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科学は愛ですコミュの副作用抑制、効果増大の抗がん剤開発 京大・玄准教授ら

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000508-san-soci
7月1日0時34分配信 産経新聞

 主に卵巣がんなどで効果を発揮する天然由来の抗ガン剤「タキソール」について、アレルギー性の副作用を抑えたうえ、効力の高い改良型の開発に、京都大学再生医科学研究所の玄丞烋(しょうきゅう)准教授(生体材料学)らの研究グループが成功し、30日発表した。約3年後から製薬企業と共同で臨床実験を行う予定で、玄准教授は「患者負担を軽減する画期的な発見」としている。

 玄准教授によると、タキソールはイチイ葉の抽出成分が原料だが、親水性が低く、点滴投与用に液体に加工する際、水溶性を高めるため「ひまし油」が混入される。この影響で、投与された患者の約3割は体が赤くはれるなどの症状を起こすといい、課題となっていた。

 研究グループは、ひまし油の代わりに、体に害を及ぼさない天然高分子「デキストラン」を選択。混入実験を重ね、水溶性の高いタキソールの作製に成功した。

 さらに、葉酸を吸着させてがん細胞に投与する実験も実施。従来のタキソールよりがん細胞に溶け込みやすくなり、約3倍の抗ガン作用が得られることを確認し、効力の強い「葉酸吸着水溶性タキソール」の開発に成功した。玄准教授によると、がん細胞の表面には葉酸の受容体が多く、葉酸を含むタキソールを多く取り込む習性があるという。

 研究成果は、7月3日に東京で開かれる学術集会で発表される。玄准教授は「副作用を軽減できることで患者に負担がかからず、効果的に治療を行うことが期待できる」と話した。

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