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シネマインク.の部屋 コミュの豚マンと『スター・トレック』と『ROOKIES卒業』

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先週は僕らの劇団『よりみち』の第2回公演だった。
最初は、せつないラブストーリーを作るつもりだったのだが、気付けばショートコントになっていた。上演時間も70分ほどに短縮され、新型インフルエンザが影響して、お客様がいらっしゃらないかもしれないと、かなり心配していた。ガラガラの席で、少ないながらも一生懸命練習したお芝居を演じるのは辛いものなぁ。

ところが「ガラガラは辛いので、見に来てくれ!」と、出来る限り声をかけたらなんと満員になってしまい、用意した席をさらに追加することになってしまった。

しかも、これが評判良かったりすると、こんな安直な作り方で良いのか?と考え込んでしまいそうになる。
脚本担当で役者のケルビーノ君ならば、「いやー、僕の演技は完璧でしたからね。」と言いそうだが、「君の演技は、ひつこい時があるので、直すように。」と演出の僕からダメ出しをしておこう。

お芝居の中で、豚マンについて議論する箇所がある。え?豚マンって?それ、肉マンのこと?と言っている人、関西では豚マンです!!
最初は、どこの豚マンがおいしいかという話から始まる。関西ローカルな、551の蓬莱や一貫楼や神戸南京街の老祥記が好きだの、ミスタードーナッツが良いだの、はてはセンタン(これを知っている人は40歳オーバーです。)だのと言い争う。

次に何をつけて食べるかでもめるのだが、これは僕が大学の時に論争したことがネタになっている。(論争などと大したものではないのだが。)

カラシ以外はつけないという方も多いだろう。でも、あえてつけるとすれば、皆さんは何ですか?
醤油?酢醤油?ウスターソース?トンカツソース?

大学生にもなって、
「酢はおかしい!あっさり醤油でないと!」、「いやいや豚マンは中華なのだから酢醤油でないと!老祥記は酢醤油だし!」、「トンカツはしつこい、のどにからむ!ウスターでないと!」、「何を言う!あのフルーティーなトンカツソースこそ、中の具に合うのだ!」とそれぞれの主張というか、味覚で1時間以上話したのだった。

ちなみに我が家はトンカツソースである。僕は上記の4つ調味料は何をつけてもおいしいと思うのだが、子供の頃から豚マンにはトンカツソースをつけていたので、それが習慣になっている。

TVの「秘密のケンミンSHOW」を見ていると、それぞれの地方にしかない食べ物、食べ方には驚かされるが、それが昔からの習慣ならば、否定すること事態ナンセンスであり、僕は、一度その土地へ行って、その食べ物を食べてみたいと思うものね。

あと、トコロテンに何をかけるかでも、もめたな。大阪は圧倒的に黒蜜で、神戸は三杯酢だった。「トコロテンが甘いなんて、信じられへん!」「酸っぱいトコロテンなんか食われへん!」「おやつやないねんから!」「おかずやないねんから!」・・・。

うーん、冷静に第三者的に見れば、どっちでも良いことに思えてきた。みなさんも、お友達と話してみてください。案外、その家独特のものを見つけることができて楽しいですよ。

ちなみにお芝居では、豚マンにジャムを塗るという人が現れて、試食するシーンがあります。

今週は2本!
まずは『スター・トレック』。
僕はトレッキー(初期スタートレックのファンをこう呼ぶ。)ではないが、子供の頃、『宇宙大作戦(スタートレックの日本語題)』は良く観ていた。なので、多少の知識はある。

今回の監督であるJ.J.エイブラムスはトレッキーでもなく、あまりTVの『スタートレック』は観ていなかったらしい。役者陣もほとんど観ていなかったらしく、スポック役のザッカリー・クイントなんか、『スタートレック』が始まるとチャンネルを変えていたらしい。
そんな基礎知識のない連中で大丈夫か?トレッキーは厳しいぞ!
と思って観たら、これがよく出来ていた。
確かに今までの『スタートレック』とは違い、スピーディーで、アクション満載である。カークなんか雪の中、怪獣と追いかけっこするし、子供の頃のカーク登場シーンはビースティー・ボーイズの音楽だもんな。

それに加えて、きっちりトレッキーにしかわからないポイント(コバヤシマルテストやウフーラのファーストネームなど)も押さえている。これは台本の段階で、有名なトレッキー3人がサポートしてストーリーを作り上げたかららしい。そのことが良かったのかファンの人もファンでない人も納得させ、良いバランスの中でヒットしている。

クルーをも外されていたカークが、いきなり艦長になるところは、突っ込みそうになったが、ま、それは時間内のご愛嬌にしておこう。レナード・ニモイのスポックもゲストどころではないほど意外と出ているので、トレッキー感涙ものだな。

カーク役、クリス・パインもスポック役、ザッカリー・クイントも若くて未熟なところがなかなか好演だったしね。
『スタートレック』お得意の別世界のスタートレックストーリーは、続編も観たい!と思わせるオススメ映画です。

続いて『ROOKIES・卒業』。
TVで御馴染みの、イケメン不良の野球スポ根ものの劇場版である。僕は原作者、森田まさのりの「ろくでなしBLUES」の大ファンなので、こちらの原作は読んでいないがTV版『ROOKIES』は毎週観ていた。

クサイ話なのだが泣けるストーリーと阪神タイガースの選手と同じ名前の人物設定がおもしろく、毎週楽しみにしていた。TV版は3年生になった野球部員のところで終わったので、最後の夏を目指すニコガク(二子玉川学園高校の略称)野球部を劇場で観ることが出来るのはかなり楽しみであった。

劇場版も定石を踏まえ、クサイが泣ける話に出来上がっている。
ちょっと長すぎる感もあるが、最後のニコガクメンバーを沢山観たい人のためにはしかたないか。

試合で、そんなにバントばっかりしてたら、普通は相手チームに読まれるやろ、と突っ込んでしまいそうになったが、細かいディティールなんか関係ない、イケメン俳優達が、かっこ良く、泣かせてくれればOKな映画である。

赤星役、山本裕典君や濱中役、石田卓也君といった次世代メンバーもかっこよく描けており、イケメン好きな女子は、始終ウルウルできること間違いなし!

男前たちが泥まみれになるところを是非、劇場で観てください。

以上、店長でした。

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