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科学は愛ですコミュの女性が長生きなのは、男性の精子の遺伝子のおかげ!?

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男性の遺伝子が「寿命に制限をかけているかもしれない」
(Men's genes 'may limit lifespan':12月3日英語版配信分)

http://www.rda.co.jp/topics/topics4540.html
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◎日本はもとより世界中で、平均的に、女性は男性より長生きします。言いかえれば、男性は女性より短命です。このカギは、男性の精子の遺伝子にあるかもしれないという、研究結果が報告されました。

◎哺乳類の雌雄の両方がもっているが、オスだけで活性化している特異遺伝子に、この研究者は注目しました。

◎この遺伝子は、男性の身体を大きして配偶者の獲得競争に役立つ一方で、男性の寿命を犠牲にすることが、動物の実験の結果から示唆されました。

◎この発見は、人間を含む、すべての哺乳動物に適用できるだろうと、この研究者は述べています。

◎東京農業大学の河野友宏(Tomohiro Kono)教授らの研究結果が、Human Reproduction誌電版に1日付で掲載されました。

◎この研究では、2匹の母親からの遺伝子要素だけで作成されていて、父親の遺伝子要素をもたないネズミ(マウス)が使われました。

◎このネズミは、母親と父親の両性の遺伝子をもつネズミより、かなり長生きしました。

◎ 2匹の母親をもつネズミは、生殖に雌雄を必要としない「単為発生」と呼ばれる技術で作られました。

◎メスの卵子のDNAを操作して、オスの遺伝子の特徴をもつメスのネズミをつくり、未熟な卵母細胞を取り出して、体外で卵子になるまで成熟させ、この卵子の核を、男性の遺伝子の代わりに使用します。

◎これを、受精していない大人のメスのネズミの卵子に移植して、分裂が始まった卵子を、メスのネズミの子宮に戻します。

◎父親の遺伝子的要素をまったく受け継いでいない子ネズミは、両親から遺伝子的要素を受け継いだ通常の子ネズミよりも生存期間が約 1.3倍長くなることが分かりました。

◎2匹の母親をもつ子ネズミ(13匹)は平均で 841.5日間生存しましたが、一方、通常のネズミ(13匹)は平均で 655.5日間生存しました。つまり、父親の遺伝子をもたない子ネズミは、通常の子ネズミより、186日間も長く生きたのです。

◎最も長寿の 2匹の母親をもつネズミは 1,045日間生きましたが、最年長の通常のマウスは生後 996日めで死にました。

◎2匹の母親をもつ子ネズミは、生まれてから 20カ月後に、通常のネズミと比べて、かなり体重が軽いことが分かりました。しかし、

◎このネズミは、通常のネズミより、優れた免疫システムを持っていました。

◎父親から受け継ぐ Rasgrf1と呼ばれる遺伝子がカギである、この研究者はと考えています。

◎この遺伝子は、9番染色体に位置して、出生後の成長に関連しています。 通常、それは父親から遺伝した染色体から発現します。

◎この遺伝子は、オスにもメスにも渡されますが、メスでは、刷り込みとして知られている過程で、遺伝の発現が停止します 。

◎「私たちは、長い間、世界中のほとんどすべての国で、女性が男性より長く生きる傾向があり、この寿命における性差は、他の多くの哺乳類にも起こることを知っています」と河野教授は語っています。

◎「しかし、この違いがなぜ起こるのかは明らかではありませんでした。特に、哺乳動物の寿命は、どちらか片方の親のゲノム構成よって制御されるのか、それとも両親のゲノム構成によるのかが不明瞭でした」。

◎「この結果は、ゲノムレベルでの寿命の男女の差を示しました。男性の精子ゲノムが哺乳動物の寿命に不利益な影響を持っているということ暗示しています」。

◎そして、この研究は、おそらく、なぜ寿命に関して女性は男性より有利な立場にいるのか?という問いにも答えるだろうと言います。

◎ 1つの仮定は、オスは、自分の子どもを作り自分の遺伝子をばらまくための、メスを獲得する競争に勝つために、「身体を大きくする」ことに資源を集中させるということです。

◎対照的に、メスは、オスを獲得するためにエネルギーを使用することなく、妊娠と子育てのためにエネルギー蓄える傾向があります。

◎この結果として、オスは大きな身体を手にいれた代わりに、メスより寿命が短くなりました。

◎しかし、ケンブリッジ大学の老化の専門家のケイ-ティー・カウ( Kay-Tee Khaw)教授は、この結果は必ずしも人間に当てはまらないだろうと言います。これは興味深い発見だが、寿命における性差は、長い歴史と異なる環境に中で変化しており、一つの遺伝子ではなくもっと複雑な要素で説明されるでしょう。

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