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「ぬるい! 砂糖も多い!」コミュの「な…なんだって――!!」(マンガのアノ台詞)

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 ジャンプ系および個別トピのある作品以外のマンガ全般のアノ台詞の話題はこちらへ。

「な…なんだって――!!」

 石垣ゆうき『MMR』の中で、キバヤシが「××だよ!!」と、何かトンデモない説を断言したのを受けての、他のメンバーのリアクション。
 よくネットでパロディにされることが多いんですが、作者はべつに決め台詞のつもりで使っていたふしはなく、使用例は意外に少ないんです。

3巻「大破局へのシナリオとは!?」(前編)
「?番目の詩の謎が解けたぞ!!」
「な…なんだって…!!」

7巻「謎の怪光物体を解明せよ!」(前編)
「阪神大震災と同規模の大地震が起きることを予言しているんだ!!」
「な…なんですって――!!」

8巻「人類絶滅病原体あらわる!!」(前編)
「プリオンは……
既に我々の体内に寄生しているんだよ!!!」
「な…なんだって――!!」
(後編の冒頭でも同じ場面が繰り返されてます)

10巻「1999年への秒読み」(前編)
「そして「fの法則」の乱れこそが、最近多発している――
 凶悪犯罪の原因かもしれないんだ――!!」
「な…なんですって――!?」
(これも後編冒頭でも同じ場面が繰り返されてます)

12巻「イースター島の謎を追え!!」
「この島にモアイ以前の超古代文明を築いた超古代人は……
 我々日本人の祖先と同じ人々だったんだよ!!」
「な、何だって――!?」
(これのみ「なん」が漢字)

13巻「COUNT.6 方法」
「あの「スーパーモスキート」こそが、不特定多数の人間の人格改造を可能にする“決め手”なんだよ!!」
「な……なんだって――!!」

 これ以外のリアクションは、「グ、グランドクロス……」とか「超……古代文明!?」とか「か……環境ホルモン……」「か…火星!?」「じ……人工衛星――!?」「オゾン……ホール……」「ぜ…全人類の洗脳…」「ピ…ピラミッド!?」「う……宇宙ウイルス……」「遺伝子∞!?」などと、キバヤシの言葉をオウム返しに(どもりながら)繰り返すというパターンが大半を占めています。意外に「な、なんだって――!!」は少数派なんですね。
 珍しいところでは、12巻「1999第5の選択」で、タナカの台詞に他のメンバーが「な、なんだって〜〜!!」とリアクションしてます。
 また、13巻「COUNT.3疑惑」では、キバヤシの台詞に他のメンバーが、「……なっ!!」「な……」と途中で絶句するシーンがあります。

コメント(30)

「アノ台詞」かどうかわかりませんが、MMRキバヤシ関連として

「オレにだって……わからないことくらい……ある……」

 というのはどうでしょう。
 いや、そんなこと言うてもあんた結局わかんないことだらけやん! と当時ツッコんだ覚えがあるのですが。
『魔太郎がくる!!』より、擬音ですが

 「メラメラメラ・・・」

これ以降、復讐に燃える怒りの炎(陰湿なの)の代名詞的な擬音に。
さすがにこの手の擬音は、アニメでは表現しづらい。『GS美神』などでも使用。
考えてみたら、藤子Aさんの漫画は不可思議な擬音を多用してますね。

 「コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ……」

てのも一応ありますが、これはある意味「決め台詞」ですし。
「あのバランスのいい山本選手がッッ………」

-『グラップラー刃牙』第216話

 板垣漫画には名台詞も迷台詞も多いですが、アノ台詞もやっぱり多い。
 最大トーナメント第一回戦第十三試合Dブロック第一戦、山本稔vs天内悠。
 天内の空中からの攻撃に手も足も出ない山本稔を見た刃牙が思わず「あのバランスのいい山本選手がッッ………」。
 何がどうバランスがいいのかイマイチわからないけど、全く意味不明というほどでもないあたりが実に微妙。
 大勢の読者の記憶に残ったと見えて、山本稔は本名よりも「バランスのいい山本選手」と呼ばれることが多いです。
「あんた、買い被り過ぎだぜ」

哭きの竜なんですけど、
「俺の命・・・安い命・・・」に続いての台詞
初めて竜の腰の低さが露呈する名台詞だと思うのです。
「あんた、背中が煤けてるぜ」
という決め台詞との対比も利いているし。

ところが、検索掛けてみてもネタにされている様子がないのでアノ台詞というには弱いのですね・・・。

なかなか難しいもんですね〜。
 藤子不二雄Aといえば
「んまぁ〜〜い!」(美味い)

「ギニャーーーー!」
 「動物のお医者さん」より.
 このセリフもしばしば動物系画像掲示板などでネタにされます.
初めまして。以後よろしくお願いします。

ドラえもんなんですけど…
「アルファがベータをカッパらったらイプシロンした。なぜだろう。」
も「アノ台詞」に入りますでしょうか?

22世紀の学習雑誌についてた付録の中の一節で、
これを読んだドラえもんは大爆笑するんですが、
のび太は意味も解らずポカーンとする、という
ギャップが印象的でした。

要するに、その「時代間ギャップ」を表現したいための、
特に意味の無いセリフなのですが、
今でも藤子系ファンサイトでは、このギャグの
意味を真剣に聞く人が、結構現れています。

そういった意味では、立派な「アノ台詞」かと。
「ンモー」
「ヒマなヤロ」

 植田まさし語。

 『孤独のグルメ』(http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/50182202.html)(http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/50292787.html)は全編「アノ台詞」だらけ・・・(http://vote2.ziyu.net/html/kodoku.html)ネットでも台詞を一部変えて使ってる人もチラホラ・・・

 個人的には「こういうの好きだなシンプルで ソースの味って男のコだよな」と「ラストの2枚・・・・あれが効いたな」が好きです。
ひとついいのがありました!
梶原一騎です。カジワラ節です。
「プロレススーパースター列伝」など、アノ台詞の宝庫です。

「まあ、火の酒テキーラをどうぞ。」
>「サザンの力は認めざるを得ないよね」

 よく目にするフレーズですが、元ネタを初めて知りました。岡田あーみんだったのかー。
 長谷川裕一『マップス』より。

>「あれが銀河生命体究極の道化者! 銀河伝承族だ!!」

 僕は文庫版から入ったんで長いこと知らなかったんですが、ファンの間では有名なフレーズだったらしいです。
 なぜ有名かというと、

×「道化者」
○「進化者」

 そう、誤植だったのです!
 でも、伝承族って顔がアレだから、「道化者」でも違和感がなくて、長いこと気づかれなかったとか(^^;)。
 文庫版や愛蔵版では直ってます。
 ご無沙汰しております。
 まだ出ていないように思ったので、二つ、あげます。
 まず、最近原作で戦車バトルものを連載させていただいていますヤングアニマル、「暗黒拳闘伝セスタス」より。

「いい加減にせんかあ! 幾つだ、おのれら!」

 部下たちや養成所の生徒たちの前で、立場もわきまえず激闘するローマ帝国衛帝隊隊長デミトリアスと、副長ドライゼンを一喝した老師、ディノディモス先生のお言葉。
 この両名に限らず、格闘系マンガに登場する大人たちを表現する、素晴らしいアノ台詞だと思います。

 もう一つは、作者が狙っている可能性もありますが、あの作者の方だとたいして意識していない気がするのが、「覚悟のススメ」より、散様の、

「正しいから死なない!」

 なんとなく納得してしまう、有無を言わせなさが凄いです。
>中里さま

「正しいから死なない!」

自分も読んでいてつい「そうか、死なないのか・・」と呟いていました。 
「もんくがあったらいつでもベルサイユへいらっしゃい!」

 池田理代子『ベルサイユのばら』、ポリニャック夫人の馬車がロザリーの母親を轢き殺した際、ポリニャック夫人がロザリーに言った台詞。

 『ベルばら』ファンは誰でも知ってる「名台詞」らしいですが。

 ワタシは全然知らなかったのですが、今日のアニメ版『ケロロ軍曹』でギャグにされていて、改めて調べてみたらいやこれが凄い。「ベルサイユにいらっしゃい」でググると山のようなヒット。
 以下のブログに掲載された原典を見ると、実際にはうろたえながら発した台詞なのですが、どうもその後のポリニャック夫人の活躍のせいか、ものすごく高飛車な台詞として有名になってるようです。
http://www.nucl.net/~tanaka/sb/log/200608.html

 作者の意図とは反して名台詞となってしまったということで「アノ台詞」としてはいかがでしょうか。
「お前ら、小学校の時、通信簿に『人の話を聞かない』と書かれていただろ」

出典は『うる星やつら』。すでに慣用句化していますね。
「げぇ 関羽」 横山光輝「三国志」より

最近各所でこの台詞を見かけますが、どうやら2chが元ネタのようです。
http://heno2.com/2ch/v.php?15593
 横山光輝『三国志』からもうひとつ。

「これは孔明の罠だ」
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_koumei.htm

 これもよく見かけますねえ。検索したら12900件ヒットしました。「孔明のワナだ」と書いている人も多数。

 元画像はこんなの。
http://www.k5.dion.ne.jp/~siratama/wana.jpg

 しかし、何でこんなのが流行っちゃったのかしらん。
「魔法陣グルグル」の「チョッパヤで着替えないとケツカッチンだよ」

 声優の三瓶由布子さんが杉田智和氏のラジオに出演した時に「この台詞で仲の良い友達が出来た」と仰られてました。大学の時、友達がこの台詞を使ったのがきっかけで話が盛り上がったそうです。
 ギョーザボーイさんが別トピで紹介されたネタとのつながりで、さとうふみや「降魔法輪」より、

「エル・カンターレ ファイト!」

http://tiyu.to/permalink.cgi?file=news/09_09_14_08
http://homepage3.nifty.com/hirorin/bookangels.htm

 マンガとかアニメとかで、いろんな必殺技や攻撃呪文の名前を目にしましたが、ここまでセンス悪いのも珍しい。
「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」

もともとは「少女ファイト」という漫画のキャラクターが使ったなんて事の無い台詞だったものが、何故か「ひだまりスケッチ」の主人公に蔑んだ表情で言わせる画像が出回る事で急速に流行りだした模様・・・
18禁漫画で恐縮ですが「姉DVD」という作品より

「D・V・D!!D・V・D!!」

なんでこんな台詞が馬鹿受けしたのか未だに不思議です・・・
D・V・D!!D・V・Dがバカ受けしたのは俺も意味が分かりませんねー

なぜなんでしょうか?

はだしのゲンの中のセリフですが、

くやしいのうwww
くやしいのうwww

というのも、あのセリフに入りますかね?
あしたのジョーの中の台詞です。減量しなきゃならないのに、隠れてこそこそうどんを食べるマンモス西に、

「うどん野郎!」

と言って、ジョーが殴るシーンがありますよ。

なんかいいですね

「この…うどん野郎!」
「うどん野郎!」には吹きましたー!

最近、ブラック・ジャックを読み返しました。
家出をした美人が金持ちの旦那のところには帰りたくないと言う時のセリフ。

「もう二度と、ブタの所へもどる気はありませんでした。でも、お金も持たず、おまけに・・・お酒のために、からだがすっかりこわれてしまいました」

なんとなく電波な香りがします・・・。

「それ以上いけない」

 中国人店員をいびる店主にアームロックを決めた五郎を、店員が制止する時の台詞。最近よく目につくようになりました。
『孤独のグルメ』には五郎の名台詞は多いのですが、それ以外のキャラクターの台詞となると、やっぱりこれでしょう。
 ちなみにニコ動には「それ以上いけない」タグもあったりします。


 

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