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科学は愛ですコミュのスプレー式皮膚細胞、静脈性下腿潰瘍治療に効果

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「スプレー式の皮膚」が下腿潰瘍の治療に効果を発揮
('Spray-on skin' helps heal leg ulcers:8月6日英語版配信分)


 http://www.qlifepro.com/news/20120809/effect-of-spray-skin-cells-and-treatment-of-venous-leg-ulcers.html
[QLifePro医療ニュース]
静脈性下腿潰瘍の治療にスプレー式皮膚細胞効果
雑誌『The Lancet』に、スプレー式皮膚細胞が通常の治療よりも静脈性下腿潰瘍の治療で効果を示すことが発表された。

静脈性下腿潰瘍とは
静脈性潰瘍は、静脈の血行障害である静脈逆流による創傷のこと。

静脈が正常に機能していないと、血液が逆流して血圧が上昇、静脈が引き延ばされて拡張した状態となる。すると、静脈の周囲の組織に新鮮な血液が十分供給されないため、感染防御機能のある白血球が不足してしまう。

そして、組織には毒素が留まり、潰瘍が生じる。それが、静脈性下腿潰瘍だ。

現在、アメリカには250万人の静脈性下腿潰瘍患者がいるというが、その多くは標準的なケアでは治癒しないようだ。

2種類の皮膚細胞をスプレーで噴射
今回、フェーズ2の臨床試験で、静脈性下腿潰瘍の治療薬として開発中のスプレー式の皮膚細胞が試された。

皮膚細胞には、新生児のケラチノサイトと線維芽細胞が用いられ、それぞれ生細胞と凍結細胞が使用されたという。同細胞は結合により効果を表すほか、患者自身の細胞と相互作用して、損傷した組織の再生を促す働きもするという。

臨床試験について
今回の臨床試験は、スプレー式皮膚細胞を静脈性下腿潰瘍に使用した場合の効果を、細胞濃度およびHP802-247の投与頻度によって比較調査がされた。

治験者は228人で、二重盲検無作為化プラシーボ対照試験の形がとられたという。

その結果、12週後のエンドポイントで、創傷領域の平均変化率として「0.5 ×106 cells per mL every 14 days」を投与された患者は、有意な平均減少を示した。一方、完治した患者の割合は統計的有意には達さなかったという。

これらの結果を受けて、論文の執筆者らは、「静脈性下腿潰瘍は、 再生医学を用いずにスプレー式の皮膚細胞で治療可能」と結論づけた。

難しいといわれる静脈性下腿潰瘍の治療であるだけに、スプレー式の皮膚細胞を用いた治療法には今後注目が集まるだろう。

▼外部リンク

The Lancet:Spray-applied cell therapy with human allogeneic fibroblasts and keratinocytes for the treatment of chronic venous leg ulcers
http://www.thelancet.com/journals/

The Lancet
http://www.thelancet.com/



  [英語原文記事]
   http://www.bbc.co.uk/news/health-19093302

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