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きみに読む物語(詩)コミュのそれぞれの道を・・

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大丈夫・・
それがあなたのいつもの口ぐせだった
何があっても大丈夫だよ・・
どんなときも大丈夫だから・・

ときどきそれが可笑しくて
何が大丈夫なのって聞き返したよね?

だいじょうぶ・・
今はあなたがいなくても私はちゃんとやっっていけるから・・
だいじょうぶ・・今度はわたしがあなたへ
あなたはどんな時でも、だいじょうぶ・・
上手くやっていける。

だいじょうぶ・・
あなたはあなたの歩く道を
ただ真っ直ぐに歩いて行って。
わたしはひとりでも生きていけるから・・

コメント(4)

雨フル夜ノ物語リ 〜シオミ〜

それは悲しい物語
かなわぬ恋に物語り・・(悲しげに鳴く犬) 

マリイ「気がついたら・・・私はここにいた・・記憶がとぎれとぎれで・それらをまとめるのにずいぶんと時間がかかったのだけれど気がついた私は真っ黒な毛皮としなやかな長いしっぽ・・研ぎ澄まされた20ッポンの爪・・愛しいあの人のそばで毛づくろいする。彼がワタシの背中を撫でると全身の毛が波立つように心が震える・・毎日なんて幸せなのだろう・・」
野良「おはよう!ねえ、今日はいい天気だし、たまにはいっしょに俺と散歩でもいかないかい!」
マリイ「イヤよ!あの人の仕事が休みだから今日はずっとそばにいたいの・・」
野良「きみは猫だよ・猫が人間に恋してどうするんだよ」
マリイ「・・・・・」
野良「ちぇ!しかとかよ・・ああつまんね!やってらんねぇな〜〜!!」

マリイ「私はいつもみていた。長く生きられる病気ではないとわかっていたけど・・
あの人を見つめているそれだけで幸せだった・・・病室の窓からのぞくと下にあの人の姿があった・・目があうとニッコリと笑いかけてくれたあの人に・・」
野良「病気の子供たちに絵を教えている学生だったんだろう?」
マリイ「ええ・・あの人の描く水彩のキャンパスの中で子供たちがいきいきと微笑むの・・
私はみているだけで幸せだった・・」
野良「それであいつから絵のモデルを頼まれたんだろう?」
マリイ「もう心臓が止まるくらいどきどきして・・」
野良「もともと心臓が悪かったのに?」
マリイ「そう、幸せで・・こんなオンボロな心臓なんか壊れちゃってもいいと思えた・・」
野良「へん!もう何回も聞かされて暗記できちゃうよ!」

マリイ「幾度か手術を試みたけれど、私の身体はもとには戻らず・・いつしか真っ黒な暗闇ののなかを彷徨い続けていたのだった・・
雨が降る夜 子猫の姿にかえた私を拾い上げてくれたのは・・あの人だった・・・」
BGM
雨音・・
マリイ(嫌な予感がした・・・
彼が急に遠くにみえて・・
  自分がちっぽけでみじめで・・)

野良「・・鳴くなよ・・しょうがないじゃないか・・」
マリイ「こんな想いするなんて思っていなかった・・あの人がいつまでも私だけ思っていてくれると思っていたのに・・」
野良「当然の成り行きだよ・・」
マリイ「香水の匂いがイヤだったのよ・・」
野良「・・で彼女に爪を立てたんだ!」
マリイ「あの人は私をもいっきりぶったの・・今までそんなこと一度だってなかった・・」
野良「・・きみは猫だぜ・・猫が人間を好きになったって・・」
マリイ「彼を!あの人を返してよ!それが無理ならワタシが人だったときの記憶を消して!」
雨音
野良「・・ねえ、いつまでそこにいるつもり?雨にぬれたままじゃ風邪をひいちゃうよ・・」
マリイ「・・・・」
野良「ねえ、マリイー・・マリイ・・マリイー!!!」犬の鳴き声

野良「大丈夫かい?」
マリイ「・・ごめんね・・いつもワタシのわがまま聞いてくれて・・」
野良「喋るなよ・・肺炎起こしてるってあいつが言ってた・・」
マリイ「彼は?」
野良「・・今、電話をかけてる・・きみを病院に連れていくって・・」
マリイ「駄目かもしれない・・」
野良「ばか・・そんな気弱なこと言うなよ・・」
マリイ「・・だって・・力がどんどん抜けていくの・・脚だって動かない・・」
・・もう、会えなくなっちゃうね・・・今はただ悲しいけど、先に行くね」
マリイ「・・・・・」
野良「マリイ・・マリィ・・・・・・」ただ雨音と遠吠えの声が・・エコー

                    シナリオより・・
遥かなる友よ
今、あなたは幸せですか?
遥かなる友よ
あなたは 今を生きていますか?
どこにいても

誰といても

僕の心には君しかいないんです。

たとえ、君が側にいなくても...

takumi
忘れすのをやめようと決めた

そしたら気持ちが楽になった

だって、忘れられない人との時間も

僕のかけがえのない時間

思い出と一緒に前に進もう

きっともっと素敵な時間に出会えるから

takumi

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