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科学は愛ですコミュの男性ホルモンが女性を友好的にする!?

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テストステロンが攻撃性と関係するというのは「思い過ごし」
(Testosterone link to aggression 'all in the mind':12月12日英語版配信分)

http://www.rda.co.jp/topics/topics4553.html
[アライブ!サプリメントカフェ]

◎一般に男性ホルモンのテストステロンは、攻撃的で利己的で危険な行動をとらせると考えられています。しかし、新しい研究はこれに反駁します。

◎一般認識に反して、このホルモンを与えられた女性は、より公平で友好的なゲームプレーヤーになりました。

◎ただし、これは、女性がテストステロンを与えられていないと思っていた場合だけでした。

◎テストステロンを与えられたと考えていた女性は、それが真実であるかどうかに関係なく、不公平で欲張りな利己主義者となりました。

◎この結果は、人間の行動において「心はホルモンに勝る」ことを示唆しています。

◎テストステロンが、攻撃的で、危険で、利己的な行動を引き起こすという偏見は、この十年間に増加しています。

◎ポピュラーサイエンス、芸術、メディアで、長年、人間の攻撃性に男性ホルモンが関与すると考えられています。確かに、動物の研究では、去勢が明らかに好戦的傾向を低下させました。

◎しかし新しい研究は、人間でもテストステロンが攻撃性をもたらすという動物実験からの推論は偽りであることを示しました。

◎スイスのチューリッヒ大学のエルンスト・フェール(Ernst Fehr)氏らが、Nature誌に8日付で発表しました。

◎「男性ホルモンのテストステロンは、人間に、反社会的な行動を引き起こします。ただし、それはテストステロンの生物活性によるのではなく、我々の偏見と先入観によるものです」と、この研究者は言います。

◎この研究は女性だけを対象としましたが、男性でも同じであると言います。

◎この研究では、120人以上の女性に2人一組で、本物の現金をかけて「最後通牒ゲーム」をしてもらいました。

◎このゲームでは、ペアのうちの一人が「提案者」となって、もう一人の「応答者」に、お金を二人で分ける方法を提案します。

◎「応答者」は、その申し出を受け入れるか、または断ることができるだけです。

◎合意に達しなかった場合は、二人とも現金を得ることができません。

◎ゲームのルールは、公平な申し出と同様に不公平な申し出も許容しました。

◎提案が公平であれば公平であるほど、パートナーによる拒否は少なくなって、交渉は成功しました。

◎研究者は、「提案者」の女性に、0.5ミリグラムのテストステロンを含む錠剤か偽薬のどちらかを与えました。しかし、女性にどちらを与えたかは告げませんでした。

◎一般的な見解が正しいなら、交渉過程の結果にかかわらず、テストステロンを受けた女性は、攻撃的で、利己的で、危険な戦略をとると予想するでしょう。

◎しかし、この研究の結果は矛盾したものでした。一般に、人工的に高められたテストステロンのレベルの被験者は、偽薬の人より、公正な良い提案をして、その結果として提案が拒絶される危険性を最小限まで減少させました。

◎この結果は、テストステロンが人間で攻撃的であるかエゴイスチックな振舞いを引き起こすという先入観を明確に反駁します。

◎代わりに、テストステロンは状況への感受性を増加させると示しています。

◎動物は、比較的簡単な社会システムをもつので、状況への認識の増加は攻撃性として現れるのかもしれません。

◎社会的に複雑な人間環境では、親社会的な行動は、攻撃性ではなく、状況を守ることです。

◎とはいっても、男性ホルモンが攻撃性を引き起こすという一般認識は、どうやら根深いものであるようです。

◎ゲームを始めてから、「提案者」の女性にどちらの錠剤を服用したと思うかを尋ねました。

◎実際にテストステロンを服用した女性は、公正に振る舞い、対立的な交渉を避ける傾向があって、社交的な意思疎通が上手でした。

◎しかし、自分がテストステロンを服用したと信じている女性は、真実はどちらであっても、偽薬を服用したと考えた女性より、こちらも真実はどちらであっても、不公平な提案をしました。

◎攻撃性を引き起こすのはテストステロン自体ではなく、むしろこのホルモンの周囲にあるようだと、この研究者は述べています。

◎「テストステロンに対する一般的認識が、女性に、不公平な行動をとることを正当化させた」と考えるのは妥当でしょう。

◎「人間の行動の方法と品質における生物学的原因を示す研究結果が増加しており、部分的に正当化されています。しかし、この研究結果は、人間の行動に、生物学的影響とともに社会的な影響も大きいことを明確に示しています」と、この研究者は述べています。

◎「他の動物はホルモンなどの生物学的要因から支配的な影響を受けますが、人間の行動のコントロールにおける生物学の影響は比較的少ないようです」。

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