ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

三浦綾子コミュの三浦綾子読書会全国大会(11月6日午後の分)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
三浦綾子読書会全国大会1日目(11月6日金曜日)のご報告2/3
三浦光世記念集会(続き)

森下代表と中村啓子さんに次いでお話してくださったのは編集者の熊田和子さんでした。
熊田さんは長年三浦綾子さん光世さんと編集のお仕事を通じて深い交わりを持ってこられた方です。
三浦綾子『風はいずこより』三浦綾子・星野富弘対談集『銀色のあしあと』三浦光世『青春の傷痕』などを始めとする多くの作品の編集に携わられた方です。

いのちのことば社に入社して『百万人の福音』の編集に携わり始めてしばらく経ったある日のこと、『風はいずこより』が3年の連載と言うことで始まることになった。
会社が熊田さんをその担当者と定めたので、旭川に一人で出張することになった時のエピソードをご披露してくださいました。

その時は写真家の松浦さんが同行してくれて、三浦家を訪れました。1987年のことでした。
私はえらい先生だと思って、とても緊張してしまい、話にならない状態がその場を支配してしまったのです。
綾子さんが、叱る風にではなく「あなたは大変緊張しているので、その緊張が私にも感染っちゃうのよ」といっていつも利用していたタクシーを呼んで旭川見学に連れ出してくれました。「ここが陽子ちゃんの家」とか「ここが陽子が通った学校」とか・・・そして美瑛にも連れて行ってくれました。

このことがあってから、私は綾子さんのファンになりました。

『風はいずこより』は連載中、休載や原稿遅れは一回もなく、本当に忠実に約束を果たしてくださいました。

また、熊田さんが信徒説教者として南米にお出かけになった後は「先生」と言う言葉を付けて呼んでいただきました。何度も固辞したのですが、最後まで「先生」と呼ばれました。

編集者に対しても、最初から最後まで敬意を払って接してくださいました。

ずっと長いお交わりの中から
1.伝道者としての作家
2.生きる姿勢
3.小さな会社の小さなものに対しても
  丁寧に対応してくださった
これらのことを学べたことが人生の宝です

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

三浦綾子 更新情報

三浦綾子のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング