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伝承文化研究所コミュの京都研修旅行 その10

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(仁和寺・御室会館)

 名古曽の滝を最後にけふの豫定の總べてを終えて、仁和寺の宿坊(しゅくぼう)御室(おむろ)会館に嚮(むか)ひました。

 もう足は悲鳴を上げっぱなし、餘りにも超ハードな豫定を反省もした一日でした。

 大覚寺からはタクシーで嵐山駅まで行き、そこから電車で御室に嚮ふやうに変更を提案されたので有難くご好意を受けたのでした。

 この日の宿泊は、右京区にある仁和寺(にんなじ)の宿坊、御室会館であります。

 これは、旧京都御所の紫宸殿を移築した国宝・金堂で朝のお勤めを宿泊した人に参加させてくれると云ふ事で決めさせていただきました。

 宿坊に到着したのが5時半頃。

 仁和寺は、光孝天皇様の建立されたと言ってもよいお寺で、世界遺産に指定されています。

 こゝで夕食を食べながら一日を振り返りましたが、皆な本當に喜んでくれました。

 たゞ、私自身としては、もう少し一つ一つの處をゆっくり見て廻る方がよかったのかなと感じてゐます。

 今回は事前調査旅行と云ふ事で考えた方が良いと言ってくれ、この旅行で次の計晝をしっかり行ふ事と励まして下さった。

 
 食堂を出るとマイミクさんが訪ねて下さったのです。

 それもお二人も。

 お二人とも憂国の志を強く持っていらっしゃる方で時の経つのも忘れ時間一杯までお話しをしたのでした。


(拙歌)

古(いにしへ)の旅の仮寝(かりね)の宿となる
      仁和の寺にたどり着くかな

その昔御所を移したその伽藍(がらん)
      崇(とうと)み一夜過ごしつるかな

限界を超ゑて歩きし嵯峨の里
      けふの仮寝の宿に着きけり

くれなづむ京の都のしぐれ雨
      御室に着くまで優しく包みぬ

日の本の明かき未来(あした)を願ひてし
      思ひの強き友と語りぬ

明日担(にな)ふ若き血潮の滾(たぎ)りたる
      言の葉胸に響きけるかな

我れ願ふ明かき大和に念(おも)ひ持ち
      訪ねし人や嬉しかりける

ますらをの魂(こころ)や顔に漲(みなぎ)りて
      憂ひを語る嵯峨野の宿かな

千木(ちぎ)高くしろしめしたる天皇(すべろぎ)に
      仕へ奉(まつ)れと思ひ深まる


(次回から第2日目になります)

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