーマなので、すんなり入り込む事は出来るものの
本当に楽しめるのは映像の美しさのみで、内容的にはかなり雑。
人物描写なんかは特に酷かったです。
誰もかれも感情移入出来るだけの奥深さもないキャラ。
でも漫画はきっとそうじゃないと思うので
やっぱり脚本か監督の仕事の粗さが癌だと思います。
安野モヨコだし(でも私は岡崎京子の方が好き)
蜷川実花だし(でも私はHIROMIXの方が好き)
椎名林檎だし(でも私はUAの方が好き)
というダケのもののような気がしました。

No.020 2007.02.23(試写会)
☆4 ドゥーム

意外に面白すぎて心の準備が出来ていなかった為、うっかり点数高め。
ゾンビ系の結構キモめな映画なんですけど、私案外こういうのもイケるかも!と思いました。
日本の映画より全然怖くないんだねー。
で、多分ゲームを意識したアングルとかになっていて
ゾンビシューティングゲームみたいなんです。
でも全部がそうではなくて、あるシーンで有効的に使われてるといった感じ。
プロットも良かったんだと思います。面白かった!ちょっと得した気分。
友達と集まって観たりすると案外楽しめそうですヨ。

No.021 2007.02.24(DVD)
☆4.5 バベル

遠く離れた4つの国で起こった出来事が
それぞれ繋がりを持ってストーリーが進んで行きます。
印象的なシーンは沢山ありますが、私は特にモロッコのエピソードが好きでした。

人種や性別、国、文化、年齢、言葉・・・
何かと分類されるこの世界で、それでも同じ「人」として生きるという事。
陳腐な言葉ではあるけれど、そこには「愛」がある。
人として生きる意味を問いかけてくるような作品でした。

No.022 2007.04.19(試写会)
☆4.5 スパイダーマン3

今回のスパイダーマンはかなり面白かった!!
1も2も映像のインパクトが強すぎた為か
数年経つとストーリーを完全に忘れてしまうという欠点があったんですが
(自分の記憶力に問題アリ?)
今作はとてもヨイ!!
キャラに奥行きが出てきて感情移入しやすいし
911以降のアメリカに対するメッセージとも取れるテーマが
押し付けがましくなく、むしろアッサリ取り込まれていて
それがなんとも言えず良かった。
はためく星条旗をバックにNYに飛び出すスパイディが恐ろしい程頼もしい。
思わず鳥肌立ちました。
テレビで見るとどうしてもCGが目についてしまうので劇場で見るべきだと思います。

No.023 2007.05.04(劇場)
☆1.5 少林キョンシー

タイトルと内容のギャップがここまで酷いと、もはや詐欺です。
タイトルだけ見ると少林サッカーをなぞらえただけの胡散臭さと
私世代にはキョンシーという懐かしくも恐ろしいキャラをここで出してくるなんて
心躍らない訳がない!!
その分裏切られた時の落胆も大きい訳で・・・
いやーキョンシー全然出てこない!!
ま、出てくる事は出てくるんですが、怖くないんだよ。
それからワイヤーアクションがぎこちない。
B級に徹すればよいものを無駄に正統派で見ていて辛い。
全然ドキドキしない。
パーフェクトなまでのご都合主義なストーリー。
無駄に長い。
あーとにかく酷い映画でした。久しぶりにこんな駄作見た。

No.024 2007.05.09(DVD)
☆3.5 マイライフ・アズ・ア・ドッグ

とても良い映画なんだと思います。
とても控えめで、映画的だと思います。
そしてそういうところが大好きだという人もいると思うんですが
今の私にはちょっと物足りなく感じてしまいました。
描かれてない(描く事の出来ない)部分を読み取れなかった私の力量不足が原因ですけど

ずっと前から観たい観たいと思っていて
機は熟したと思い立ち、思い切って借りてきたんですがまだ早かったみたい。
もう少し歳をとってからもう一度見直してみたいなと思う作品です。

No.025 2007.05.13(DVD)
☆3.5 リロ&スティッチ

ディズニー映画はあまり得意な方ではないのですが
自身がフラを習っている事もあって、思い切って借りてきました。
巷に溢れるスティッチグッズの人気も自分的に全然理解出来なくて
どこが可愛いのかサッパリ分からなかったんですが
映画観たらスティッチ、悲鳴上げてしまいそうなぐらい可愛かった!!!
キャラ的にはものすごい高得点なんですが、でも映画的には低め。
あまりにご都合主義な展開で、説得力が何もない。
リロやスティッチの心の闇も表面的にサラっと描かれているだけで
特に心に響かないのがとても残念でした。もったいない。
あと30分長くしてでも内面的なところを描いて欲しかったかな。

No.026 2007.05.15(ビデオ)
☆4 ラヴェンダーの咲く庭で

老姉妹が漂流してきた青年に特別な思いを抱く不思議な映画。
老姉妹を演じたマギー・スミスとジュディ・デンチが素晴らしすぎました。
普通ではありえないような事を超日常の中に取り入れているので
一歩間違えるととても違和感のある作品になったと思うのですが
この二人の演技が素晴らしすぎて違和感の欠片すら感じませんでした。
おかげで老女と青年の不思議な関係にも係わらず、思い切り感情移入してしまいました。
起承転結がしっかりしているので、退屈さも感じる事なく観られます。

老女たちの心の機微が繊細に描かれていて
とても好感の持てる作品でした。

No.027 2007.05.16(DVD)
☆3.5 黄色い涙

嵐ファンとして鑑賞してもギリギリでこの点数。
淡々とした展開が退屈で、役者も力量不足の感が否めません。
また、どういった経緯でこの作品をこのキャストで映画化しようとしたのか
その意図がイマイチ分からないです。
ファンの目から見たってアイドル映画にもなっていないし
だからと言ってしっかりした「映画」にもなりきっていない。
監督が「ピカンチ」という嵐の映画を見て彼らに惚れ込んで
この作品を撮ったと言われていますが、もし本当にそうであれば
監督は嵐という青年たちの魅力を引き出しきれずに終わった感じがします。

No.028 2007.05.23(劇場)
☆4.5 ローズマリーの赤ちゃん

めっちゃ怖い!!!!
これはなんというのか・・・とにかく怖い。
ミア・ファローが可愛すぎてますます怖い。

女性なら大抵が経験する出産に絡む作品なんですが
何もかもが怪しくて不信感でいっぱいになってきて
何が狂っているのか分からなくなってきて
自分自身すごい嫌ーな場所に置かれた気分になってきます。
出産未経験の私でも、この嫌ーな恐怖と
そして何とも言えない違和感のある幸福がすごく分かります。
(母の立場になった時、もっと分かるかも知れないですけど)
ラストがまた秀逸。素晴らしい映画でした。

No.029 2007.05.24(DVD)
☆2.5 ゲゲゲの鬼太郎

普通に面白いと言えば面白いんだけど
あまりにツッコミどころが多すぎるような気もしないでもない。
妖怪のモメ事に人間が巻き込まれただけのような
でもそもそも最近の人間の行いが良くないからこうなったような
でも一部の行いが悪い人間は、別に痛くも痒くもない訳で
結局何が言いたかったの?という感じでした。
妖怪を「悪」として扱う辺りも微妙だし
鬼太郎もなんとなくやる気がないって言うかダルーい感じ?
一番の見所は目玉おやじのプリっとしたお尻かも知れないです。

No.030 2007.05.26(劇場)
☆3 あの子を探して

なんと言えばいいのか・・・
私はあまり好きじゃなかったです。
主人公の女の子がちょっと好きになれないというか
彼女のやる気のなさや人を見下すように見えてしまう態度なんかが気になる。
ひたむきに、懸命に、ただひたすらに、黙々と頑張る姿は健気なんだけど
結局その健気な気持ちがどこから沸いてきたものなのかが分からない。
そうでなかったとしても、お金の為に頑張っているようにしか見えないんです。
それだけ貧しさに苦しんでいるんだと言われればそうなんでしょうが
だとしたら製作者側の嫌らしさを感じずにはいられないです。
うーん…素直な心が私にはないのかなー?

No.031 2007.05.26(DVD)
☆2.5 イブラヒムおじさんとコーランの花たち

思っていたような映画と全然違っていて少しとまどいました。
すごくシンプルな作りで、それがちょっと退屈。
ただイブラヒムおじさんの存在感はスゴイ。
少年期にああいった影響力のある大人に出会うといのは
その少年にとって宝となる事は間違いないと思いました。
ただ、映画的にはやっぱりちょっと退屈。

No.032 2007.05.27(DVD)
☆3 ルパン

そもそもルパンそのものを肯定しきれない私にとって
この映画は本当イマイチでした。
結局泥棒な訳じゃないですか。
それを「殺しは絶対しない」とか変に自分を正当化するっていうか
人殺しは最大の悪だと思うけど、泥棒だって悪である事に変わりないんだけど。
それをさもかっこいいように描くルパンは私は好きではない。
それからエピソードを詰め込みすぎた感があって、飽和状態。
観ていて混乱してくるし、ストーリーを追うので精一杯になってくる。
そして致命的なのが、とりあえずルパンがダセー。
私の中のルパンはもっとスマートでインテリであんな田舎臭くない。
何もかもイマイチでした。

No.033 2007.06.01(DVD)
☆3 アポカリプト

R-15指定だったので、それなりに心の準備はしていったつもりでしたが
やはりちょっと度が過ぎるというか、悪趣味なまでの残酷さが見ていて辛かったです。
ここまで執拗に描写しなければいけなかったのか色々考えてしまいました。
ただ命の危機を感じる事、命を奪われる恐怖心、それに立ち向かう勇気…
現代社会が抱える問題のヒントとなるべきものが
この作品にはもしかしたらあるのかなーと。ふと思いました。
ただ15歳以下は観られないので微妙ですけれども。

登場する人物のほとんどが素人というのもスゴイ。
逆に役者が浮いてしまっているくらい。
主人公の男の子の、ひたむきで真っ直ぐな瞳はとても綺麗でした。
懸命に生きている人間はとても美しいのだな、と。
残酷なシーンもあったけれども
エネルギッシュで美しい人間を見る事が出来て少し嬉しかったです。

No.034 2007.06.14(試写会)
☆3 パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド

もう結構いっぱいいっぱいな感じでした。
今回はジャック・スパロウの魅力も半減してしまうような内容だったし
(要はストーリー展開がウィル寄りになっていた)
エピソードも無理やり詰め込んだ感じで、一つ一つが雑に思えたし
キャラの魅力でなんとかここまで持たせたけれども
むー・・・このシリーズここまでだな、と。
ジョニー・デップは頑張ったよ!!
だからこそ、ダラダラとシリーズを続ける事なく、ここで終わってほしい。

http://cinema.intercritique.com/comment.cgi?u=1852&mid=19003

No.035 2007.06.16(劇場)
☆4.5 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

見終わってからのテンションは過去最高です。
冒頭の30分はいつもと同じ駆け足状態で
(あー今回もこんなもんかな・・・)
って思っていたんですが、徐々に面白さが加速していきます。
原作未読の方がどういう感想を持つかは分かりませんが
原作を読んでいて映画もシリーズ通して観ている人は
今回の作品を観るとかなりグっとくるのでは、と思います。
そもそも今回の原作があまり面白くなかったので
逆に無駄を削ぎ落とした映画が面白く感じたのかも知れませんけど。
とにかく4作目まで観続けたけど、もう飽きたし観る気しないって思ってる人は
絶対観に行った方がいいです!
ルーナやベラトリックス、トンクス等、女性陣の活躍も目立ちました。
ルーナはやっぱり超可愛い。
出来ればクィディッチシーンでライオンの大きな帽子を被ってるシーンが見たかった。

No.036 2007.07.15(劇場)
☆3.5 トランスフォーマー

なんか昔こんなタイトルの漫画なかったっけー?
って思ってたらその漫画の実写だったらしいです。
まーよく分からんけども。
とにかく期待するも何も特に観たくもなかったのに観たものだから
ウッカリちょっと面白いと思ってしまいました。
面白いんだか面白くないんだか・・・
真面目なんだか不真面目なんだか・・・
っていう微妙な不思議感なんですよね。
タトゥーロの起用がまさにソレ。
真面目にアホな事させるとダントツにいい味出す彼が
この映画にもいい味出させてました。
巧いキャスティングでした。
ただラストのバトルシーンが気に入らない。
人間を守る!とか言いつつ大都市のど真ん中で
デカいロボット同士が激突してたら
守ろうとされてる人間の方も大損害ですよ!
そのせいでマイケル・ベイの得意技、途中から画面ぐちゃぐちゃ。
せめて広大な砂漠かどこかでやってほしかった。

No.037 2007.07.26(試写会)
☆2.5 ベクシル 2077日本鎖国

ゲームや3Dアニメに馴染みのない私からすると
驚異的な映像美でとにかくビックリ!
ジャパニメーションのクオリティの高さを再認識しました。
特にロボット等の無機質なモノの表現がダントツに良い。
ただ逆に有機的なモノ、特に「人間」の表現はリアリティに欠け
表情や視線など繊細さに乏しい印象を受けました。
簡単な喜怒哀楽なんかは伝わってくるものの
その表情から微妙な感情はなかなか伝わってきませんでした。

また、展開も少しご都合主義な印象。
やった事ないので憶測でしかありませんが、ゲームっぽい展開というか
映像は三次元なんだけど、ストーリーは二次元的に感じました。

個人的な好みの問題ですが、音楽はとても良かったです。

No.038 2007.08.02(試写会)
☆3 イカとクジラ

笑えないほどリアルすぎて、私にはちょっとキツかったです。
なんというのか、バラバラの家族それぞれの表情に見覚えがありすぎて
また視点が誰に偏っている訳でもなく、傍観者的なそれがますますリアルで
ものすごく寂しくなりました。
特に父親が「夜、大事なお話がある」と告げた後の息子2人の表情。
自分も何度あんな顔をした事かと、胸が苦しくなりました。
割れてしまって元に戻る事はない家族の欠片を一片ずつ見せられて
いちいちそれが胸に突き刺さるといった感じ。

この家族のその後は観た人に委ねます的なラストでしたが
私にはどうしてもこの家族が元に戻るという未来が見えませんでした。

No.039 2007.08.19(DVD)
☆3.5 ぼくを葬<おく>る

今まで「死」を見つめる映画は沢山見てきたけど
この作品は極めて私的。
死を通して他人とのつながりを確認する訳でもなく
何か生きた証を残そうとする訳でもなく
ただただ一人で死と向き合う。
そういう淡々とした運びが、お涙頂戴映画と一線を画していたのだと思います。
結局人は独りなんだと思わざるを得ない気がして
少し悲しくなりましたが、それが真実なんだと思います。

No.040 2007.08.20(DVD)
☆3 TAXi?

このシリーズは最初の「TAXi」しか見ていないんですが
見所はてっきりカーチェイスっぽいものだと想像していたので
ちょっと面食らいました。
明らかにコメディで、しかもあまり面白くない。
割り切って見るにはまぁ楽しめるかなという程度。
私は日本語吹替で見たので
オリラジのアフレコの下手さがますます映画を面白くなくさせていた感じです。
高田純次も最初は何か違和感があったんですが
コッチの方は徐々にツボにハマっていったので良かったです。

No.041 2007.08.21(試写会)
★1(満点) デス・プルーフinグラインドハウス

これはものすごく評価の分かれる作品だと思います。
実際どうなのよコレ。
私はものすごく好きで5点つけたいけど
でも5点の映画かと言われれば実は1点映画なんだよね。
だから「1点満点」です。
ただ、アメリカと同じ2本立てで上映すればよかったんじゃないかと思います。
そうじゃないとこの企画の意味があまりないような…。

タランティーノらしいぐだぐだくっちゃべってるシーン満載で
その会話の応酬も見所の一つなんだと思いますが
でもやっぱぐだぐだアホ会話を繰り広げるのは
男どもの方が面白いと思いました。
女がぐだぐだ喋ってるのって別に変わった事でもないし。

No.042 2007.08.28(試写会)
☆4 スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

画面的にはすごい洗練されてて面白い。
カットなんかも面白い。
色の使い方や衣装も面白い。
俳優陣も超豪華(オトコマエ好きには2時間充分堪能出来るヴィジュアル)。
でも中身スカスカ!!!!!!

三池監督はもしかしてコーエン兄弟的なノリを目指したのかなーと。
違ったとしても私には何か近いものを感じました。
真剣な中にアホっぽさを滲ませるというか…。
確かに俳優陣は非常に真剣に取り組んでいて映画そのものはアホっぽいし
コーエン節に近い気はするんだけど
三池さんの方にはインテリ臭が全くないんだよね。
そこが大きな違いだと思ったんだけど、インテリ臭がなくて正解な気もする。
ただその俗悪さ加減と俳優陣の名演技の温度差が激しくて
うまく噛み合いきれなかった印象を受けます。

そうは言ってもかなり楽しめたし、支離滅裂な感じが良い方向に作用していたし
ラストの北島三郎が歌うエンディングではまたブフーと吹いちゃった。
ところどころに仕込まれている細かな小ネタは笑える。

No.043 2007.09.13(試写会)
☆4 ツバル

こんなにブランク空いたのは何年ぶりかってくらい映画から遠ざかってました。
久しぶりに見た映画は何年も前からずーっと見たかった「ツバル」。
とっても可愛くてファンタスティックな映画でした。
実は見るまで無声映画とは知りませんでした。
いつまで経っても台詞がなくて、ちょっと不安になったんですが
むしろ台詞がない方が画面に没頭出来るし
役者の表情だけでも随分心情が伝わってきたので、本当すごいと思いました。
とても美しい映画でした。

No.044 2007.12.08(ビデオ)
☆4.5 パンズ・ラビリンス

「大人のためのダークファンタジー」という事で、それなりに予想はしていたけど
これほどまでに「大人のためのダークファンタジー」だとは思ってもみませんでした。
自分の甘さを痛感した作品です。

ファンタジーと言えば「夢や希望を伴った空想物語」といったところでしょうか。
この作品も、しっかりと「夢や希望を伴った空想物語」だと言えるんだけど
土台となっている現実があまりにも絶望的で、そこから見る希望ってこうなのかと。
うー説明が難しいんだけど、土台が違うとこうも違うものかと。
とにかくファンタジー映画を見てこんなに落ちたのは初めてです。
でも確かに希望はそこにあるんです。スゴイわこの映画。
ラストがまた上手い。人によって解釈が違うと思うんですが、そういうところが上手い。
「面白い」とはとてもじゃないけど言えませんが
ものすごく落ちて、そして切なくなって、希望って何?と思わず考え込んでしまうような
そんな不思議な映画でした。
私は好きだ。

No.045 2007.12.29(劇場)

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