オリコンチャートマニアコミュの植村「トイレの神様」急上昇首位！AKB 4作同時TOP10入り

最新チャート(1/10付)トピック！

例年では新年一発目のチャートは2週合算集計の週であるが、締めなどの関係上で本年は合算集計を行わず単週での発表になるよう。

そんな新年一発目のシングルチャート(集計期間12/27～1/2)では年末年始のテレビ効果が大いに反映された。

1位に植村花菜の「トイレの神様」が週間1.1万枚で先週15位より急上昇を見せた。
これまで11月にシングル発売され12位→12位→19位→15位とTOP10内にはランクインせずレコード大賞、紅白出場効果が決め手だったようだ。
しかし週間1.1万枚での首位は過去最低の週間枚数。これまでワーストだった2万枚台の記録を大幅に下げた。
それだけ今のシングルが売れない氷河期だというのを証明した年末年始のチャート。

続いて同じく年末年始に見ない日はなかったAKB48のシングルがTOP10内に4作同時ランクインという離れ業を見せ付けた。
「チャンスの順番」は先週に続き4週連続TOP3入りとなり旧譜である「ヘビーローテーション」は先週8位→3位、「Beginner」は先週11位→5位、「ポニーテールとシュシュ」は先週25位→9位へと上昇を見せた。
急上昇した3作はいずれも紅白等でメドレー式で歌唱したナンバー。
これを機に既存ファンのみならず全国区へ名が広まり新規ユーザーによって購入されたと思われる。
この勢いは今年も衰えなく旋風を起こしそうだ。

ほか年末年始影響で上昇を見せたのは少女時代「Gee」先週13位→6位、EXILE「I Wish For You」先週20位→7位、いきものがかり「ありがとう」先週40位→15位、KARA「ミスター」先週33位→18位、坂本冬美「また君に恋してる」先週48位→29位となっている。

アルバムではAKB48からの派生ユニットノースリーブスの1stアルバム「ノースリーブス」が初動5.9万枚を売り上げ初登場首位を獲得した。
2008年のユニットデビュー以来シングルアルバム通じて初の首位となった。
アイドルグループからの派生ユニット首位は2002年8月のプッチモニが首位を記録した以来。

2位にはいきものがかりのベストアルバム「いきものばかり」が週間4.7万枚を売り上げランクアップ。
今週付で自身初となるミリオンセラーとなり、累計売上枚数は104万枚に達した。
ミリオンセラーは昨年に嵐が記録した「僕の見ている風景」以来のこと。このCD氷河期にミリオンセラーを記録するという偉業は素晴らしい。
年末年始披露した「ゲゲゲの女房」主題歌「ありがとう」効果が大きく後押しした。