アートミュージアムNO-MAコミュの独走羅列-どくそう-られつ-

独走羅列-どくそう-られつ-展

ボーダレス・アートミュージアムＮＯ-ＭＡが協力に入っている、「独走羅列-どくそう-られつ-」展の告知をさせてください。

ＮＯ-ＭＡを運営しています滋賀県社会福祉事業団が、今年、作品公募をしています。その応募数は500件を超え、様々な方から作品が届いています。
その中から13名の方を選出し、開催する展覧会です。

精神病院の閉鎖病棟に30年以上住み、絵を描き続けてきた人。
業者からもらう粗雑なダンボール紙に、空間を浮遊する生きたものを描き続ける人。
同じ顔を、幾つも幾つも作り続けている人。
お母さんに会いたくて、画用紙の中で流星のようにお母さんが回る絵を描く人。
捉えた事物が四角くなる人。
色を混ぜずに派手な模様を描き続けている人。
アフリカの部族が作るような、不思議な佇みを思わせる立体。
女性の体を、さらに健康的に描く人。
自分の名前を、意味なく羅列させる人。
この世に生まれてきたことを後悔し続けているような女性の絵。
身体のリズムによってのみ、描かれていく形。
コルセットのような女性の胸が、どこまでも女に見える美しい立体。

このような13名の作品を展示します。

日時　　2008年11月11日（火）～24日（月・祝）
　　　　9:30～17:00（入場は16:30まで）
休館日　月曜日（ただし11月24日は開館）
会場　　滋賀県立近代美術館　ギャラリー

↓展覧会のご案内
http://www.art-borderless.com/offer/example2.html

ちなみに、同会場の滋賀県立近代美術館では、
「アールブリュット-abcdコレクションより-」が開催されています。
↓詳細はこちら
http://www.shiga-kinbi.jp/art_brut/index.html