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科学は愛ですコミュのニコラよ、おまえの重大な秘密を暴露してやる・・・カダフィからの脅し。

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カダフィが卑劣なサルコジの大いなる「秘密」を暴露すると
(Kaddafi May Reveal Big 'Secret' About Little Sarko:3月15日英語版配信分)


http://blog.goo.ne.jp/higurashi55/e/3d7ef1788c57422ecaee4cb79377725c
[ふりかえれば、フランス。]
膠着状態に入ってしまったようなリビア情勢ですが、ここにきてフランスのかなり前のめりな対応が目立ってきています。

今まではリビア上空の飛行禁止区域の設定などへ向けて、イギリスのキャメロン首相の先走り感が指摘されていましたが、急にサルコジ大統領がリビア制裁の先頭に立ったようです。

反カダフィ派の作る国民評議会(le Conseil national de transition)を最初に承認し、国民評議会からの駐フランス・リビア大使を受け入れると表明しました。

こうした動きに、カダフィ派はもちろん黙っている訳はありません。数年前、パリを訪問し、テント暮らしをしながらルーブル美術館を訪問するなどサルコジ大統領との蜜月ぶりを披露したのも、今は昔、流れに浮かぶ泡沫にすぎません。いまや、脅し文句・・・お前にとって都合の悪い極秘情報をばらすぞ! 10日の『ル・モンド』(電子版)が伝えています。

リビアのカダフィ体制は、国営通信社を通して、10日、サルコジ大統領の退陣を引き起こすような極秘情報を暴露すると伝えてきた。これはフランス政府が国民評議会をリビア国民の代表として承認した直後のことで、リビアの国営通信社“Jana”は、暴露される情報は、サルコジ大統領をその権力の座から引き下ろすに十分なもので、しかも大統領選挙の資金に関するものだと伝えている。

このメッセージはフランスが国民評議会をリビア国民を代表する唯一の合法的組織だと承認し、フランスの大使を国民評議会側が支配下においているベンガジに派遣すると発表した直後から繰り返し報道されている。

しかも、カダフィ政権側の外務省高官は、フランスによるリビアへの有害な内政干渉に対しリビアはフランスとの外交関係断絶も辞さずとさえ述べている。

チュニジアのジャスミン革命やエジプトの体制崩壊時に、対応が遅いと批判されていたフランス政府は、リビア情勢に関しては一転、反カダフィの国民評議会を承認した最初の国になった。パリを訪問している国民評議会の代表者3名はサルコジ大統領との会談後、フランス政府は国民評議会を唯一の交渉相手と認め、現在カダフィ政権が押さえているトリポリにいる駐リビア・フランス大使を国民評議会側の中心地・ベンガジに移らせると決めた、と公表している。

今回の承認により、両国は大使の相互交換を行うことになり、最初は駐ベンガジだが、やがては駐トリポリになるだろうと、代表団の一人、アリ・エサウィ(Ali Essaoui)は語っている。

その後、会談に同席したフランスの哲学者、ベルナール=アンリ・レヴィ(Bernard-Henri Lévy:哲学者・小説家・コラムニスト、頭文字でBHLとも呼ばれる)は、新たな駐仏リビア大使には数日以内に信任状が与えられるであろう、また駐リビア・フランス大使もベンガジに移ることになるだろうと再確認している。

レヴィは続けて、われわれはカダフィがもはや合法的なリビアの代表者ではないことを初めて明確にし、そのことを会談の冒頭でサルコジ大統領が述べたのだが、その毅然とした態度には国民評議会からの代表団も驚いたほどだ、と述べている。

国民評議会の承認など、上記の内容は、代表団3名を受け入れる窓口となったサルコジ大統領周辺も、今回の決断は重要な政治的行為だと、追認している。大統領との会談後、国民評議会の代表団はまた、サルコジ大統領が11日のEU首脳会議においてリビア危機に関する包括的提案を行うようだと語っている。

しかし、包括的提案をもっていることは認めながらも、サルコジ大統領は詳細に関しては開示していないが、その概略を9日に紹介した。大統領周辺によると、サルコジ大統領は、反体制派の支配地域においてすでに国連が行っている人道支援を強化するとともに、EUとしてリビアの原油禁輸について検討すべきだと考えているようだ。また、リビアからの移民急増の可能性についてもEU首脳と対応を探りたいとしている。

またEUの枠を超えて、フランスとイギリスは国連に対して、リビア上空に飛行禁止地域を設けるよう安全保障理事会に働きかけようとしている。EU首脳会議の前日、国民評議会をリビアの正当な政府と認めたサルコジ大統領は、リビア問題について意見が分かれ、慎重になっているEU首脳をリードしようとしている。

・・・ということです。カダフィ大佐がサルコジ大統領のどんな秘密を暴露するのかは明らかになっていません。単なる脅し文句なのかもしれませんが、一方、フランス側の対応には、チュニジア、エジプトでの政権転覆の際の不手際を一気に回復するとともに、苦戦が予想されている大統領選挙へ向けて強いリーダーシップを発揮し、支持率の回復につなげたいという、サルコジ大統領側の思惑も見て取れます。

植民地時代に、西欧諸国によって恣意的に引かれた国境、石油などの資源や武器輸出などをめぐる西欧各国の思惑、強力なリーダーがいないとなかなかまとまらないと言われるアラブ各国の国民性・・・中東から北アフリカにかけては、共通の問題を抱えているようです。

過去をいかに清算し、21世紀の新たな地域政治を展開していくのか。北アフリカから中東における政変に対する国際社会の対応が、大いに注目されます。

もちろん、視線は海外だけではなく、国内へ。東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた方々への支援の気持ちを忘れることはできません。フランスのメディアも、ニュース番組のほとんどの時間を日本の地震報道に費やしていましたし、駐仏日本大使も出演していました。また、内務省は100人規模の救援隊と物資49トン、救助犬12頭を日本に派遣することを発表しています。国際的連帯の輪が広がっています。

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