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メルボルン・展覧会開催コミュのSMITH STREET

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とあるメルボルンの地元新聞に私こと、担当たかぎが執筆した今回の展覧会が行われる会場のあるストリートのご紹介記事の一部です。
特にギャラリーの紹介ではありませんが、どんな通りにあるか、一応ご参考にしてください。

ヒップでオルタナティブ !
個性的な通り、スミス・ストリート

お洒落な店の隣には食品店、とまさに何でもありのバラエティーに富んだ通り。道行く人々に人種もタイプもない−−。それがまさにスミス・ストリートの特徴である。

スミス・ストリートは、コリンウッドにあると認識する人が多いと思うが、実はフィッツロイとコリンウッドの境目に位置する。通りができた1838年当時は確かにコリンウッドであったが、後にニュータウンとしてフィッツロイが生まれたことで、通りが両サイドに二分された。メルボルンの中で最も古いストリートの1つでもある。元々は、居留地であった北東地区に位置するハイデルベルグに行くための唯一の道であったから、初期に形成されたのだという。
 そんな長い歴史の中で一時は繁栄したストリートでもあったが、人々が持つイメージは、決して良いものとは言えなかった。10年くらい前までは店の並びも閑散とし、治安も悪く、貧困者の多い通りだったからだ。昔は、この通りを“スマック・ストリート(ヘロイン・ストリート)”と呼ぶ人たちも多かったと聞く。このような前置きをしてしまうと怖いイメージを浮かべてしまうかもしれない。しかし現在では、そんなマイナス・イメージさえも魅力の一部と化してしまうような、いろいろなタイプの人種や趣向の人々が行き交うことで、ヒップでオルタナティブな雰囲気がある。
 多くの人種や趣向の人々が集まるというのは、並ぶ店を見れば一目瞭然だ。例えば、絶対菜食主義者用の靴店や自然環境を重視した店からはじまり、さまざまな国籍のレストランも並ぶ。ほかにも、ハーブ専門店「ザ・ハッピー・ハーブショップ」やビーズ専門店「ビード・コビック」など、こだわり派にはたまらない店も多い。お洒落な人々が好むようなビンテージを扱ったインテリアやインディーズ・ファッション、キッチュなカフェもなどがあることも見逃せない。また、ドラッククイーン・ショーを上演している「テンプル・バー・プリシンクト」などといったゲイ・フレンドリーな店もこの通りならではの個性を象徴している。ちなみにスミス・ストリートから始まるコリンウッド一帯は、北のメルボルン・ゲイ・シーンの中心でもあり、ゲイ・バーやゲイ・クラブもたくさん点在している。
 文化、言葉、生活、習慣、宗教、趣向までもが違う人たちが、自らのアイデンティティーを維持しつつも日常の中で溶け合い、お互いに認め合って調和している。まさに、理想的なマルチ・カルチャライズされたオーストラリア的なストリートの1つと言っても過言ではない。
 そしてここに加えて、ヒップでオルタナティブな通りを北へ向かうと、いきなり一大アウトレット通りと化する。ナイキに、コンバース、アディダスといったメジャーなスポーツ・ブランドのアウトレット店や、電化製品やおもちゃ、本などのアウトレット店までもある。観光バスがわざわざ停まるほどの注目のスポットとして脚光を浴びている。
 スミス・ストリートは、今地価が高騰していることもあり、急速に変貌を遂げていることは言うまでもない。バラエティに富んだ店の並びはとても興味深い。悪いイメージを引きずる人もいるだろうが、そのイメージはいずれ払拭され、個性的で魅力的なストリートだと誰もが認知するのも、時間の問題だろう。今後もここから目が離せない。

コメント(1)

<R>オススメSHOP & RESTAURANT

<M>?正統派オーストラリア絵画を鑑賞
<C>オーストラリアン・ギャラリーズ
<C>Australian Galleries
<H> 1956年にオープンし、既に50年の歴史を持つ老舗のギャラリー。オーストラリアの現代アーティストのみを扱うという、もっとも正統派のギャラリーである。このギャラリーは、シドニーに2店舗、コリンウッドにさらにもう1店舗構えており、スミス・ストリートのギャラリーでは、プリント作品を中心に取り扱っている。美術館に匹敵するほどの広々としたスペースや作品の充実度は、ぜひ立ち寄って見る価値がある。
<C>■50 Smith St. ■Tel:(03)9417-0800 ■月〜土10AM〜6PM 日12PM〜5PM
★Web: www.australiangalleries.com.au


<M>?スミス・ストリート発ファッション通信
<C>クイーン
<C>Queen
<H> 自身もデザイナーであるオーナーのクリスティンさん。当初デザイン・スタジオとしてスタートしたという店は今や大繁盛で、昨年11月にはチャペル・ストリートに2店舗目をオープンした。20人の異なるオーストラリアン・デザイナーによるメイド・イン・オーストラリアの服やアクセサリー、ユニークな和風テイストや斬新なカットのデザインの服が豊富にある。個性派のファッションを目指すならここに注目。
<C>■71 Smith St. ■Tel: (03)9416-4964 ■月〜土11AM〜6PM、日12PM〜6PM


<M>?小粋なフレンチ・カフェで、パリジェンヌ気分
<C>ラ・ニシュ・カフェ
<C>La Niche Cafe
<H> 男前のフランス人オーナーのアンソニーさんが、約1年半前にオープンしたお洒落なフレンチ・カフェ。流れる音楽、店の内装、もちろんメニューもフレンチで、フランス人のセンスの良さとこだわりを感じることができる。オーナーのお薦めは、ゴートチーズのサラダ。また、カプチーノはスミス・ストリートで一番美味しいと絶賛する人も多い。日本人の常連が多いというのも納得できる。
<C>■72 Smith St. ■Tel: (03)9416-3437 ■月〜木8AM〜6PM、金8AM〜11PM、土10AM〜5PM


<M>?昭和のニッポンにタイムスリップ!
<C>ワビ・サビ・サロン
<C>Wabi Sabi Salon
<H> 個性的なスミス・ストリートにも良く馴染んだ、隠れ家的和食レストラン。1度足を踏み入れると、そこは昭和の時代にタイムトリップしたかのよう。内装はすべて手作りだそうで、日本の骨董市から集めたレトロ感溢れるデコレーションの数々は、なかなかの雰囲気をかもし出している。裏庭には小さいながらも日本庭園とそれを眺めながらの縁側席もある。東京で和食一筋の熟練シェフによる、本物の和食をお試しあれ。週末は要予約。
<C>■94 Smith St. ■Tel: (03)9417-6119 ■ランチ月〜金12PM〜3PM、ディナー月〜木6PM〜9:30PM、金・土6PM〜10PM
★Web: www.wabisabisalon.com.au

<M>?メルボルンで一番のドラック・クイーン・ショー
<C>テンプル・バー・プリシンクト
<C>Temple bar Precinct
<H> ドラック・クイーンのメインキャストであるアマンダさんは、実はセント・キルダのパブでもドラック・ショー版「グリース」のショーを出演中。メルボルンにもいくつかドラック・クイーン・ショーを行っている店があるが、ここのドラック・クイーン・ショーはプロフェッショナルで最高 ! 誰でも楽しめること、受けあいだ。バーでは、水曜に「スパグ・プラス・ドラック」、金曜に「ザ・60'sショー」という2つのテーマでショーを展開している。満席の場合も多いので要予約。
<C>■98 Smith St. ■Tel: (03)9417-5811■水〜月10AM〜深夜、ドラック・ショー水・金8:30PM〜($10)


<M>?失くしたもの、きっとここで見つけられます
<C>ロスト・プラス・ファウンド・マーケット
<C>Lost + Found Market
<H> ただのセカンドハンド・ショップではありません。入り口から細い通路を抜けるとそこにはマーケットが広がっている。CDから家具、服、アクセサリー、ポスターどれもこれもがクールなものばかり。これだけセンスのあるガラクタを見つけてくるのは、オーナーのロスさんの審美眼の賜物。名の通り、何か昔に失った大切な物がここで見付けられるかも。ちなみに、ビンテージ家具を扱う姉妹店「インテリアズ・トング・プラス・グルーブ」も歩いて3分の所にある。
<C>■132A Smith St. ■ Tel: (040)161-454 ■木〜日12PM〜5PM
★Web: www.lostandfoundmarket.com.au


<M>?合言葉はハッピー ! トリッピー ! ヒッピー !
<C>ザ・ハッピー・ハーブ・ショップ
<C>The Happy Herb Shop
<H> オーナーのマークさんは、バイロン・ベイやニンベンなど、ヒッピー族に人気のエリアを中心に全豪に7店舗もハーブの店を構えている。あくまでもナチュラル志向でハッピーになれる合法なハーブなどを提供している。お薦めは、ブルー・ロータスの花。これを白ワインやヴォッカに3日ほどつけて飲むと、ピースフルでハッピーで、8時間くらいダンスをし続けられるくらい元気な気分になれる。店の奥では、日替わりでタロットや手相を見てくれる。
<C>■317 Smith St. ■Tel: (03)9419-1277 ■月〜金10:30AM〜5:30PM、土10:30AM〜5PM、日11AM〜5PM


<M>?カラフルできらきらしたビーズに夢中!
<C>ビード・コビック
<C>Bead Covic
<H> オーナーであるエリーさんが趣味で始めたというビーズ。その付き合いは、なんと50年にもなるという。いろいろな店がオープンしては入れ替わる中で、21年間も同じ場所に店を構えて続けていることも、ビーズに対するこだわりと愛情が多くの利用客に認められている証拠だ。プラスチック・ケースが何段にも積み重ねられた店内は、1万5,000個にも及ぶビーズの種類があり、ビーズに興味がなくとも、見るだけで十分楽しめる。 
<C>■336 Smith St. ■Tel: (03)9419-0636 ■月〜土10AM〜5PM、日11AM〜5PM

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