「新九郎友の会」コミュの「第７６回西相展」

「第７６回西相展」

２３日迄

絵画・彫塑…２７８点

西相美術協会賞は山村出洋さんの「ＳＴＡＧＥ～?～」

大正期から昭和の時代を経て、７６回の歴史を刻む西相美術協会（豊島シズ枝会長）主催の「第７６回西相展」が小田原市本町の小田原市民会館（１階～３階）で開かれています。

２３日まで
時間は午前９時～午後６時（最終日は午後５時）

西相美術協会の前身・相州美術会の草創期のメンバーには、井上三綱や横田七郎のほか、日本を代表する女流画家となった小倉遊亀も参加していました。

同展には一般、会友、会員、高校生などから、個性豊かな絵画（日本画・洋画・版画）、彫塑など２７８点が寄せられています。

西相美術協会賞には、ジャズ演奏の一コマに筆を執った山村出洋さんの作品「ＳＴＡＧＥ～?～」＝写真＝

小田原市長賞に佐熊潔子さんの「壁に沿って」
小田原市議会議長賞に曾根章代さんの「追憶」

会場となった市民会館１階第１室から３階の１２室までには、個性的な色遣いと筆遣いで想いを表した抽象画や具象画など１００号前後の大作がズラリと並び、見る人を“芸術の世界”へと誘っています。

彫塑は１０点と少なく“少数精鋭”の展示となった。

次世代を担う高校生の部（２階ロビー室）には、県内外の公私立高校２４校の生徒から寄せられた水彩画や油絵、デッサンをはじめ文化祭や交通安全のポスターなど高校生らしい作品も含め１３３点を展示。

１０月初めの「南足柄市美術協会・創立４０周年記念美術展」で、高校生として初めて〈南足柄市長賞〉を受賞した高橋麻衣さんの作品が注目です。

　写真は、自作の「頭でっかち」を前に西相美術協会の歩みと７６回展を語る会長の豊島シズ枝さん

ギャラリー新九郎の木下泰徳さんは、洋画、彫塑に出品、共に受賞という快挙を挙げられています。