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シネマインク.の部屋 コミュのユメ十夜について語ろう!

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一月の中旬頃から、右目のまぶたに違和感があった。鏡を見るとまぶたが二重になっていた。僕は一重まぶたなので(本当は少し奥二重に年をとってからなっている。)バランスが悪くなって笑える。嫁は「くりくり二重になっている!」とうらやましがるが、僕は高倉健さんのような鋭い一重まぶたが理想である。

すぐに元に戻るかと思っていたが、未だに二重である。これは年をとって皮膚がたるんできたからかなぁ、と思っていた。

今朝、起きるともう片方の左目も違和感があったので鏡を見ると両目が二重になっていた。僕は思った。「おぉ、タダでプチ整形できた。」と。もう一つ思った。「この方法を解き明かして、本にすれば、高須クリニックもビックリ!リスクも無しの二重になれる方法ということで、僕は大金持ちだ!!」とバカなことを考えてしまった。

だいたい、僕は二重を望んでいない。それに基本的には整形は反対だ。TVなんかで、いじめの対象になっていた人が整形で生まれ変わると言うのは不本意だが、しかたないなと思うけど、普通のかわいい娘が、ここが嫌いだからとすぐに整形してしまうのは許せない。ま、芸能人は顔が商売だからいじくってオモチャのよに顔を変えるのもしかたないかな。

そこで、僕の自然に二重になる方法ならば・・・と皮算用をしていたら昼過ぎには左目は元にもどっていた。片方だけが二重である。残念、儲け損ねた。

いやいや、まだ片方は二重だし、昨日の寝るまでのセオリーをふめばもしかしたらまた片方も!え、どういうセオリーかって?それは教えられまへんなぁ。企業秘密言うやつですわ。教えてほしければ店でなんか買うておくんなはれ。・・・嫌な奴になりそうなので、これ以上はやめとこ。わかったらちゃんと教えます。

今週は『ユメ十夜』。僕は大学時代、夏目漱石の『夢十夜』を勉強したことがある。(僕は国文学部である。)教授いわく、夏目漱石の作品は『夢十夜』を期に作風が変わったそうである。どう変わったのかは、その後の作品を全部読んだわけではないのでわからなかったが。ただ、当時読んだ時の印象は、不条理なホラー小説のようだったという感じか。僕は豚の話とお地蔵様の話が好きだったので、どう映像化しているかは楽しみだった。

今回は10人の監督がそれぞれ10分ほどの作品を作っている。実相寺昭雄は本作が遺作となった。市川崑もその可能性はあるだろう。(おっと、言い過ぎました。)役者もさまざまで、ラインナップ的にはおもしろい。しかし、これは・・・一般受けしないなと観ていて思った。僕は楽しかった。最後の豚の話はあまりにも違い過ぎていたので納得いかなかったが、お地蔵様の話を『呪怨』の清水崇が監督していたので怖くて良かった。

いろんな『夢』をいろんな監督が楽しんで作っている。それは分かるのだが、もともと不条理な『夢』の話だから、予備知識がない人は意味も分からず、退屈する可能性もあるだろうし、その調子で第七夜目の天野喜孝の作品なんかの時になると寝てしまうかもしれない。

その点では注意して、観て下さい。

この作品は漱石自身が「理解されるには100年もの長い年月がかかるだろう。」と言ったそうだ。漱石先生、100年後でもわからない人が多いです。きっと、みんなはあなたの『夢十夜』より、僕の『無理をせず、二重まぶたになる方法』に興味があると思います。

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