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リスクマネジメント実践研究会コミュの赤福 製造日偽装

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三重県伊勢市の老舗菓子メーカー赤福で、伊勢神宮土産で知られる「赤福餅」の製造日偽装があったとして、JAS法違反により、農林水産省が改善指示を行ったという報道がありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071012-00000044-mai-soci

本当に「又か」という事件で、トピ立ても躊躇しましたが、赤福餅は土産物売上げで全国1位(85.5億円:2003年)の商品とのことなので、やはりトピ立てすることにしました。ちなみに第2位は白い恋人(85.0億円)です。

偽装の内容は、出荷しなかった商品を冷凍保存し、その後注文に応じて、解凍・再包装して出荷していたが、製造年月日を当初の製造日ではなく、再包装した日として表示し、賞味期限も実際より長く表示していたとのことで、日常的に行われていたとのこと。

赤福の本店は、今日一旦開店したものの、11時過ぎに急遽閉店したとのこと。百貨店や土産物店では同商品の撤去が進んでいるとのことです。

赤福の経営者は、白い恋人の事件を一体どのような目で見ていたのでしょうか。

ちなみに、赤福は創業300年の老舗だそうで、赤福餅は「製造日限りの販売」を謳い文句にしていたとのことです。

コメント(15)

横綱と大関が揃って反則負け、みたいな話で、もうどうしようもないですね。
食品業界全体がこういう体質なんだろう、と思っている人も多いでしょう。

白い恋人は関心がなかったけど、赤福は好きでデパートの物産展でときどき買っていました。
ガックリ...
わたしも「あんころもち」系和菓子は好きだったので、ガックリ…。
和菓子は上手に冷凍して、解凍したものは、十分おいしいのにね。

「製造日限りの販売」を謳い文句にしていて、偽造はいけませんヨ!「おとりよせ」は結構冷凍和菓子も多いから、正直に言っておけばよかったのに…。
赤福も白い恋人も、どちらも、地域限定販売を謳い文句に成功したお菓子。お菓子も化け物に育ってしまうと、「新鮮さ」と「利益」の共存が難しいということでしょう。莫大なシステム投資で、「サプライチェーンマネジメント」でも導入すれば、それなりに共存はできたかも知れませんが。。。
続報がありましたね。

新たに食品衛生法違反が発覚し、三重県伊勢保健所が赤福の無期限の営業停止処分を決定しました。なんと店頭に並べて売れ残った赤福餅までを回収して、冷凍保存して製造日を付け替えて再出荷していたとのこと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071018-00000315-yom-soci

これは決定的ですね。

赤福の社長は、記者会見で製造日偽装の意図は無かったなどとコメントしていましたが、これも元従業員の「会社から入社時の研修で、冷凍の事実を隠し、すべて当日製造していると言うように指示されていた。」という証言で、真っ赤なウソであることが判明しました。

そして更に今度は、この食品衛生法違反です。
赤福の社長も、やはり悪人であったようですね。

これまでは、製造日偽装だけで赤福の品質に問題はないとされていましたが、今度は食品衛生法違反ですから、商品の品質に関する信頼も失われてしまったことになります。

そして又、例のごとく、隠蔽の為のウソ発言です。
もはやコンプライアンスの認識不足というレベルではなく、マスコミ、顧客、そして社会全体をなめているとしか言いようがないですね。

赤福の信用は、もはや地に落ちたと言って良いでしょう。
同社の腐敗は、ここまで進行していたということです。
無期限営業禁止処分を受けての赤福の社長の記者会見の模様をテレビで見ました。

記者:「なぜ、前回の会見では、店頭に並んだものを回収して再利用したことはないと言ったのですか。」
社長「これは・・。あのう・・。これも私の不徳でございます。」

これでは回答になりませんね。

又、「むきあん」なる方法で、店頭の売れ残り商品を回収して、あんだけを取り出したもののうちの50%をグループ会社の「和菓子の万寿や」に販売していたとのことですが、その会社の社長は、赤福の社長の弟であったそうです。

又しても、同族経営の弊害です。これが弟ではない他人の会社であれば、赤福から売れ残り商品のあんを購入するなどといったことは有り得なかったことでしょう。まさに家族ぐるみの不正です。

そして、赤福の社長はここに至っても、商品の回収・再出荷について、
「明確な指示は私も含めてしていなかったと認識している。」
と、自らの関与を否定し、
「もったいないのでそのようにしていたという、何か習慣的なものが現場であったようでございます。」
と、すべてを現場のせいにしているのです。

皆さんは、この社長のコメントを信用することができますか?
これを聞いた多くの人は、「又、ウソだろう。」と思ったのではないでしょうか。

経営陣の指示無く、現場の社員が売れ残り商品を冷凍保存して、製造年月日まで付け替えて出荷するなどということは到底考えられません。

又、早晩、従業員の内部告発によって、ウソがばれるのではないでしょうか。

リスクマネジメントもそうですが、コンプライアンスに関しては、その会社の社長の意識がすべてであると言って、過言ではないと思います。

今回の赤福の例に限らず、コンプライアンスに関する不祥事の原因の大半は、その会社の社長の能力、意識レベルと、人間性そのものにあるということが、あらためて認識させられる事件であると思います。
赤福の悪質さがよく分る記事がありましたので、URLを貼り付けます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071019-00000054-mai-soci
おさらぎさん

内部かどうかは記載されていませんが、告発によるものであったと報道されていますよ。

・発覚のきっかけは8月15日、農林水産省の「食品表示110番」に寄せられた一通の告発だった。110番は雪印食品の牛肉偽装問題などをきっかけに設けられた制度で、今回は長年にわたる和菓子の老舗の不正表示をあぶり出した。(毎日新聞)

・農水省によると、地元の伊勢保健所に「消費期限の過ぎた商品の日付をつけ替えて売っている」との情報があり、合同で先月下旬から立ち入り検査していた。(産経新聞)
赤福の社長が、恥知らずな嘘吐きであることを示す報道が続いていますね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071020-00000206-yom-soci

コミュニティの主旨からは離れますが、こういう親譲りで苦労知らずの跡継ぎ社長が、自分の嘘、責任を認めず、挙句の果てに自分の為に働いてくれている現場の従業員に罪をなすり付けようとしている姿勢には、激しく憤りを覚えます。

こういう人間は、刑法による処罰を与えるべきであると思います。
食品衛生法違反となれば、刑事告訴の可能性がありますからね。
組織的な偽装であることの証拠も出てきましたね。証拠隠滅も?

当日製造“B”、冷解凍商品“D” 記号で分類 「赤福」社長認める
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007102390105558.html

調査恐れ帳簿焼却 赤福、慌てて不正隠し
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007102590072329.html

朝日新聞報道によれば、↓のような発言も。
「言葉は悪いが現場の判断で無秩序に行われてきた結果と思わざるを得ない」
http://www.asahi.com/national/update/1023/NGY200710230023.html

どこが無秩序ですか〜?(苦笑)
浜田社長は、「現場の判断」とか言い続けているようですが、
この人の言葉を聞いていると、自身の関与があったかどうかにかかわらず
企業のトップとして責任を負うのだ、という自覚が感じられません。
個人的な言い逃れにしか聞こえないのです。

赤福自身のニュースリリースは下記のページで読めます。いろいろやってて、酷いですね。
http://www.akafuku.co.jp/release/index.html
5日ほど日本にいなかったので、この問題がどうなっているかわかりませんでした。
ますます、泥沼化していたんですね。
私は、あの社長にリスクマネジメントなんて概念を求めるのは無理なような気がしてます。
『赤福』の長男として生まれた子供の頃から『社長』になることだけが、義務づけられ本人もそれが当然と思い育ってきていたと思いますが。
あの会見みてると『僕ちゃん、何もやっていないのに。パパがこうやれって言っていた通りにやっていたのに。なんで、僕がこんなにおこられなきゃいけないの?謝らなきゃいけないの?』って顔してるような気がします。
たぶん、他の企業も『アホやなあ』『運が悪かっただな』と見ていて自社に置き換えて考えている会社はすくないと思ってます。
マスコミの論調も、いかが?と言うところもありますが、リスクマネジメントに関してはきっちりと企業の戦略に組み込んでいかなきゃいけない時期に来ているとは思います。
しかし、なかなか理解されないのでしょうね。
マスコミに頼らず地道にリスクマネジメントの重要性を地道に話するしかないんでしょうね。
企業のリスク管理には、当然コストがかかります。
そのコストを「無駄遣い」に終わらせず成果に結びつけるためには、経営者が
高い志をもって意思決定し、指導・実践していくことが不可欠と思います。

ところが、ミートホープ、石屋製菓、赤福、比内鶏……と、このところ話題に
なった会社は、トップダウンで不正を働いていたというのですから、お粗末過ぎます。

リスクコントロールの意識づけ・動機づけを行っていくべき経営者(陣)が
最大のリスク因子だなんて……もう笑うしかありません。

トップの意識をどうしたら変革できるのか、その答えを求めて苦しんでいる
企業人は多いことでしょう。

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