Blue Gene/Pは、コンピューティング分野において重大なマイルストーンとなる。2006年11月には、「Blue Gene/L」が世界のスーパーコンピュータランキングで第1位にランクされた。Blue Gene/Lの連続使用時の最高処理速度は、280テラフロップス(1テラフロップスは毎秒1兆回の浮動小数点演算を実行)を超える。
Blue Gene/Pの開発により、ドイツのドレスデンで今週開催のInternationalSupercomputing Conference(ISC)で発表されるTop 500 Supercomputer(世界のスーパーコンピュータトップ500ランキング)で、IBMが最上位にランクされるのは確実のようだ。2006年11月に発表された前回のランキングでは、93機種のIBM製コンピュータがランク入りし、そのうちの4機種がトップ10入りを果たした。