フランス映画がスキコミュの地下鉄ザジ～「トムとジェリー」風、どたばたナンセンス

地下鉄ザジ（１９６０）

★作品をどう崩すか

小学生３年の時に観て以来、謎の映画でしたが

最近観て謎がとけました。

脚本がほとんどない、脱線映画

映像感覚は後生の監督に絶大な影響与えた作品

作品をどう崩すか、

崩しすぎても作品が壊れるし、その微妙な按配。

★あこがれの女性(写真右）

出演のザジの叔母カルラ・マルリエ

小学生の頃に観て、あこがれの女性でした。

いい女ですね。

★ルイマルのパリ

あらすじは、でたらめ、ナンセンス、混乱のカオス、

ずっこけ、脱線映画

地下鉄好きの少女ザジがパリ中、かけめぐる。

追いかけっこは「トムとジェリー」風

全編パリが描かれています、ルイマルのパリはこんな感じ。

「フェリーニのローマ」と比較すると面白いです。

★概要

地下鉄に乗るのを楽しみに地方から出てきた１０歳の少女ザジが、
2日間パリに住む親戚のガブリエルおじさんに預けられる。
ザジはおじさんの元を抜け出し、地下鉄のストライキで混乱するパリの町を冒険する

★仕入れた情報

ヌーヴェル・ヴァーグを代表するルイ・マル監督が、
映像化不可能といわれた前衛作家レイモン・クノーの小説を映画化したドタバタ喜劇。
地下鉄に乗ることを夢見てパリにやって来たナマイキなおてんば少女ザジと、
珍妙な大人たちが巻き起こす大騒動をアイロニカルに描く。

クリニャンクールのノミの市やエッフェル塔、モンマルトルなどパリの名所をザジと
一緒に駆け回っているような気分にひたることができる。

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★基本情報

原題　Zazie dans le metro

監督ルイ・マル

脚本ジャン＝ポール・ラプノー
ルイ・マル

原作レーモン・クノー

出演:
カトリーヌ・ドモンジョ,
フィリップ・ノワレ,
ユベール・デシャン
カルラ・マルリエ

音楽フィオレンツォ・カルピ

上映時間 93分
製作国フランス
言語フランス語

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