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科学は愛ですコミュの世界最小の磁気メモリー開発 千葉大大学院などのグループ

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http://sankei.jp.msn.com/region/news/120710/chb12071023150006-n1.htm
千葉大学大学院などの研究グループは10日、1個の鉄原子に情報を記録することに成功し、世界最小の磁気記録メモリーを開発したと発表した。実用化されれば電子機器の一層の小型化が可能になるという。ハイテク機器の普及で世界的に争奪戦になっているとされる希少金属(レアメタル)の使用を減らし、主要産出地である中国への依存を減らすことも期待される。

 研究成果は、4日付で英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」のオンライン版に掲載された。

 同大学院融合科学研究科の山田豊和特任准教授らによると、開発された記録メモリーのサイズは、現在使われている金属磁石の約1千分の1となる1ナノメートル(100万分の1ミリ)。

 情報記録メモリーの素材は磁石が広く使われており、パソコンやテレビなどの記憶装置、ハードディスクは小さな磁石の集まりとなっている。物質を構成する最小単位は原子であるため、鉄原子は世界最小の磁石といえるが、単体だと不安定で室温などにより記録した情報が消えてしまう恐れがあった。

 そこで、研究グループは鉄原子を炭素や硫黄などの原子で覆い、1つの分子とすることで安定化に成功。山田特任准教授は「コンパクトで省エネな情報端末の開発が強く期待できる」としている。

 また、開発されたメモリーには、現行の素材に含まれているレアメタルを使う必要がない。日本はレアメタルの多くを中国からの輸入に頼っているが、資源の調達先の多様化にも寄与する。

 山田特任准教授は「この研究結果をもとに企業がしっかりと投資をして研究すれば、実用化はそう遠くないだろう」と話している。

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