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科学は愛ですコミュの「動物胆」がメタボ予防に効果 富山県薬事研究会が確認

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http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20090612201.htm
富山県内の製薬会社の研究員らでつくる県薬事研究会のグループは11日までに、動物の胆汁にメタボリックシンドロームを予防する効果があることを突き止めた。主成分の胆汁酸が血糖値の上昇と体脂肪の増加を防ぐことを、実験で確認した。クマや牛などの胆のうからつくった生薬は「動物胆」として古くから消化を促進させることが知られているが、新たな薬効の可能性が出てきた。
 予防効果を確かめたのは同研究会の生物部会で、金盛俊介部会長(第一薬品工業)ら4人が研究に当たった。

 胆汁は動物の肝臓で生成されるアルカリ性の液体で、脂肪の消化を助ける働きがある。従来、その成分の一つである「コール酸」を投与すると血糖値が下がり、体脂肪も減少することが確認されていたが、同時に肝機能障害を引き起こすことが課題となっていた。

 同部会では、クマや牛から取り出した天然の胆汁を使って実験。マウスにそれぞれの胆汁酸とメタボを引き起こす高脂肪食を与え続けた結果、肝機能障害を起こさずに血糖値と体脂肪が抑えられた。さらに、メタボの診断基準の一つである中性脂肪も減少していた。

 同部会では今後、糖尿病のマウスに胆汁酸を与え、メタボの改善効果の裏付けを進める。金盛部会長は「天然の胆汁酸の安全性と新たな作用が確かめられた」と話している。

 研究の助言に当たった県薬事研究所の松永孝之課長(薬学博士)は「最新の治験で薬効が認められれば、医薬メーカーがあらためて生薬に注目するきっかけになる」と期待を寄せている。

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