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科学は愛ですコミュの研究:北米西海岸がフクシマ由来のセシウムによって10年で全太平洋地域における最大の汚染地域に − 「一桁高いものとなるだろう」

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研究:北米西海岸がフクシマ由来のセシウムによって10年で全太平洋地域に
おける最大の汚染地域に − 「一桁高いものとなるだろう」
(Study: N. America’s West Coast to be most contaminated by Fukushima
cesium of all regions in Pacific in 10 years - “An order-of-magnitude
higher” than waters off Japan (MAPS):7月16日英語版配信分)



Source:
http://enenews.com/study-n-americas-west-coast-to-be-most-contaminated-by-fukushima-cesium-of-all-regions-in-pacific-in-10-years-an-order-of-magnitude-higher-than-waters-off-japan-maps


タイトル:福島から太平洋へ放出されているセシウム137の長期分散に関するモデル・シミュレーション
出所:IOPscience
著者:Erik Behrens, Franziska U Schwarzkopf, Joke F Lubbecke and Claus W
Boning
日付:2012年7月9日
強調箇所は“”にて


[……]

その後数年をかけ、放射性物質を含む雲は、その中心部において最も高い濃度
を含んで西へと流れ、外側へと膨らみ続ける。北側部分は徐々にベーリング海
へと押し寄せる一方、放射性物質を含んだ主要な部分は5〜6年後には北米沿海
部へと到達し、最大値の相対濃度( > 1×10^4)に至ってバンクーバー島とバハ
カリフォルニアに挟まれた東北太平洋の広い一帯を覆う。それと同時に、放射
性物質を含んだ雲の南縁部分の僅かな一部は、北赤道海流(NEC)の流れに乗っ
て運ばれるようになり、ハワイ諸島の北部地方を縁どる北緯20度付近で西方に
延びるくさび形の状態に至る。“10年後、この雲の集団は太平洋全体でほとん
ど均質的となって東部の数値が高めとなり、バハカリフォルニア沖を最大値(〜
1×10^4)として北米沿岸部にそったかたちで広がってゆく。”放射性物質を含
んだ雲の南側部分は、北赤道海流によって亜熱帯の太平洋全体にわたり西方へ
と運ばれ、再び黒潮の流れで濃度を高めてゆくことになる。

[……]

様々な理想化を行うにあたっての注意事項(放出されるあいだの未知なる海洋
状態、未知なる放出エリア、生態系への影響の未算入など)とあわせて、以下
の結論が導き出されるかもしれない。

(i)黒潮の活発な海流周辺での、垂直および水平方向への急速な分散による希
薄化は、最初の2年間で放射能レベルの急速な減少をもたらし、水面近くのピー
ク濃度は、総量10PBq[ペタ・ベクレル=10の15乗 Bq]に基づくと、およそ10
Bq/m3の値まで減少する。中緯度の太平洋西部における活発な渦潮海域に関連
した強力な横方向分散は、渦潮を仮定しないモデル(0.5°cosφ)では著しく
過小評価されるようになる。

(ii) 北太平洋の中央および東での活動がずっと少ないエリアに向けて、放射
性物質を含んだ主要な雲が東方へと移流するせいで、その後の希薄化ペースは
勢いよく減少する。

(iii) さらに増す放射能のピーク値は6〜9年後、福島での事故発生以前に匹敵
する値にまで低下するであろう。(すなわちピーク濃度の総量はその後、福島
の事故発生以前の2倍の値を下回るまで減少するだろう)

(iv)この時までには、放射性物質を含んだ雲は、ほとんど北太平洋全体にまで
広がり、“北米沿海部のピーク濃度は太平洋西部よりも一桁高いものとなるだ
ろう。”

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