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科学は愛ですコミュのいまユダヤ人の起源が大きな話題になりつつある

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弥勒菩薩ラエルのコメント:多くのパレスチナ人たちがユダヤ人のDNAをもっ
ています。政治的に方向づけられたこれら科学者たちが、そのことについて触
れないのはひど過ぎます。
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■遺伝子研究によってユダヤ人離散に光明が投じられる
(Genetic study sheds light on Jewish diaspora:6月11日英語版配信分)

http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2010/06/no_806.html
[中東TODAY]
世界で最も狡猾で優秀でありながら、歴史的に常に虐げられ、悲惨な体験を積んで来たユダヤ人とは、一体何者なのかということが、これまで何度と無く世界中で関心を持たれてきた。
 こうした「ユダヤ人とは何か?」という大きな疑問に対する関心に加え、最近「ヨーロッパ系ユダヤ人はユダヤ人ではない?」という説が台頭してきていた。この説を採る人たちは、ヨーロッパ系ユダヤ人(アシケナージ)の起源は、ハザール帝国だという立場を採っている。
 ハザール帝国とはカスピ海の北西部にあった国で、その国がイスラム勢力とキリスト教勢力に挟まれた時、生き残りのための選択として、ユダヤ教徒に改宗したというものだ。国王がユダヤ教に改宗し、それに国民も従って、改宗したということだ。
 このハザール帝国がやがて滅び、ハザール人たちはロシアやヨーロッパに、移住して行ったのだというものだ。したがって、ヨーロッパ系ユダヤ人は、人種的にはトルコ系のハザール人であり、決してユダヤ人ではない、ということになる。
 何故このような説が出てきたのかということも、考えてみる必要があろう。その裏には、親ユダヤ派の人たちの思惑と、反ユダヤ派の人たちの思惑が、絡んでいるのではないか。
 最近、この説が発端であろうか。DNA鑑定を試みることによって、誰がユダヤ人であり、誰が偽物のユダヤ人なのかを、確認する作業が行われた。その結果は、ヨーロッパのユダヤ人(アシケナージ)と東洋系ユダヤ人(セファルディ)との間には、近似性が他と比べて、高いという結論が出た。
つまり、分かりやすく言えば、近所に住む非ユダヤ人とユダヤ人との間のDNAの類似性よりも、遠くに離れて居住しているユダヤ人のDNAの方が、近いというのだ。
加えて、アシケージとセファルディとの近似性も、他と比べると高い、ということのようだ。この場合、一つだけ付け加えておかなければならないのは、東洋系ユダヤ人セファルディは、スペインやポルトガルから追放され、一部はオランダに渡り、他はトルコに渡っているのであり、コーカサス・ハザールの地域から、ヨーロッパに入ったユダヤ人とは、異なるということだ。しかし、この二種類の起源の異なるユダヤ人のDNAも、他と比べると近い、という報告が出ている。
ユダヤ人と言っても、これらとは全く異なるのは、エチオピアのユダヤ人とインドのユダヤ人だとされた。彼らは近隣者のDNAの方が、他の地域のユダヤ人のDNAよりも、近いという結果が出ている。それは、改宗ユダヤ人が多いことに、起因しているのかもしれない。
さて、なぜ今世界中のユダヤ人のDNA鑑定をしてまで、このような結論を引き出す必要があるのだろうか。それは、ユダヤ人内部の「自分たちは一体何者なのか?」という疑問と、将来に対する不安からであろう。彼らの脳裏をよぎるのは、常にデアスポラ(追放と流浪)であり、マサダ・コンプレックス(敗北と絶滅)であり、ホロコースト、ポグロム(大量虐殺)なのであろう。

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