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科学は愛ですコミュの人のiPS細胞、増殖速度3倍 医療応用容易に

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http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG0801K_Z00C12A6MM0000/?dg=1
自治医科大学の花園豊教授らは医療応用に適した人の新型万能細胞(iPS細胞)を開発した。従来タイプより培養が簡単で増えやすい。再生医療に応用すれば、臓器などの細胞に育てて移植するまで時間が短縮できるという。横浜市で13日から開く国際幹細胞学会で発表する。

 京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞はあらゆる細胞に変化できる。現在、人やマウス、サルなど様々な動物で作られている。ただ人のiPS細胞はマウスに比べ、増える速度が遅く、心臓の筋肉など目的とする細胞に育ちにくいなどの課題がある。受精卵のように様々な細胞に変化できる能力を得るための「初期化」が、人の細胞では不十分なのが原因と考えられている。

 研究チームは皮膚など体の細胞に4個の遺伝子を導入する従来の作製法を工夫。別の遺伝子や特定の化学物質も一緒に加えた。できたiPS細胞は大量培養しやすく、倍増するまでの時間は従来の3分の1の約1日で済む。形や遺伝子を調べ、マウスiPS細胞と同様に受精卵により近い状態になっているのを確かめた。細胞の安全性も高いという。

 新手法で作ったiPS細胞を今後、他の研究者に提供する。臨床応用できれば、患者がiPS細胞を使った再生医療を素早く受けられる可能性がある。iPS細胞の臨床応用では、理化学研究所や慶応大学などが目の難病や脊髄損傷、心臓病などの治療を目指した研究を進めている。

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