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ここあ館-Movietheater-コミュのMovie6「七人の侍」

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監督: 黒澤明
出演: 三船敏郎, 志村喬


あらすじ
舞台は野武士が野盗化していた戦国時代。ある村に住む貧しい百姓たちは、侍を雇って野武士の群から村を守ることに決める。そうして集まった7人の侍と村人たちのもとに、ついに野武士が襲いかかる。


評価
☆☆☆☆☆★★★★★

「渋い。痺れる。ゾクゾクする。」

ここの所、ハリウッド系やマイナーばっかり見てたので
たまには日本映画も見よう!と思い、
前から気になっていたこの映画をチョイスした。

流石、世界の黒澤監督。
実際に黒澤監督の映画をちゃんと見た事はなかったが、
「日本映画の金字塔」とも言われる意味を実感した。


見始めた始めの10分は、モノクロの映像とこもった音の感じに慣れず
最後まで見れるか心配だった。

特に始めの村人の会話。まったく何を言っているか分からない。
訛り具合が半端じゃない。同じ日本人なのに「字幕が欲しい」と少し思った。

だがそれも最初のうち。見ているうちにのめりこんでしまった。

ストーリーは言うまでも無い。
「仲間を集め、敵に打ち勝つ」という現代の作品でよく見られる
王道パターンはこの映画がルーツといっても過言ではないだろう。
現代まで影響を与える程、この作品の与えた衝撃は大きいとも取れる。

ストーリーだけでなく描かれている「侍」も素晴らしい。
他に何の報酬もない、ただ村人達から"米"をいただくというだけで
自分の命を懸けて、村を守り、野武士に立ち向かう。
これほどまでに男らしい男はいるだろうか。
まさに侍である。

(もちろん、その米も村人にとっては大切なものであるが)


数々の演出はまさに映像美。
騎馬を待ち伏せしている瞬間なんかはこちらにまで
緊張感がひしひしと伝わってくる。
戦の間BGMなんか一切無い。迫力だけで十分である。
仲間が死ぬシーン、旗を立てるシーン、
雨の中の最終決戦。美しい名シーンをあげるとキリが無い。


やはり名監督だけあって、それを演出させる演技には
目を見張るものがある。
侍だけじゃなく、村人しかり。
野武士に立ち向かう表情、家を焼かれた表情
ひもじさ、どうしようもなさを表した表情。
どれをとっても「本気」なのである。

侍たちもそれぞれ個性が全然違うのが良い。
村人をリラックスさせる侍、気性が荒い侍、戦場慣れしていない侍。
しかし彼らは同じ目的の為に戦う。カッコよすぎる。
あと、個人的には彼らの走る姿がかなり良い。
特にカンベエの本気走りは何故かカッコいいw

見終わった後の消失感がまだ残っている。
駆け抜けるような数々の映像はとても素晴らしかった。

これを見ると確かに外人さんが「サムライ、サムライ!!」と
はしゃぎたがる気持ちがわからんでもない。



生涯で一度は見ておくべき映画です。



お気に入り名シーン・名ゼリフ(ネタバレ含む)

「この飯 疎かには食わんぞ」
一度は協力を断ったカンベエが決心をした時のセリフ。
百姓であるカンベエにとって米の大切さも
その戦がどれだけ難しいかも分かった上での言葉。
色々考えさせられる。

全てはここから始まる。



キクチヨが旗を立てるシーン

ここは本当に鳥肌たった。
ヘイハチの死亡で沈む皆に対し、
ヘイハチが作った旗をキクチヨが立てる。
ここでテーマ曲が流れた瞬間が一番痺れた!
そして攻めてくる大軍の騎馬!
息をつく暇も無いw


裏切ろう(脱退しよう)とした村人に本気で怒るカンベエw

見ていた俺も村人と同じ状態にwww
「うわぁぁぁ!!マジかよ!!剣、剣!!」
と思わず声を荒げてしまったw

あの普段余り怒らなさそうな感じなのに、
あの時の表情と剣の抜き方w
ひたすら怖いww



他にもキュウゾウが帰ってきた時とか
キクチヨが侍に対しての不満を農民としてぶちまけるシーンとか
数え上げるとキリがないのでこの辺で。

コメント(1)

黒澤映画では「椿三十郎」と「乱」がおすすめやね。

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