2012年現在、日本国で歯科医（日本国内で歯科医業を担える者）は過剰でしょうか？
これまでの検討では、【欧米の人口に対する歯科医師の数】を“妥当な参照値”と仮定し、これと【日本の人口に対する歯科医師の数】とを比べて、「世界並みの治療水準を求めていけば足らなくなる」との予想がありました。キシリトールの普及以前のデータを用いたはずです。
日本では人口減少にあっても高齢者は増えます。この高齢化に着目し、「高齢者における高い歯科疾患率」を因子として「だから、歯科需要は高まる」とのロジックも提起し得るでしょう。
しかし、これら歯科需要増加論は妥当でしょうか？
1990年台の高齢者における（たとえば）欠損は、その数十年前の歯科治療（?a）によって、（齲蝕や歯周病に至り）抜いたり削ったりした。その結果から現れた1990年台の歯科需要（?b）だったと思います。
転じて＿＿、2020年台の高齢者における（たとえば）欠損は、その数十年前の歯科医療（?a）によって抜いたり削ったりした結果に依拠する歯科需要（?b）のはずです。
ここでいう上記?が?時代と大きく異なることは明らかです。
ですから、仮に65歳以上という同世代をとりあげても、1990年台と2020年台とではその経過が異なる以上、（年代カテゴリだけで）単純比較すべきではない。もちろん歯周病など年代別の傾向はありましょうから、ある年代幅で観ることにも意義はありましょう。しかし背景が異なる比較には、バイアスをかける必要があると思います。
歯科医収入の減少は無論、一診療所一日患者数の減少だけをもって「過剰」を主張するのは浅い議論でしょう。
また社会保険の点数問題は保健必要とは（本来は）遠い観点ですし、平均的治療時間尺は治療技法の変化に影響されているはずです。
加えて、歯科医の就労時間尺は、「歯科医自らが技工を行っていた半世紀前」とは異相です。
法令も歯学部基準もこうした諸々の基盤変化を取り入れておらず、半世紀前のままと言っても過言ではないと思います。
歯科医は過剰か？ 多角的な本音を聞きたい。
これまでの検討では、【欧米の人口に対する歯科医師の数】を“妥当な参照値”と仮定し、これと【日本の人口に対する歯科医師の数】とを比べて、「世界並みの治療水準を求めていけば足らなくなる」との予想がありました。キシリトールの普及以前のデータを用いたはずです。
日本では人口減少にあっても高齢者は増えます。この高齢化に着目し、「高齢者における高い歯科疾患率」を因子として「だから、歯科需要は高まる」とのロジックも提起し得るでしょう。
しかし、これら歯科需要増加論は妥当でしょうか？
1990年台の高齢者における（たとえば）欠損は、その数十年前の歯科治療（?a）によって、（齲蝕や歯周病に至り）抜いたり削ったりした。その結果から現れた1990年台の歯科需要（?b）だったと思います。
転じて＿＿、2020年台の高齢者における（たとえば）欠損は、その数十年前の歯科医療（?a）によって抜いたり削ったりした結果に依拠する歯科需要（?b）のはずです。
ここでいう上記?が?時代と大きく異なることは明らかです。
ですから、仮に65歳以上という同世代をとりあげても、1990年台と2020年台とではその経過が異なる以上、（年代カテゴリだけで）単純比較すべきではない。もちろん歯周病など年代別の傾向はありましょうから、ある年代幅で観ることにも意義はありましょう。しかし背景が異なる比較には、バイアスをかける必要があると思います。
歯科医収入の減少は無論、一診療所一日患者数の減少だけをもって「過剰」を主張するのは浅い議論でしょう。
また社会保険の点数問題は保健必要とは（本来は）遠い観点ですし、平均的治療時間尺は治療技法の変化に影響されているはずです。
加えて、歯科医の就労時間尺は、「歯科医自らが技工を行っていた半世紀前」とは異相です。
法令も歯学部基準もこうした諸々の基盤変化を取り入れておらず、半世紀前のままと言っても過言ではないと思います。
歯科医は過剰か？ 多角的な本音を聞きたい。
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コメント(523)
私は楽して稼ぐことで何が悪いのかわからない（笑）
今時の歯科医は楽に稼げない職業ですし
仮に楽して稼げる人は楽して稼ぐシステムを構築したということで
そこにたどり着くまでにかなりの努力をしてシステム構築したということ
資格取得についてもも無資格者よりは楽して稼ぐ一つの状態となることです。
患者さんはかなり真剣な目で歯科医院や歯科医師を評価しているし
中途半端な知識、腕では見破られる可能性もある。
人生のほとんどをかけて歯科医師としての人生を歩んで
他に逃げ場がない状態でも
粛々と治療してきたのだから平均よりも少しくらい年収あってもいいんじゃない？
野球選手やサッカー選手が年俸１００万円が最高額になったら誰も
なろうと思わないでしょ！
稼げて生活できるからその職業を続けられるし、有能な人材も入ってくる
資本主義の常識ですよね。
今時の歯科医は楽に稼げない職業ですし
仮に楽して稼げる人は楽して稼ぐシステムを構築したということで
そこにたどり着くまでにかなりの努力をしてシステム構築したということ
資格取得についてもも無資格者よりは楽して稼ぐ一つの状態となることです。
患者さんはかなり真剣な目で歯科医院や歯科医師を評価しているし
中途半端な知識、腕では見破られる可能性もある。
人生のほとんどをかけて歯科医師としての人生を歩んで
他に逃げ場がない状態でも
粛々と治療してきたのだから平均よりも少しくらい年収あってもいいんじゃない？
野球選手やサッカー選手が年俸１００万円が最高額になったら誰も
なろうと思わないでしょ！
稼げて生活できるからその職業を続けられるし、有能な人材も入ってくる
資本主義の常識ですよね。
≪転載≫ 現時点では、この記事の原典（厚生労働省見解）をネット上で見いだせておりません。
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2016年12月13日 ニュース・解説
歯科医、２０２９年には１万４千人過剰…合格基準引き上げも検討
歯科医師が２０２９年に約１万４０００人過剰となるという推計を厚生労働省がまとめた。厚労省は文部科学省と連携し、歯学部定員の削減や国家試験の合格基準引き上げを検討する。
歯科医師は１４年で約１０万人おり、２０年間で約２万人増えた。開業する歯科医師も多く、診療所数は約６万９０００で、「（５万店超の）コンビニエンスストアより多い」と指摘される。競争激化から診療所の経営が厳しさを増す中、不必要な診療が行われたり治療が長引いたりする懸念がある。
厚労省は、将来の歯科医師の過不足を把握するため需給見通しを試算した。現行の歯科医師数や国家試験の合格者数から、将来の歯科医師数を推計。少子高齢化を踏まえた推定患者数や歯科医師が１日に診る患者数などから、必要となる歯科医師数を算定した。
１日に診る患者数を厚労省や日本歯科医師会の調査を基に３段階で想定すると、１７年は３１００人不足〜１万５６００人過剰、２９年は６００〜１万８１００人過剰と幅が出た。厚労省の有識者検討会が、中間的な想定が精緻で妥当と結論づけたため、最終的な推計値は１７年で１万１３００人、２９年で１万４１００人過剰になるとされた。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161213-OYTET50023/
「歯科の制度問題」ではあろうが、歯学部という単科を卒業した者の”半数”が歯科医師国家試験に不合格という状態が続くのは、もはや社会問題というべきであろう。まして、そうした大学のほとんどに私学補助金が支給され続けることは、国家予算の適正性として問題でもある。
個々人に照らせば、「歯学部卒・歯科医師免許なし」という者の今後について模索することは当然である。
個人的に知る範囲では、親が歯科医療機関を運営する息子が数年に亘りその立場にあり、歯科医療機関内で「歯科コーディネーター」の名で親の診療室で働く者が居る。
この業務内容は、一般論の説明 や 事前に歯科医師によって診断された情報を基とした会話であって、診療行為そのものでなければ、合法であろう。
そうは言っても、その親とて永遠の寿命はないから、「歯学部卒・歯科医師免許なし」という者の今後について”新たな道”が見えてきた。歯学部卒業資格には歯科技工士国家試験の受験資格がある。その道を辿り、歯科技工士になろうというのである。
すでに昨年、二名がこのルートで歯科技工士国家試験に合格した。「何が悲しくて技工士になど成る」との反応も聞こえ、当然ではあろうが＿、如何せん、藁をも掴む状態なのだろう。
歯学部六年（超）に投じた費用に比べれば、二十万円の追加費用で診療室に出入りさせ続けることが出来るのなら、無資格者よりはマシだろうから。
歯学部六年（超）の教育を受けた歯学部卒業者が歯科技工士養成所で予備校的に実技教習を受け、歯科技工士国家試験に挑む。そんな「教育産業」が現れた。
https://www.dt.ntdent.ac.jp/news/2017_11_20_1450
個々人に照らせば、「歯学部卒・歯科医師免許なし」という者の今後について模索することは当然である。
個人的に知る範囲では、親が歯科医療機関を運営する息子が数年に亘りその立場にあり、歯科医療機関内で「歯科コーディネーター」の名で親の診療室で働く者が居る。
この業務内容は、一般論の説明 や 事前に歯科医師によって診断された情報を基とした会話であって、診療行為そのものでなければ、合法であろう。
そうは言っても、その親とて永遠の寿命はないから、「歯学部卒・歯科医師免許なし」という者の今後について”新たな道”が見えてきた。歯学部卒業資格には歯科技工士国家試験の受験資格がある。その道を辿り、歯科技工士になろうというのである。
すでに昨年、二名がこのルートで歯科技工士国家試験に合格した。「何が悲しくて技工士になど成る」との反応も聞こえ、当然ではあろうが＿、如何せん、藁をも掴む状態なのだろう。
歯学部六年（超）に投じた費用に比べれば、二十万円の追加費用で診療室に出入りさせ続けることが出来るのなら、無資格者よりはマシだろうから。
歯学部六年（超）の教育を受けた歯学部卒業者が歯科技工士養成所で予備校的に実技教習を受け、歯科技工士国家試験に挑む。そんな「教育産業」が現れた。
https://www.dt.ntdent.ac.jp/news/2017_11_20_1450
年を終えようとしている。
歯科医は過剰か？ ⇒ 過剰である。
もしもこれ以外の結論をもつ歯科医が居るとしたら、よほど全体状況を理解していないか、考えることを止めているのであろうと、私は思う。
2017年現在、国民皆保険がこのような範囲で歯科を覆う状態(*1)では、患者があまりにも気易く受診し、その受診の質への意識が低いままであって、適正な歯科医選択機能ははたらかず、日本国の歯科医の単純数は過剰である。
その過剰によって、歯科”治療”は増加し、過剰診療に走らぬ歯科医は（過去にくらべて経済的に）窮し、将来の歯科医志願者の質は下がり(*2)、歯科界全体の志（指向性）が輝いていない。
歯科は、広義の健康維持産業である。歯科界自体において過剰の自覚が乏しく、行政による果敢な社会施策がとられない状態は、社会保健施策としてもったいない。
============================
(*1) ex. やり直し（治し）への期間制限 ≒ 即ち再補綴への社会保険給付可能
============================
(*2)＜ 歯科医志願者の質が下がることによる問題点への私見 ＞
社会は歯科医に対し、米国ドラマ『ドクターハウス』のように広範な専門知識を駆使した総合診の”知力”を求めているのではない。よって高校卒業時点の偏差値が仮に50を下回っても、歯科医の資質として決定的な欠落が生ずるわけではない。
けれども社会は歯科医に対して自尊心を欲している。たとえば、「自らの言動への知的抑制と自発的再行動」である。
歯科診療ではそのほとんどが、その詳細は担当する歯科医以外の者にはわからない。
信頼できる歯科治療がひろく維持されるには、「歯科医自らの治療行為への都度結果の客観判断と、自発的再行動」が必要である。つまり＿、誰も見ていないが、自分がその歯科治療過程を嫌だから、（誰かに指摘・要求されるからではなく）自からやり直す＿という行動規範である。
こうした側面から、現状の高校卒業時点の偏差値が40に至るような歯学生過剰状況は改善されるべきである。
歯科医は過剰か？ ⇒ 過剰である。
もしもこれ以外の結論をもつ歯科医が居るとしたら、よほど全体状況を理解していないか、考えることを止めているのであろうと、私は思う。
2017年現在、国民皆保険がこのような範囲で歯科を覆う状態(*1)では、患者があまりにも気易く受診し、その受診の質への意識が低いままであって、適正な歯科医選択機能ははたらかず、日本国の歯科医の単純数は過剰である。
その過剰によって、歯科”治療”は増加し、過剰診療に走らぬ歯科医は（過去にくらべて経済的に）窮し、将来の歯科医志願者の質は下がり(*2)、歯科界全体の志（指向性）が輝いていない。
歯科は、広義の健康維持産業である。歯科界自体において過剰の自覚が乏しく、行政による果敢な社会施策がとられない状態は、社会保健施策としてもったいない。
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(*1) ex. やり直し（治し）への期間制限 ≒ 即ち再補綴への社会保険給付可能
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(*2)＜ 歯科医志願者の質が下がることによる問題点への私見 ＞
社会は歯科医に対し、米国ドラマ『ドクターハウス』のように広範な専門知識を駆使した総合診の”知力”を求めているのではない。よって高校卒業時点の偏差値が仮に50を下回っても、歯科医の資質として決定的な欠落が生ずるわけではない。
けれども社会は歯科医に対して自尊心を欲している。たとえば、「自らの言動への知的抑制と自発的再行動」である。
歯科診療ではそのほとんどが、その詳細は担当する歯科医以外の者にはわからない。
信頼できる歯科治療がひろく維持されるには、「歯科医自らの治療行為への都度結果の客観判断と、自発的再行動」が必要である。つまり＿、誰も見ていないが、自分がその歯科治療過程を嫌だから、（誰かに指摘・要求されるからではなく）自からやり直す＿という行動規範である。
こうした側面から、現状の高校卒業時点の偏差値が40に至るような歯学生過剰状況は改善されるべきである。
>>[505]に電話」は反対です。
本当にそんなことをしても良いでしょうか？ 「診療の主権」は何処の誰にあるでしょう？ 歯科医療機関の歯科医師ですよね。
私は過日、担当ラボを捜しだし電話してきた患者に対して、「歯科技工士が具体的な症例について患者（第三者）に申し上げることはできません。診療室で、担当歯科医が脇においでであれば、如何様にも材料特性などに関してお話しいたします」と申し上げました。
私は、「歯科技工士とは歯科医学実践者と共に在る専門職である」と考え言動しております。
つまり、歯科医療の主権総攬者は歯科医師であり、歯科技工士はその下にある専門職という解釈です。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
本当にそんなことをしても良いでしょうか？ 「診療の主権」は何処の誰にあるでしょう？ 歯科医療機関の歯科医師ですよね。
私は過日、担当ラボを捜しだし電話してきた患者に対して、「歯科技工士が具体的な症例について患者（第三者）に申し上げることはできません。診療室で、担当歯科医が脇においでであれば、如何様にも材料特性などに関してお話しいたします」と申し上げました。
私は、「歯科技工士とは歯科医学実践者と共に在る専門職である」と考え言動しております。
つまり、歯科医療の主権総攬者は歯科医師であり、歯科技工士はその下にある専門職という解釈です。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
そもそもについてお尋ねしたい。
試験には、大別すると二種あるという。選抜試験と認証試験です。
＊ 歯科医師国家試験は、合格者の”数”があらかじめ告知されている「選抜試験」ではなく、予め公開されている”一定ハードル”を超えれば何人であっても合格する「認証試験」のはずです。
ここ十年以上続く歯科医師国家試験は、認証試験を標榜しつつ、その実態は選抜試験ではないのか？
そうであれば、【一定ハードルを超えているにもかかわらず「”数”を抑制する意図」から不合格となった受験者】が、「こうした免許付与方法は不当」と告訴（告発）しても良いだろうに・・・、とんと見かけませんね。
歯科医師国家試験は、選抜試験ですか、認証試験ですか、はたまた「どんな体系」を標榜しているのでしょう？
試験には、大別すると二種あるという。選抜試験と認証試験です。
＊ 歯科医師国家試験は、合格者の”数”があらかじめ告知されている「選抜試験」ではなく、予め公開されている”一定ハードル”を超えれば何人であっても合格する「認証試験」のはずです。
ここ十年以上続く歯科医師国家試験は、認証試験を標榜しつつ、その実態は選抜試験ではないのか？
そうであれば、【一定ハードルを超えているにもかかわらず「”数”を抑制する意図」から不合格となった受験者】が、「こうした免許付与方法は不当」と告訴（告発）しても良いだろうに・・・、とんと見かけませんね。
歯科医師国家試験は、選抜試験ですか、認証試験ですか、はたまた「どんな体系」を標榜しているのでしょう？
「BI(ベーシックインカム）自体をユーロで給付し続けることが出来、且つその通貨はユーロ導入国家において共通価値で通用するのであれば、ユーロの基本価値が下がらないわけがない。」と私は考える。
■ それはまさに、以下と似ているとの発想からである。
◆ 市井の歯科医療環境では、(a)齲蝕が減少し、(b)歯科医が過剰で、且つ(c)所謂”監視”がほとんど存在しないことに加え、(d)申請するほぼ全員が保険歯科医に成り得る社会環境にある。
こうしたなかで、�‥�該歯科医自身が保険請求に至る歯科病態を診断し、�∧欷欝詆佞魴萃蠅掘↓�その社会保険の歯科医療行為を提供し続け、且つ�い修了拱Гい脇�本円で滞りなく行われるという社会体制なのだから＿、【全体としての歯科価値】が下がらないわけがない＿ではないか。「評価のインフレ」である。あがるのではない、”評価の単価値”がさがるのである。
★ 悲しいかなこうした状況は、倫理があり一定程度の技能を提供し続ける市井の歯科医師を苦しめている。こうした歯科医らは、この社会保険における著しい低評価に耐え、患者は無論のこと、ほぼ誰にも気づかれることのないレベルの”こだわり”を目指して、自らの医療人としての価値観と満足だけを支えとして、日々『妥当な歯科医療』を提供し続けるのだ。なかなか出来ることではない。
⇒ 他にも取り得る政策はあるのだろうが＿、まずはどうしても、この国の歯科医師の絶対数を抑制しなければならないと私は考える。
■ それはまさに、以下と似ているとの発想からである。
◆ 市井の歯科医療環境では、(a)齲蝕が減少し、(b)歯科医が過剰で、且つ(c)所謂”監視”がほとんど存在しないことに加え、(d)申請するほぼ全員が保険歯科医に成り得る社会環境にある。
こうしたなかで、�‥�該歯科医自身が保険請求に至る歯科病態を診断し、�∧欷欝詆佞魴萃蠅掘↓�その社会保険の歯科医療行為を提供し続け、且つ�い修了拱Гい脇�本円で滞りなく行われるという社会体制なのだから＿、【全体としての歯科価値】が下がらないわけがない＿ではないか。「評価のインフレ」である。あがるのではない、”評価の単価値”がさがるのである。
★ 悲しいかなこうした状況は、倫理があり一定程度の技能を提供し続ける市井の歯科医師を苦しめている。こうした歯科医らは、この社会保険における著しい低評価に耐え、患者は無論のこと、ほぼ誰にも気づかれることのないレベルの”こだわり”を目指して、自らの医療人としての価値観と満足だけを支えとして、日々『妥当な歯科医療』を提供し続けるのだ。なかなか出来ることではない。
⇒ 他にも取り得る政策はあるのだろうが＿、まずはどうしても、この国の歯科医師の絶対数を抑制しなければならないと私は考える。
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