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科学は愛ですコミュの<特定抗体>人の血液から 富山大大学院教授らが開発、がん治療応用期待

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090817-00000023-maiall-soci
 8月17日17時27分配信 毎日新聞

 ◇短期間で大量に

 富山大大学院医学薬学研究部の村口篤教授(免疫学)らのグループが、特定のウイルスなどを攻撃する抗体を、人の血液から約1週間で作り出す新システムを開発した。従来はマウスなど動物の血液から半年以上かかって作成しており、良質な抗体を短期間で大量に作ることで、がん治療などへの応用が期待される。成果は16日付の米科学誌「ネイチャー・メディシン」電子版に掲載された。

 人間の血液中にはウイルスや細菌、がん細胞などの抗原と戦うリンパ球がある。そのうちBリンパ球は抗原の刺激を受けると「抗体産生細胞」となり、病原菌が出す毒素を中和したり、殺したりする抗体を生み出す。

 抗体を使った医薬品は現在もリウマチや、がんなどの治療に使われているが、特定の抗原に対する抗体産生細胞は人の血液中で推定1万個に1個以下と少なく、通常は検出や採取ができない。動物を使った抗体作成は時間がかかり、品質が悪いなどの欠点があった。

 グループは、富山県工業技術センターと6年前に共同開発したマイクロアレイチップを応用。チップはシリコン基板にリンパ球1個が入る穴(直径10ミクロン)を約23万個並べたもので、抗原に反応する細胞を数分間で解析・選別できる。今回はワクチン接種した健康な人の血液を使い、肝炎などに対する複数の抗体を得ることに成功した。

 抗体を使った医薬品は副作用が少ないメリットがある。新システムを使えば患者本人のがん細胞に対する抗体を大量に培養、投与する免疫療法も可能になる。【青山郁子】

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