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三浦綾子コミュの文学散歩2015 道南(大沼・函館)2泊3日の旅  1日目その5

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文学散歩2015 道南(大沼・函館)2泊3日の旅  1日目その5

ツアー・メンバーが勢揃いしたところで、立待岬に行ったのでした。
途中、大型バスが通れるのだろうかと思うような細い道を、熟練の運転手さんの手際の良い運転で、岬までの取り付け道路を走っていきます。
途中に石川啄木一族のお墓がありましたが、写真を撮ることはできませんでした。残念^^;

岬に着きました。
ここは『函館山の南端に突き出た岬で、津軽海峡をはさんで下北・津軽半島を彼方に望むビューポイント。かつては異国船を監視する要所だった。夜はイカつりの漁火を間近に眺められるロマンティックな場所でもある。』(函館市の『名所スポットピックアップコース』から引用
https://www.hakonavi.ne.jp/site/course1/tachimachimisaki.html

当日は、生憎の雨と風で、折角のオーシャンヴューも残念なことになってしまいました。
ここから徒歩で市電の谷地頭駅まで歩き、途中の啄木一族のお墓などを見ることも計画されていたようですが、取り付け道路は狭いですし、天候も良くないので、バスで谷地頭駅付近まで連れて行ってもらうことになりました。

立待岬は、『ひつじが丘』の中に、地名だけ出てきたと思います。

― ― ― ― ― ― ― ― ―
「奈緒美。あしたは休みだから、どこかに行ってみようか」
「え?どこかに?」
 奈緒美はおどろいて良一を見た。ことしこそ桜を見に行きたいと思っていたばかりの奈緒美だった。
「うん、函館山の桜も咲いたというし、立待岬でも、五稜郭でも、奈緒美の行きたいところに連れていってやるよ」
「ほんとう?うれしいわ。のりまきでも作って行きましょうね」
 奈緒美は、良一が急にこんな話を持ち出したことが、やや不安でもあった。函館育ちの奈緒美が知人を会うことをおそれて、良一は今まで一緒に外出するということがなかった。しかし、とにかく久しぶりにどこかに出かけるのはうれしかった。
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