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伝承文化研究所コミュの『平成育児百人一首(假稱)』制作企畫について

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 伝承文化研究所では、この度『平成育児百人一首』を制作して、育児への一助となる事業企画を考えてゐます。

 共立女子大學名誉教授で日本親学協会の木村先生とお会いして、『育児百人一首』を制作する話を行った。

 これは、私が昨年、國立國會図書館で明治三十九年に発行された『育児百人一首』という本を見つけたことから、以前より子育てに悩む若いお母さんの何か指針になればといふ思ひを持ってゐたのであるが、昨年は様々な豫定が詰まってゐてなかなか具體的に世に問ふ事が出來なかった事案であった。

 今回は、たまたまこの『育児百人一首』の本の話を木村先生にお話ししたところ「今迄聞いたことがないし、是非その内容を見せて欲しい」といふことでお会ひしたのでした。

 私は現代は子育ては大きな社會問題化してゐる時期でもあり、親学の普及事業を行ひ、育児關係に大きな力を割いてゐる木村先生におかれては、當然ご存知であらうと思ってゐたので意外な感じを受けたのでした。

 それと、現代版育児百人一首なるものが世に出てゐると思ってゐたのですが、調べて見たのですが、それらしきものを見つけることが出來ませんでした。

 私の見つけた『育児百人一首』は、明治の末期に作られたものでもあり、現代に合わぬ歌も多數有り、この儘世に出したとしても現代の育児に通用するものは少ない感じを受けていましたので、それを元に現代版『育児百人一首』を制作したいといふ思ひが強烈に湧いてきたのです。


 木村先生も、「今、育児のノウハウのマニュアル的なものが残念乍ら存在しない。そんなものがこのような『百人一首』といふ形で出たならば大いに有意義なことであらう」ということで、これを現實化しやうといふことになりました。

 當初は、私が『育児百人一首』の本歌に合わせて、和歌を新たに作ったもので作ろうといふ考えでしたが、木村先生が、スポンサーをつけると同時にメディアの協力もいただいた形で公募形式で多くの方々から育児のノウハウの詰まった和歌(短歌)を募集してその中から百首を選定して作った方がよいといふことになりました。

 また、先生と交流のある大學の国語の先生も選定委員に入ってもらふといふ方嚮で企畫を作ることとなりました。

 實は、木村先生は漢字検定協会の評議委員もされており、そこは現在潤沢な資金があり、社會事業への使い道を探してゐるとのことで、先生がお話しを通して下さるといって下さったので、實現する可能性が高い感じがします。

 そこで、皆さんの中で『育児百人一首』の資料や身近にこんなものがあったといふものがありましたら教えていただければと思っております。

 一應、『育児百人一首』の制作企畫の概略を載せておきます。もし、何か気付いたことがあったならメッセージを下さい。



 『平成育児百人一首(假稱)』制作企画提案書(案)

                   企畫提案者 伝承文化研究所
                     平成二十一年一月吉日

【目的】

 昨年、國立國會図書館に於て明治三十九年に発刊された『育児百人一首』という本を發見致しました。
 社會背景が大きく違ふとは云へ、育児への社會支援の一つとして大きな意義があったのではないかと感じました。
 本企画は、この『育児百人一首』の本を参考にしつつ新たな『平成育児百人一首(假稱)』を時代背景に合わせた本並に歌留多を制作して子育てに勤しむ方々への大きな一助とならんことを願って進めたいと思っております。

【企画内容】
一 『平成育児百人一首』の和歌を公募する。
二 公募した和歌を百首選定し、『平成育児百人一首』を決定する。
三 この選ばれた『平成育児百人一首』を歌留多並に本として制作する。
四 制作された『平成育児百人一首かるた』は、全国市町村の育児支援を行っている施設で使用してもらふ。
 (この他社會團體で育児關聨の事業活動を行ってゐるところも對象とする)

【背景】
いま、子育てに悩み苦しんでゐる若い方々の多さは社會問題化してゐると云へます。
 行政を始め社會福祉團體が、それに對應せんと様々な取組を行って居りますが,其の數が増してゐるやうにも感じます.日本といふ國は元々家族が、地域が、學校が自然に育児に關はり、子供達を育んで來たといへます。
 しかし、いつの間にかその體制が崩れ、育児方法の傳承が途切れてしまったと思ふのです。
 これにより子育てのノウハウもいつの間にか消えかけてゐると思へるのであります。
 「温故知新」といふ言葉がありますやうに古き良きものを現代に生かすことは私達が責任ではないでせうか。
 『百人一首かるた』は日本人に愛され傳承されてきた文化であります。
 ご存知のやうに百人一首は和歌で作られます。
 和歌の生命は「美しい言葉」であります。美しい言葉は人を優しくし、心を清らかにし、人を輝かせます。
 この百人一首かるたと育児のノウハウを基にした『育児百人一首かるた』は、歌留多遊びを通して、子育てに苦しむ多くの若いお母さんに子育ての智慧を自らのものとしていただくと同時に、それらの方々の交流のツールとしても使用し、のみならずその子等に美しい言葉を脳裏に刻み込み、語彙を豊富にするに違ひないと確信しております。
 

【選定方針】
 ◎子育ての智慧や子供を慈しむ心溢れた和歌(短歌)であること。
 ◎美しい言葉で作られていること。
 ◎選定された和歌(短歌)は選定委員の若干の修正を入れることがあるのを了解してもらうこと。
 
【選定委員】
 木村治美(共立女子大學名誉教授・日本親学協会会長)
 小林 隆(伝承文化研究所代表・寺子屋『こゝろ塾』塾長)
 其の他の有識者数名

【制作實行委員会の設立】
 呼びかけ人の決定
 制作趣旨書並に方針の策定
 発起人の募集及び決定
 制作實行委員の募集及び決定
 制作實行委員会の発足


【完成までの流れ】
 『平成育児百人一首』の募集要項の決定 
 『平成育児百人一首』の公募
 『平成育児百人一首』の選定
 『平成育児百人一首』の教則本並に歌留多の制作
 『平成育児百人一首』の普及 
 
 

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