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アフリカコミュの南アフリカの映画 TSOTSIを観て

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4月14日(土)から封切られた南アフリカについての映画、TSOTSIを観ました。

4月13日(金)の日経新聞の夕刊に広告が出ていて、それを読んで、「えっ???」と、驚き。


Nelson Mandelaの言葉として、「私もTSOTSIだった。」と言う趣旨のことばが書かれていて。

少なくとも、Mandelaさんの自伝、LONG WALK TO FREEDOMでは、TSOTSIについては

Part Four: The Struggle is My Life のp179で
Sophiatown ,,,is home to ,,,assorted tsotsis (gangsters) ,,,という言及があるくらいでは。

彼のこの自伝の半ばから、彼自身がANCのnon-violenceの方針を捨て、sabotage 反政府破壊活動(政府関係施設の破壊活動。但し、殺傷はしない)に方向転換するあたりで、

to live as an outlaw in my own and.

という記述は出てきますが。

TSOTSIというこの単語が、gangsterとoutlawの両方を意味しうる単語なのだということなのであれば、この広告に書かれていたMandelaの言葉の真意も判るような気がします。
しかし、彼が、自分もかつてgangsterだったことがある、と語ったとは思えません。
いづれにしろ、Mandelaのことばをこのように引用するのは、かなりout of contextになるのでは、と感じますが、いかがでしょうか。

映画のほうは、結構あっさり終わったなあ、というのが印象。

ところで、最初のシーン、駅舎内、列車内のシーンに出てくる黒人男性は、Kwa-Zulu Natal州そしてヨハネスブルグが舞台で、大変に感動した南アフリカ映画、Beat the Drumに出てくる 長距離トラック運転手で少年Musaを助けるNobe役のOwen Sejake でしたね。


三枚目の写真はBeat the Drum。この映画は、日本ではまだ上映されていないと思います。

コメント(1)

原作小説『ツォツィ』も出版されました。

人気翻訳家、金原瑞人氏による訳も原文の雰囲気をよく伝えるすばらしいものだそうです(手元にあるのですが、まだ読んでません)。


出版社の紹介より
アカデミー賞外国語映画賞受賞作品原作:南アフリカの国民的劇作家であり、反アパルトヘイト活動の旗手であるアソル・フガードが書いた唯一の小説。60年代に書かれ、80年に出版され、現在世界16カ国で翻訳、刊行されている。
物語に魅了された人々により何度か映画化が試みられたが、05年
にようやく実現。
アカデミー賞外国語映画賞を始め数々の賞を受賞、各地で観客の涙を誘っている。

『ツォツィ』  アソル・フガード 著、金原瑞人・中田香 訳
定価1,575円(税込み)304ページ 
ISBN:978-4-89998-076-6

読者モニターの感想も掲載中!小説『ツォツィ』ホームページ
http://www.aoyamapb.com/

アマゾンから買うのであれば、こちらからどうぞ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4899980760/ryospage03-22

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