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科学は愛ですコミュの毛嚢の再生を促す遺伝子が発見された

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(Gene find triggers baldness hope:5月19日英語版配信分)

人間の脱毛は逆転させられるかもしれない、と新しい毛細胞をマウスの皮膚で作り出
すことを助けた科学者達は示唆しています

毛嚢が損傷を被ってしまった場合に、それを再生させる事は不可能だと考えられてい
ました。

しかしUniversity of Pennsylvaniaの研究チームは、「Nature」誌に単一の遺伝子を
使用することによって、実際に髪の成長を促進する事が出来る、と語っているので
す。

ある英国の専門家は、今回の研究は刺し傷の治療の為のより良い技術の開発を助け
る、という意味合いでより重要だと判明するかもしれない、と語っています。

人間の頭部にはおよそ10万の小さな毛嚢が存在していて、それぞれから一本の髪が伸
びています。

これらの小嚢は、妊娠によって胎児が形作られる最初の段階で作り出され、その後の
人生の間には、二度と交換の為の小嚢が作り出される事は無い、と考えられてきまし
た。

しかし今回University of Pennsylvaniaの研究チームは、「wnt」と呼ばれる刺し傷
の治癒の際に重要な役割を果たしている特定の遺伝子が、新しい毛嚢が作り出される
際にも、なんらかの役割を果たしているように思える、という事を発見したのです。

彼らの実験では、マウス達の皮膚の外側の表面層(表皮)から、小さな部分が取り除
かれました。

その行為が、その領域に存在していた幹細胞の活動を目覚めさせたように思われる、
と彼らは語っています。そしてその活動の中には、多くの毛嚢の生産も含まれていた
のです。

「wnt」遺伝子の作用が妨げられた場合には、毛嚢は一つも作り出されませんでし
た。そして反対にその作用が増強された場合には、より多くの毛嚢が作り出されたの
です。その表面層は、最終的に隣接した領域と区別がつかない状態になりました。

▼めざましい力

研究者達は、彼らの研究結果は脱毛症だけでなく、刺し傷の治療や再生医療などのよ
うな他の局面に関しても、新たな治療の為の扉を開く物だ、と語っています。

University of BradfordのDes・Tobin教授は、「この論文は、皮膚は修復能力という
これまでに知られていた能力だけでなく、再生のための非常にめざましい力を持って
いる、という説得力のある証拠を提供するものです」、と語っています。

「これまで長い間、毛嚢の発達は胎児の状態の時の早期の発達段階に存在している生
理的条件のもとでだけ生じる物だ、と考えられていました」

「今回の論文は、刺し傷の治癒の環境に存在している独特の条件のもとで、再生が進
行している表皮とその下部に存在している真皮の中に目立たない状態で存在している
細胞群から、非常に複雑なものである毛嚢を新たに作り出す事が出来る、という事を
納得がゆく形で示したのです」

「今回観察された結果には多くの意味合いが含まれています。しかし恐らくそれが大
人の幹細胞のプログラムを変える力について教えてくれている事が、最も大きなもの
でしょう。それは、再生医療と刺し傷の治療に適用される事になるでしょう」、と彼
は付け加えました。


[科学ニュースあらかると]
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1608612

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