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季語コミュの鮓・鮨/夏の季語

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 画像:鮒鮓

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 鮓・鮨(すし)は夏の季語。とはいっても、握りすしを夏の季語としてはいけない。「なれずし」、発酵食品です。これは日本全国にありますが、古くからある代表的なものといえば琵琶湖周辺の鮒鮓です。

 元禄時代の赤穂四十七士の一人、近松勘六行重の書簡のなかに名物の鮒鮓がありました。

 琵琶湖では、昔は漁に出るのは主に春から夏にかけての産卵期。その間に獲れた魚をまず塩漬けし、夏場にご飯と合わせる。気温の高いときに漬け込むことでpHが一気に低下し、よく発酵する。
 こうして保存した鮒鮓は正月に口開けして食卓に乗ったもので、自然の恵みによる郷土料理です。
 これが名物の珍味となり、春に捕った鮒を早々に塩漬けして土用の頃には口開けするようになったようです。
 おそらくこれによって鮓は夏の季語となったのでしょう。

 全国各地のなれずしについて、それぞれの地で食べる季節を調べてみたら秋から年末・正月にかけてが多いようです。

コメント(2)

 ある俳句歳時記によれば、鮓は魚を腐らせないために夏に作るから、夏の季語だと書かれていました。
 すると、鮓(鮨)を季語として俳句をつくる場合、「食べる」ではなくて「作る」を前提とした句でなければならないでしょう。
それはないと思います。
そうではなくて、念頭には「馴鮨」「圧鮨」を置けということだと思いますよ。
多くの歳時記の言いたいことは、季語の歴史の厚みをまず理解しなさいじゃ
ないでしょうか。
あとは、それを尊重するかはずすかは作者次第です。

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