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☆競馬感動物語☆コミュの競馬から見える人生の名言

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【ジャパンカップ(GI)から見える人生模様】




10R 第29回 ジャパンカップ(GI)




1着 ウオッカ
2着 オウケンブルースリ
3着 レッドディザイア






〜JC数日前 牛角にて〜





トーセンファントム
「よーし今日こそパインバーグディッシュと
 10種の野菜の和風ハンバーグの恨み晴らさせてもらうからな!
 今日はおまえのおごりだぜ、キングダムよ」


ローズキングダム
「わかった、わかったって。
 まったくもう、根に持つなよなー」


トーセンファントム
「よーし、今日は食うぞ〜。
 店員さ・・・あ・・あれは・・・まさか・・ウオッカさん・・?」




ウオッカ
「ふぅ。。お父さん遅いな。。」




トーセンファントム
「キキキキングダム!!ウウウウオッカさんが・・!」


ローズキングダム
「おおー本物だあ。すげー美人。
 どうする?話しかけるか?」


トーセンファントム
「ババババカ、おまえそんな恐れ多いこと無理無理〜。
 はぁ〜ウオッカさん・・実物をこの目で見られただけで幸せ・・ポー」


ローズキングダム
「確かに話しかけづらいよな。
 歴史的スーパースターだもんな」






タニノギムレット
「おお、ウオッカ。すまんな待たせてしもうて」


ウオッカ
「お父さん。遅かったね。待ちくたびれちゃった」


タニノギムレット
「すまんすまん。あ、お姉さんビールひとつね。
 ウオッカどうじゃ調子は?
 あいかわらずスターじゃな。
 さっきもあっちの席で若いのがお前の話してたぞ」


ウオッカ
「・・そう・・」


タニノギムレット
「・・・わかっとるよウオッカ。おまえが本当はさみしがっていることを。
 スターになればなるほど、まわりはおまえを敬遠していくことを。
 気丈に見せているが、本当は孤独につぶされそうになっていることを」


ウオッカ
「・・・お父さん・・・ 涙」


タニノギムレット
「だがな、ウオッカ。それはスターの宿命じゃ。
 おまえは人々に勇気を与える使命を持って生まれたのだ。
 わしもスターで孤独だった。今も孤独じゃよ」


ウオッカ
「そうだったんだ。お父さんも。
 ありがと。少し元気になれたよ」


タニノギムレット
「うむ。孤独はスターの代償じゃ。乗り越えろよ。
 ちょっとトイレに行ってくるぞ」




ウオッカ
「私はスターじゃなくてもよかったんだけどな。でもがんばろ。
 あれ・・・?お父さんの携帯にメールが・・・」



メール
「ギムレットおじさん元気〜?ミクロコスモスです うふ
 先日はごちそうさまでした〜。おいしかったよ〜。
 それにそのあとの・・・キャッ はじゅかしい〜
 ギムレットおじさんたら、普段クールなのに
 あの日はあんなことやこんなことまで・・・キャー
 またメールするねぇ。はあと」



ウオッカ
「・・・・・」









        完




 ※苦情はギムレットおじさんの方へお願いします(高山)




〜JC数日前 引き続き 牛角にて〜






タニノギムレット
「待たせてすまん。ウオッカ。
 いやーなんとびっくりトイレットペーパーがなくてな
 しょうがないからトイレットペーパーの芯の紙をはがしてだな・・・」


ウオッカ
「お父さん、なんかメール来てましたけど」


タニノギムレット
「ん?メール?どれどれ・・・はぅっ!!
 ここここれには海よりもふかーい事情があってだな・・・」


ウオッカ
「ミクロコスモスちゃんは同じ厩舎の後輩なんだけど 怒
 大切な後輩をたぶらかすなら父といえど・・」


タニノギムレット
「ちちちがうってーウオッカちゃんー、ね?
 だからトイレットペーパーがなくてな?
 もう覚悟を決めてしっぽで拭いてやろうかと思ったくらい追い詰められ・・」





ローズキングダム
「なんか向こうの席のウオッカさんとお父さん、モメてんなー」


トーセンファントム
「そうかー? それよりウオッカさん、美人だよなー デレデレ
 ・・・ん?あそこにいるのはもしや オウケンさん?





オウケンブルースリ
「に、日本にはもう慣れた?コンデュイットくん・・」


コンデュイット
「OH!ミスターオウケンのおかげでー順調デース」


オウケンブルースリ
「で、でもすごいよねー。キングジョージにBCターフ連覇なんて・・
 ぼ、僕には到底ムリだな・・あは」


コンデュイット
「HAHAHA−!!!オウケンも "日本なら" 英雄ダヨー。
 私と同系列で比べるのは無謀ナノネー 
 HEY!ミスターオウケン、ワタシお腹すいたヨ。
 特上カルビを持ってきてくだサイ。
 それと私は食事中コーラが飲みたくなるカラ、外に行って買ってきてくだサイ」





ローズキングダム
「ちっ。あの外人、日本のG1ホースをパシリに使おうってのか? 怒
 ナメやがって。鉄拳お見舞いしてやる!」


トーセンファントム
「ま、まずいってキングダム。やめとけって」






オウケンブルースリ
「あ、あは、わかったよコンデュイットくん。僕ちょっとコーラ買ってくるね・・」


ウオッカ
「行くことないわ、オウケンくん」


オウケンブルースリ
「ウ、ウオッカさん・・・」


ウオッカ
「オウケンくん、コンデュイットさんの長所を認めることはいいことよ。
 でもね、そこであなたが卑屈になる必要はない。
 あなたにはコンデュイットさんには無い強みがあるんだから」


コンデュイット
「OH!!ビューティフルガール!
 どうだい、私がJCを勝ったら、一晩付き合うっていうのは?HAHA」


ウオッカ
「好きにすればいいわ。私に勝てるのなら」









        完




〜ウオッカJC優勝後 病院にて〜





オウケンブルースリ
「ウオッカさんのお父さん!」


タニノギムレット
「おお、オウケンか。いやーここでもトイレットペーパーがなくてな。
 昨日みたいにトイレットペーパーの芯の紙をはがす作戦で
 いこうと思ったら、なんと芯がないタイプで・・」


オウケンブルースリ
「そんなことはいいですから!ウオッカさんの容体は!!」


タニノギムレット
「ああ、大丈夫じゃ。今は病室で眠っておるよ。
 命に別状はないが、有馬はチト無理かもしれんな」


オウケンブルースリ
「そ、そうですか。。ひとまず無事でよかった。。
 お父さん、病室の方には入れますか?」


タニノギムレット
「ああええよ。でも眠っているけどな。顔だけ見ていけ」







   〜ローソンの前 外国馬5頭たむろ中


ジャストアズウェル
「くそー上位をジャップに占められるなんて屈辱ダゼ!!
 これじゃあ俺たちのメンツ丸つぶれダ!
 どうすんだヨ!コンデュイット!!」


コンデュイット
「あのクソアマ調子こきやがッテ。。
 このままじゃすまさネエ。。痛い目にあわせてやル。。
 あれだけのいい女はそういねえからナ・・フハハ」







   〜病室〜


ウオッカ
「・・すやすや・・」


オウケンブルースリ
「ウ、ウオッカさん・・僕がバカにされたから・・
 こんなにがんばって・・・ 泣」



コンデュイット
「YAAAAA!外国馬5頭がお見舞いにきたゼ!ウオッカちゃーん!」



「コ、コンデュイットくん・・だめだよここは病室・・」
   バキッ!!(オウケン殴られる)


コンデュイット
「HAHAHAーオマエ邪魔だヨ!あっち行ってろタコ!」


オウケンブルースリ
「いたた・・コ、コンデュイットくん・・
 とりあえずここじゃあれだから、外に出よう・・」


コンデュイット
「あぁ〜?オマエひとりでやんのカ?こっちは5人だゾ。
 ちょうどよかっタ。。俺たちゃストレスたまってんだヨ。。。」






   〜病院 入口付近〜



トーセンファントム
「いや、だからハンバーグとパイナップルのハーモニーがさー・・」


ローズキングダム
「だからってウオッカさんのお見舞いに
 パインバーグディッシュを持ってくるなよー。
 てか病人にハンバーグはダメだってー」


トーセンファントム
「ああー?!!なんかあそこで馬がたくさん倒れてるぞ!
 はっ!オウケンさん?!!大丈夫ですか!!
 キングダム!俺、看護師さん呼んでくる!」


ローズキングダム
「・・オウケンさん、どうして・・
 てゆうかあそこに転がってる外国馬は一体?」






   〜病室〜 オウケンとタニノギムレット



オウケンブルースリ
「ギムレットさん、すみません、手を出してしまいました。。」


タニノギムレット
「ホッホ。おまえの父親ジャングルポケットも気性が荒くてな〜。
 気が優しいおまえのことを心配して
 ブルースリーのように強くなってほしいから空手を教えるんだと
 言っておったよ」


オウケンブルースリ
「でも父からケンカに空手は使うなと言われていました・・」


タニノギムレット
「なあオウケン。確かに男には忍耐が必要じゃ。
 でもおまえは不当に傷つけられたんだろう?
 どう考えても自分に非がないなら
 それを伝えることも時には必要じゃよ」








        つづく




〜病室〜 オウケン療養中






レッドディザイア
「やっほ〜♪オウケンくん、元気〜?」


オウケンブルースリ
「なんだ、レッドかよ。元気なわけないだろー見りゃわかんだろうが」


レッドディザイア
「なぁに〜子供の頃からの幼なじみが
 せっかくお見舞いにきてやったってゆうのに〜。
 オウケンくん、ケンカしたんだって?めずらしいね。
 どうしてケンカなんかしたわけ?嫌いでしょ?暴力」


オウケンブルースリ
「うるせーなー。おまえもう帰れよー。俺はケガしてんだよ」


レッドディザイア
「もしかして誰かを守るためだったとか〜?
 オウケンくんがケンカするのって昔からそういう時だけだったしさ〜」


オウケンブルースリ
「別に。あの黒人5人がムカついたからやっただけだ」


レッドディザイア
「もしかしてもしかして〜、ウオッカさんのためとか〜?」


オウケンブルースリ
「な、なななに言ってんだよ。バカかおまえはー」


レッドディザイア
「・・・・・・・」


オウケンブルースリ
「・・・・まあ、そういう理由もあるかもな・・」


レッドディザイア
「・・・そ、そうだよね〜ウオッカさん超キレイだし強いし
 オウケンくんが恋するのもわかるよ〜。
 じ、じゃあ私はもう帰るね。
 キットカット持ってきたから食べて〜。
 きっと勝つ!ってか〜。じゃね♪」





   バタン




レッドディザイア
「オウケンくん・・・泣」






〜病室〜 オウケン引き続き療養中






ウオッカ
 コンコン「オウケンくん、大丈夫?」


オウケンブルースリ
「ウウウウオッカさん!鼻出血の方は大丈夫なんですか?」


ウオッカ
「ええ、おかげさまでもう大丈夫よ。
 それよりオウケンくん、外国馬とケンカしたって・・」


オウケンブルースリ
「あはは、いやー肩が当たった当たらないでモメちゃいまして〜。
 ご心配かけてすみません!」


ウオッカ
「・・・聞いたんだけど、あの黒人5頭、最初私の病室に来たって・・」


オウケンブルースリ
「う・・・・・」


ウオッカ
「・・・オウケンくん、私のために・・・
 ごめんなさい。痛い思いをさせてしまって 涙」


オウケンブルースリ
「い、いやいやいいんですよ〜ウオッカさん、
 僕はウオッカさんを傷つけようとする奴は
 自分の身がどうなろうと許しませんから!」


ウオッカ
「オウケンくん・・ありがとう。あなたは優しい人ね」


オウケンブルースリ
 ドキドキドキ「ウ、ウオッカさん・・ボク前からウオッカさんのことが・・・」


ウオッカ
「・・・・・」


オウケンブルースリ
「すすすすす・・好きですっ!ウオッカさん!!」


ウオッカ
「・・・オウケンくん、ありがとう。とても嬉しく思うわ。
 ・・・でも私・・・・・・・好きな人がいる・・・」


オウケンブルースリ放心状態
「・・・そっ、そりゃそうですよねー!
 ウオッカさんの心を奪うなんてきっとスゲー素敵な人なんでしょうね!
 ボ、ボクちょっとランニングしてきますね!!」





   オウケンは走った。
   あふれ出る涙をぬぐいもせずに。




   ♪さよならだけの人生に
     ほほえみを無くした時
      さよならだけの人生に
       振り向けばおまえがいた

             (引用:堀内孝雄)




オウケンブルースリ 河川敷で号泣
「ハアハア・・うぐっ・・ウオッカさん・・・泣」



  謎の歌声が聞こえる・・・

「♪さよならだけの人生に、優しさが壊れたとき
 さよならだけの人生に、振り向けばおまえがいた〜♪」



オウケンブルースリ
「?だれだ・・?」


レッドディザイア
「・・・よっ♪ オウケンくん。この歌、好きだったでしょ?
 ・・・カ、カラオケでも行ってパーッと発散しよっか!」


オウケンブルースリ
「・・・・・涙」


レッドディザイア
「・・・・ね? 涙」





  レッドディザイアは、強くオウケンを抱きしめた








         完




高山
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